#02_そこは白い空間じゃなかった
※#01 #02は(仮)で改稿済みの為、実質の加筆修正は#03以降となります
気が付くと、そこは、薄汚れた体育館だ
「体育館?」
「で、ブルーシート?」
なんで、こんなものが敷かれているんですかね
「さらに段ボールの仕切り」ですか?
「マットレス?」
跳び箱の先に敷かれる様なマット・・なんて言ったっけ?
まあいいか、の上に私は居るようです
まだ、頭がぼんやりして思考が回ってないな
でも、見たことがある・・「避難所?」
『うむ、まさしく避難所だな』
聞いた事の無い声?だ、何か頭に響く感じだ
「うぁ、何かキモイ声だなぁ、っと、失礼!」
いや、ほんとスマン
『ぐッ!、まあ良い』
意外と打たれ弱いのか?
で、どちら様で?
何と言うか、すごく爺!いや、Theジジイ!!
って感じなのにスゲエ若い、爺若・・
いや名付けようなど露にも俺は思わなかった、
「以上」だ
ふむ「それで、此処は誰でしょう?」
『お主、…正気か?』
「いや、すみません、自分でも、その
ちょっとダメっぽいと思います」
いや、マジで、鬱になりそうだわ
『まぁ、そういう事もあるじゃろ、
もう暫くしたら説明するので其れまで
これでも飲んで休んでおれ』
「あのぉ、出来れば緑茶の方が・・」
いや、コーヒーは好きだけどさ
こんな場合緑茶が飲みたくならないか?
撃甘ミルクコーヒーはちょっとさ、ねぇ?
『意外と遠慮の無い奴じゃのう』
「はぁ」ほっといてください
『これで、良いかな』
ペットボトルで十分だったんだが
座布団と丸いお盆に載った、ポットに茶筒、
急須に、茶がら入れ、そしてゴッツい湯飲み
と木目の綺麗な器に入った数枚のザラメ煎餅
「はい、ありがとうございます」
ザラメ煎餅”良いセンスだ”だな
煎餅いいね~日本だね~、早速頂きますかね
急須にお湯を少なめに投入し、くーるくる
そして急須のお湯を湯飲みに注ぎ
急須に茶葉を多めに投入しお湯を少しだけ多めに注ぐ
しかる後、2分ほどしてから湯飲みの茶がら入れへ捨て
湯飲みへお茶を注ぎ入れるっと
うむ、かなり渋めだが、相手がザラメだ、
俺好みで行きますよ、自分しか飲まないんですから
さて、此処でいざザラメ煎餅おば・・・
「!なん・だと」くっそ、やられた
これは唯のザラメ煎じゃねえ、梅だ
これ梅ザラメ煎餅じゃねえか
でも梅なら通常か薄めにすべきだったか?
「失敗したか?」
「まぁ、いいか、旨いし」にしても
「お茶がうまい!」
「は~っ」
何か、やっと一息つけた
そういや、ここは何処?
何でこんな所にいるんでしたっけ?
あれ?俺って出張で帯広にむかってたんだよな?
んで飛行機のに乗りました、ハイ
で、不貞寝した・・ん??
ジェットコースター・・なんで?
飛行機乗ったと思ったら
ジェットコースターだった?
え?しかも
「ジェットコースターの座席が射出座席?」
いやいや、あり得ないでしょ?
え?・え?・えぇ~?
「あるぇ?」まて俺
落着いて、パニックになったら負けです
「航空機事故?」、いやいや、生きてるし
「ここは避難所?」、いやいや、
事故なら普通病院ですよ
「いや、でも、事故…だな」
うん、事故、何となく理解した、でも、なぜに避難所?
全くもってわけわからん、うん、混乱しとる、
餅つきタイ米よ俺、いや落ち着け俺
まずはこれでも飲んで、「うん、お茶がうまい!」
はい落着きましょう、こんな時は、
指差し確認の様に、声に出す事で、状況確認だな
明確な所は
「飛行機に乗りました、うん、此処までは確定」
「此処からは事故があったとして考えると、うん、OK」
「事故の理由は不明っと、うん、OK」
「事故により、空中分解もしくは大破、ここまではOK。『うん』」
「ジェットコースター?、これは・・寝てたよな、
で破壊音で目が覚めたと、『うん』、納得」
「壊れた時に外に外の黒い雲?が見えたので
野外であると誤認、これもOK、『うん』大丈夫」」
「吹込みもしくは吸出しの風、野外と誤認、悲鳴か?んで、
ジェットコースターと誤認、『うん』そうゆう事か」
「射出座席は、座席ごと外に吹き飛ばされたという落ちか?
、多分そうなんだろうな、」『「うん」、それっぽいね』
「え?、誰?」