#08_ギルドと踊る会議
「次はスキルでの無限収納はスキルは無し、
アイティムなら有限で有り」
『収納袋って奴ですな』
『収納袋は是非とも欲しいでござるな』
『荷物背負って歩きたくないわ』
『背負って歩くとか無理』
『後で買えるか分からないよね』
『作れなくもないが、すぐには無理ぽいです』
「初期装備として必須てことでお願いしましょう」
『さんせ~』
『いつか自分で作りたいですな』
それには同意する
そして要望としてメモっておきましょう
「次は、冒険者ギルドですが、ありませんね」
『商工会?』
『アルバイト紹介所?』
『卸売り市場?』
ですね~
冒険者ギルドは無いですし、
あるのは、商業ギルドというより
商工会みたいな所が短期、長期の職人や
労働者、護衛、果ては兵隊まで
募集広告を掲示してある位ですし
原料から製品までを商会や小売店、
工場や職人が取引する卸売り市場的場所があって、
生産物や獲物、製品はほぼ全てそこで取引すると
「基本は自由に持ち込んで好きに売れって感じですね」
『護衛とか衛兵も求人広告ですしね~』
『しかも基本、護衛と衛兵は抱え込みですか』
ある程度強さも人も信用できないといけないですし
商人が大事な商品の輸送にアルバイトは使わないでしょ
『取引は基本商工会に手数料を払って取引ですね』
商工会が取引票を発行して手数料を取る事で
市場運営費や税金を徴収し街に収めていると
食料系は0~3%その他は5~10%が相場ですか
その場で買い手が居なくても普通に売れる物は
商工会で買い取ってくれます
『入市税は有りますね、商工会での納税証で免除ですか』
結構高いですけどね税金商会なんかは別途商会証が有る
特権商人って奴ですかね
『結局税金は払わせられるんですな』
『ラノベでもギルドで天引きなだけで
払ってはいるでござる』
『人、建物、商売、取引、町の出入りには税金か、
世知辛いですな』
全くもってその通りですね
『ですね~』
『冒険者(自称)ではなく狩人ですな』
強いて言えば猟友会でしょうか
『イェーガー(笑)ですな』
『対物ライフルと杭打ち機でござるか』
『そっちかよ!』
むせてしまうではないですか
昭和の人ですからね
「まぁ、商業ギルドっぽいのはあるけど
冒険者ギルドは無いって事ですね」
『ですね』
「次は、異世界物定番の魔法ですかね」
『4大なら、地水火風、五行なら木火土金水』
『精霊なら光、闇、聖、毒もありますけどね』
精霊居ないですけどね、多分
『そう言われると五行?』
『確かに微妙ですね』
『金属は別っぽいから五行じゃね?』
『でも木は無いですよ』
『あと金属は土が必須ですので
4大じゃないですか?』
何か迷走し始めてますね
『『『『う~ん』』』』
『あっ!』『『『『??』』』』
『無属性!』
『『『『あぁ』』』』
確かにそんなのも、ありますね
『でも無属性って言っても・・
そうか属性って区別がそもそも無いんだ!』
?
『魔法は全て魔法ってことか』
『『『『「なるほど」』』』』
だがしかし
『『『『「わからない」』』』』
いや解るけど分からない
いや
「出来る事といえば
5歳の子供でもライター程度の火は出せる
成人ならサッカーボール程度の火球は出せる
宮廷魔術師辺りなら直径2m程度」
『一般的には拳大の火や水の玉を手で投げるのと
同じ位の速さ位で飛ばせる』
『攻撃力は弱い』
『可燃物には着火出来る』
『継続だと大きいガスバーナー?』
『生活魔法としてなら強い』
『『『『びみょ~』』』』
『水も同じ様に出来る、
んで連続で続ければ一般人でも
風呂程度は出せると』
『でも所詮水の玉』
『火は消失だけど水は残る、ん?』
正確には違うかもしれんが
「火は現象、水は物体」
『あぁ、納得』『なるほど』
『宮廷魔術師でも土や石は出せるけど
ゴルフボール程って?
拾って自分で投げる方が効率良いって
どうゆう事?』
『風は・・まぁ直接見えないので分かりませんね』
『しかも所詮は空気』
『使えるのは現物の変形?位ですね』
『『『『『『『魔法弱わっ!』』』』』』』
『宮廷魔術師と一般人の違いは?」
『攻撃に使うには訓練してスキルを獲得?』
『でもスキルって見れないっしょ』
『訓練で練度?イメージ力?をアップしてるって事?」
『何となくで使ってるから一般人はそんなもんって事?』
『逆に何となくで使えるから考えないてない方かも』
『これは、チートきましたかね?』
『つまり、魔力量、適正、練度でイメージ次第って事?』
『でも、便利過ぎない?何でも出来ちゃう?』
『さすがに何でもは無理でござろう?』
「連続?継続で使えるので魔力量ではないし
イメージなら大きいのも可能では?」
うーんなんか、こう、思考が堂々巡・り!!
あぁ、やっちゃいましたかね、これは
会議や打ち合わせででもよくある
参加者全員が1つの話や事柄に集中しすぎ
他の観点から見れなくなる奴です
「これは、話が煮詰まってますね」
『・・・・そうですね』
「なぜこうなったんでしたっけ?」
どこかに話の分岐点が有りますねこれは
となると
ふむ、4大?・5行?・精霊・無属性・
火・水・…
あぁ、初めの一歩目から踏み外してたんですか
「あの、私も気づきませんでしたが
考えが、属性に引っ張られてないですか?」
『?どゆこと』
「つまり初めに、この世界の魔法は
4大精霊なのか、5行思想なのかの
話をしましたよね」
『うん』
「で、無属性の話があり、切り替えようと
火魔法の話をしました」
『うん』
「でも、話していたのは、
地水火風の属性魔法の威力や効果の話です
話は切り替わらず、思想の話から
実運用の話になっていただけです」
『たしかに』『あぁ』『ですね』
「ここは、知っている人に聞きましょう」
『ですね』
「ですが、このまま聞いても良い事はありません」
「全員、まずは休憩しましょう」
『『『『『『『『『『『『さんせ~』』』』』』』』』』』』