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君の名は?(Koushi -2)

転校初日、朝会が終わって一人で教室へと戻っていると、ふと職員室前の掲示板が目に入った。


そこには二学期の中間試験の成績が、ずらっと名前と順位付きで張り出してあった。


(うわっ、ガチなやつだ、これ。


今どきこんなことしたらPTAに怒られるんじゃねえの。


二四三位で最下位の新山さつきさん?くん?がかわいそう。


でも新山って人は一二九/九〇〇点だから、欠席してて全教科受験してないのかもしれない。


それなら二三九位で三三四点の馬飼と、二三八位で三三九点の鹿野が、リアルな感じがして悲惨だ・・・)


ここで敢えて言っておくが、当時の俺はかなり勉強ができる方だった。


運動嫌いだし文化系クラブも何となく嫌で、一度も部活に入ったことはなかった。


勉強さえできればクラスメイトも先生も多少は一目置いてくれるから、転校族は最低限勉強はできたほうが、新しいクラスに真面目キャラとして馴染める。


したがって俺は家でも勉強ばかりしていた。





話がそれた。掲示板に立ち止まる俺に視点を戻そう。


そして俺は順位を下位から上位へと見ていったのだ。


五位が七八〇点、四位が七八九点、三位が八百一点、二位も同じ、最後に一位は・・・


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