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空を愛した海  作者: 卯月朔夜
第一章【海の物語】
1/1

プロローグ☆


 とある場所で双子の兄弟が誕生した。一人は黒髪で赤い瞳、もう一人は黒髪で紫色の瞳を持った子供だった。二人の両親は彼らを育て愛した。

 しかし、近所ではそうは行かなかった。この地域では双子は忌み子で二人の瞳は異色なものだったからだ。赤い瞳は忌み嫌われているものだったらしい。紫の瞳は神の瞳と伝わっていて大層喜ばれていた。

 二人の両親は迷ったがこの場所から去ることにした。双子に危害を加わることを良しとしなかったからだ。

 この日からとある地域で四人が姿を消した。

 新天地として選んだのはあまり差別が少なそうな所、町へと向かった。

弟がいじめられていたとき兄はいつも助けてくれた。勉強や運動にも一緒に手伝ってくれた。

 兄はいじめとかそういう下らないことに興味がなくいじめをはばんでいた。弟にとても厳しくそして、優しかった。

 そんなある日のこと両親は仕事でいない間に火事に遭った。双子の兄弟は家から出ようと必死だった。しかし、出られる場所は窓くらいしか方法がなかった。兄は意を決して弟を窓から出した。弟はその行動に驚きながら兄を家から出そうと窓を開けようとすると開かなかった。近所の人達や消防よって

火は消えたが兄がいなかった。両親が仕事から帰って来て話によると兄は亡くなったらしい。火事により亡くなったらしい。弟は呆然としていた。兄といた毎日がその火事によって失ってしまったからだ。葬儀が終わり学校に行くとクラスメイトや先生達がが心配そうにしていたのは覚えている。




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