第一章 04 対話
…………
「へぇー……ツラヌキ……キリサキか……それは君の名、随分とおかしい名前でしたね」
黒い視界、囲まれた視覚、隅から破れた光の延長。細いの月の形に伸び、そして益々大きく広げる、完全の画面を霧先に与えた。しかし、その画面は見慣れた天井じゃない、代わって無限に延伸された空白。
霧先はその無限な平面に横たわって、真っ白の上に面していた。耳の辺りに初めに伝わったのは細い柔らかい女の子の声、体を上げて胡座にした彼の面前は、膝を抱いて白い地に座っていた少女。
繊細で適当な体と白い肌がその体型を描け上げ、銀色で柔順のある長髪はオデコを被った切り下げ髪と腰までに伸ばし、一言で尽くせば、可愛い美少女でした。
「ええ、余り良くない名前だ」
「そうそう、そして、それは君の父が作ったんだ」
「ええ?何故知ってる?」
言い出せなかった事、銀髪の少女はまるで知ってるように喋ってる。
「ちなみに君はその名前を損として見てて、その上、その名を作った父とやらは君の小さい頃から離れた、君の母の死亡から家に出て、親戚の人が見づらいので金を貸せてきた」
「……なかなか、俺の事分かってるな、何だそれ読心術とか?」
少しショックを受けた霧先は銀髪に問いかけた、もしそれは読心術であっても、彼はそれほど驚いはしないかと。先の連続した事を一々数えば、銀髪の子は何かの特異能力でもあるかもしれない。
「いえいえ、そうではございません、ようにすればここは君の思考、すわなち脳であり、僕はいかなるデータをダウンロードすることは可能……あっ、歓迎はしなかったかのでしょうか……」
考えてるように、銀髪が頭を右肩に寄せかけた。
「では……ようこそ、ツラヌキキリサキとやらの空っぽな脳へ」
「あの、その言い方は失礼とは思わないか?」
「えっ?そうでしたか、じゃあ、何も入ってない恐ろしいほど馬鹿らしいツラヌキキリサキさんの脳へようこそ、とはいかがでしょうか?」
「いや、もういいから……でも君は銀髪美少女の分で許しておこう」
と、霧先はあきれたそうな顔して、一つ長いな溜め息を吐いた。
「ええ、そうですね、君は銀髪美少女カッコ異世界限定にハマってる、変態なダメっ子だったのです」
「そうだな、で、君は俺に対して他の何か分かるの?データのダウンロードとはいえば、一瞬で全部分かるってわけじゃないよな」
「そうです、図書館のある本の山の一冊ずつ読めるほどでした」
すると、彼女はそう答えた。
しかし、銀髪に掛けたそのような美少女、彼女の容貌は忘れない、先ほど俺の腹に大剣で迷いもなく刺した張本人でした。その剣に刺されたから妙な熱さが溢れて、意識がもうなくなったそうに離れて。
「君は、ここが俺の脳っと言ったよな……じゃ何故、君はここにいるの?君は先、俺を刺したんだろう?」
「ええ、鎖である君に鍵を加えました、痛かったのですか?」
「それは意外ですが、熱い意外何も感じなかった、意識が戻ると既にここに倒れたから」
「そうですか、僕は鍵の権能で、君の対話や思考にアクセスする権利を貰ったのです、君の体に封印された力を開封したのです」
「力?俺は力があるの?そんな俺が?」
「間違いないのです、但し、君の力は鍵である、デバイスである僕がなければ、解けることはできないの。だから、君の要求を命じられた僕は、機能の本性を従って君を守れました、どうだ、凄いでしょう、はーはー」
と、起伏のない口調で笑った銀髪だった。
「しかし、鍵とはいえ、鎖に意識を捧げるのは僕の役目ですが、鎖の意識の許可を受けなければならない、鎖が封じた力は一つの本体、その権限を管理する意識はまた別の個体、つまり、君、貫紀霧先の魂」
「簡単といえば、俺が同意しなければ、力は解けない、尚、君でなければ、力も解けないって事か?」
「そうです、だから、ここで君と対話をするのは、契約を立てる為です。君は力が望んでいますが、君自身の認めと、鎖である僕の力の一つが欠けると、その力が成立しない」
「そうかっ!では早速契約をしましょう!」
迷いの一つもなく、霧先は興味深いそうに銀髪の両手を掴めた。笑顔も隠さず、疑いも抱えず銀髪との契約を持ち上げた。それなりに、銀髪は少々驚いた顔が浮き上がって、慌てたまま縮まる、
「えっ、何故そこまでハッキリと?」
【ここまで修正しました、もししたと繋がらないのなら申し訳ないm(。>__<。)m】
君は先の子でしたか?いや、ああ……まぁ、どうせ脳を読めるなら、性癖とか、好きなタイプとかバラバラじゃないの?
(今の君は多分凄くいやらしいことを考えています、その……ゲームの中の画面とか、僕にそ、そんな画面を見せないでくたさい、え、エッチのは嫌いです)
無理だろう、君が自分で俺の思考を捕まってやがるから。
(まあ、いいです、今はやるべき事あるじゃないですか、ご主人)
いや、耳は妊娠そう……じゃなくて、何だよその呼び方!
(君の資料を根拠し、自分の一番いい呼び方を選択していただいたのです)
ああ、確かにそれはそれでいいが、その呼び方はなんだかヤバイ!とりあえずご主人は却下だ。
(では、お兄ちゃん、とはどうですか?)
止めんか!つうか、今は混乱している、何があったんだ?ここは何処なんですか?
俺の体は立っているが、動けないらしい。
(ええ、今の君は僕によって思考の沈滞モードに切り入れていた、要は、君は考えているだけで僕に会話している、夢の中の一年は一分だけと同様な理論です)
つまり俺今夢を見ていのか?
(いや、そうではないが、大事な話しを終わったら、もとの時間流れを譲る)
大事な話し?それは何ですか?出来ればここは何処も教えてくれないかな?
(ええ、そのぐらいは全て教えて上げますから)
ああ、それはサンキューだな。