このPTのメイン盾
「またこいつらか」
白、赤、弓のスケルトン部屋。
りょーちゃんは一番近いスケルトン。
鈴木くんと佐藤くんは、2人で同じレッドスケルトン。
田中くんは真ん中へ走る。
それぞれの性格が出ている。
「ぬぉおおおお! 切り払い!」
ぶすり。
「ォアアーーーッ!?」
田中くんが囲まれているので、助けに行こう。
3体に狙われているので、ヒールだと回復が間に合わない。
弓で引き寄せる時間もなさそうだし……。
ぶすり。
田中くんとの間に割り込み、攻撃を受ける。
「大丈夫?」
「せ、SENRIさん……?」
「アーチャースケルトンはボクに任せて、レッドスケルトンを」
「は、はい!」
このパーティーの中では、ボクが一番耐久力がある。
ポーションを飲みながら攻撃を受ければ、数発は大丈夫なはず。
「あの野郎、俺たちのSENRIさんを……!」
「女子に手を上げるなんて、許せねぇ!」
鈴木くんと佐藤くんが猛ダッシュでやってきた。
いい感じのサイドアタックに。
ザックザク斬りつけて倒す。
「大丈夫っすか!?」
「ケガとかないっすか!?」
「う、うん」
心配そうに聞いてくる。
ポーションで自然に回復する程度のダメージ。
このダンジョンのダメージ量はちゃんと計算しているから大丈夫。
「おい、田中ぁ! なにしてんだよ!」
「お前が守られてどうする!」
「……SENRIさんになら、俺、掘られてもいい」
「バカヤロウ! 何言ってるんだ!」
「SENRIさんに余計なモノは付いてねぇ!」
弓と支援の後衛職だから、守ろうとしてくれたのかな?
基本的に初期装備だし、見た目は弱々しいかも。
「SENRIさんに近づくヤツは、この俺が……って、もういねぇ」
部屋を見渡すと、すべてのスケルトンが処理されていた。
りょーちゃんが暴れ回った結果だった
「というか、リョウの火力だけおかしくね?」
田中くんたちが詰め寄る。
「やべー装備とか持ってんの?」
「Lv差?」
「s2ダガーにカマキリエンチャ、防具アクセはS上げ」
「よくわかんねーが、火力特化か?」
「ああ」
「装備だけじゃなくて、ステータスやスキルも特化してるよね」
攻撃力に振りすぎたせいで、防御面が大変なことになってる。
「俺もそうしようかな」
「やっぱ火力だよな」
「2刀ならS極しときゃいいのか?」
2刀流で火力特化にしたら、防御面がさらに大変なことになりそう。
レベルが高くて装備がそろっているりょーちゃんでさえ、だいたい一撃で倒されている。
……でも、パーティーを組んでいるなら、お互いに復活薬を投げ合えばやっていけるかも?
どうせ一撃で倒されるなら、防御も回復も必要ない
りょーちゃんみたいに割り切ってしまうのも、一つの手かもしれない。
「お? なんかデケー扉が出てきたぞ?」
「ん? ボス部屋?」
「よっしゃ! はやく行こーぜ!」
ひときわ大きな扉を開けて、ボス部屋へ。
名前:佐藤
性別:男
年齢:中学生
身長:やや高め
体重:ややぽっちゃり
血液型:赤い
趣味:ゲーム、ぬいぐるみ作り
特技:メロンを皮ごと食べられる
好きな食べ物:オムライス
苦手な食べ物:しいたけ
一言:女子にモテたい!
音楽の時間で1人だけバスに振り分けられていたのが佐藤です。




