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僕はきみを幸せに出来ない

※2021/5/13掲載短編

再掲載

 \最新情報をお届け/


【悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる公式ツイッター】


10月2日 オーディオブック①巻 ボイスドラマCD コミックス⑤巻 紅茶缶


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「わたし! 好きな人がいるの!」


 蝉がけたたましく鳴き続ける八月の夕焼け空のこと。


「ど、どんな人かな」

「世界で一番かっこいい人だよ!」


 幼馴染の理榎(りか)ちゃんに抱いていた恋心は、死んだ。


 僕は地味で、学芸会の配役はいつもナレーション。彼が同じクラスで最もかっこいいとされる日野くんを示していることは容易にわかった。日野くんは、まるで王子様のような見目をしていて、お父さんも俳優をしている。海外で過ごしていた時期もあるようで、とにかく目立つ男子生徒だった。


 お姫様のようにふわふわとして、可愛くなる魔法の粉をふりかけて出来たような理榎ちゃんの隣には、立てない。


 そう悟った、夏だった。


「こうちゃん! おはよ!」

「おはよう。理榎ちゃん」


 僕の恋心が死んで六年。季節を巡るたびに可愛くなっていく理榎ちゃんに、手を振る。幼馴染の特権というのは手厚く、僕は理榎ちゃんと一緒に学校に行く権利を彼女の両親からもらっていた。


 ただ、いつ返上になるかは、分からない。


「はぁ」


 今日も一緒に高校へ向かっていると、理榎ちゃんは亜麻色の髪を揺らしてがっくりと肩を落とした。栗色の瞳は不安に揺れていて、僕はすぐ「何かあった?」と彼女に問いかける。


 昨日理榎ちゃんは感動ものの映画を見ていた。その展開を引きずっている? それとも、そのあと勉強していた数学の134ページ問2の問題に関することだろうか。もしかして、今日の生物の授業であてられることを気に病んでいる? 答えを待っていれば、彼女は長い沈黙の後に口を開いた。


「うん。実は入った園芸部ね、ちょっと気が強そうな子たちが多いんだ。どうやって注意すればいいんだろうって」


 理榎ちゃんは、二年生だというのに、人が少ないからと園芸部の部長さんをしている。


 お花が好きだからという可愛い理由だ。お花がお花を育てる部活に入るなんてちょっと不思議な気持ちにはなったけど、僕はひそかに応援している。


 彼女が風邪をひいたときは、代わりにお水をあげたり……サッカー部がボールを誤って飛ばしてしまったときは、彼女がショックを受けないよう、そっと花壇を戻したり。


 でもまさか、一年生のことを気に病んでいるなんて。


「大丈夫だよ。悪いことをしていたら、きちんと注意すれば分かってもらえるよ」


 僕は理榎ちゃんに微笑みかける。すると理榎ちゃんは「こうちゃんがそう言うなら頑張ってみる!」と頷いた。


 理榎ちゃんは優しくてまじめだ。だからなのか、悩みごとも多い。僕は一応、休み時間になったら園芸部に新しく入った一年生を見に行こうと決めて、彼女と高校へ向かったのだった。


◇◇◇


 休み時間になり、理榎ちゃんが女子トイレに向かったのを確認してから、僕は一年生のクラスに向かった。二年生の僕が一年生の廊下にいることは、酷く異質だ。周りは大きく目を見開き、僕を避けていく。


 なるべく短時間で済ませたいけれど、僕は園芸部には入ってない。肥料やじょうろの場所は知っていても、新しく入った一年生は分からない。調べておけばよかったなぁと後悔しながら、恐る恐る、近くにいた男子生徒に声をかけることにした。


「あの園芸部の一年生はいますか? どこのクラスに何人くらいいるか分からないので、このクラスだけでもいいんですけど……」


「え……あ、わかりました」


 男子生徒はさっと僕を避けるように廊下を走って行ってしまった。先輩に声をかけられることは、嫌なことだとは思う。でも男子生徒は戻ってきてくれて、「全員です」と、男女ないまぜになった生徒たちを連れてきてくれた。


「ありがとう。休み時間なのにごめん」

「いえ、じゃあ」


 皆を呼んできてくれた男子生徒は、近くの教室に入って行ってしまった。僕は改めて彼が連れてきてくれた生徒たちに向き直る。


「突然呼び出してごめんね。君たちが園芸部であってるかな」

「はい……」


 ぽつぽつと、まばらに返事が聞こえる。新しい園芸部の子たちは確かに理榎ちゃんとは雰囲気が違っていて、校則違反の恰好やら、ギザギザしたピアスやらを付けた生徒が多かった。確かに、恐い。注意したら最後、逆恨みで拉致されて、酷い目に遭わされてしまいそうだ。


 最後には、河川敷に……。


「えっと、園芸部を志望した理由を聞いても……?」


 恐る恐る伺うと、彼らは目を合わせ、「委員会に入っとくと推薦で有利だから……」と、苦々しくつぶやく。


 推薦目当て。となると、結構考えて入ったのかと安心した。適当に入ったとかなら、いずれ理榎ちゃんは酷い目に遭ってしまうのではと不安になるけれど、まぁいいほうだろう。


「本当に申し訳ないんだけど、園芸部のことよろしくね。一生懸命お花を育てる部活なんだ。命を育ててる分、もしかしたら注意も厳しいものになっちゃうけど、君たちを否定したいわけじゃないから、怒ったりしないでね。仲良くしてください。よろしくお願いします」


 僕は誠心誠意頭を下げた。あとは、理榎ちゃんが注意して彼ら彼女らにひどい目に遭わされないよう、部活の間にフェンスの陰から見守っていよう。あんまり僕が「理榎ちゃんと仲良くしてほしい」とお願いして、彼女の評判を下げてしまいたくない。


 ただ、僕が出来るのは園芸部全員について調べあげて、各々の失いたくないもの、大切なものを知っていくだけだ。きちんと話し合いが出来ればいいけど……。やがて、彼らは視線を彷徨わせながら、まばらにうなずいた。


「はい……」

「ありがとう。ぜひよろしくお願い申し上げます」


 僕は念を押して、一年生のフロアを後にしたのだった。




「こうちゃーん! かえろー!」

「うん、部活お疲れさま、理榎ちゃん」


 中庭から少し離れたフェンスの陰で、そっと部活動をしていた理榎ちゃんを見守っていると、たくさんの紙袋を抱えた彼女が走ってきた。


「みんながね、くれたんだ! クッキーにサブレに、おまんじゅうに……はい!」


 理榎ちゃんは僕に紙袋の半分以上をぽこぽこ渡してくる。荷物持ちになろうとすると、「たくさん食べてね」と、笑った。


「理榎ちゃんがもらったものだよね? いいの?」

「こうちゃんによろしくってみんな言ってたから、あげる!」


 幸せの象徴みたいな笑顔で微笑まれてしまい、僕は返すに返せなくなってしまう。それにしても、こんなに食べられない。家に帰って、家族にあげよう。


「ありがとう。家族で食べるね。こんど園芸部の一年生の子たちにお返ししなきゃなぁ」


 一年生の子たちを、勝手な偏見で見過ぎていた。てっきり理榎ちゃんのことをドラム缶で焼いてしまいそうと思ってしまっていたけれど、いい子たちなんだ。何か買わなきゃと思っていれば、理榎ちゃんの元気がないことに気付いた。


「どうしたの理榎ちゃん」

「実は、お母さんがね……ちょっと手術しなきゃいけなくなっちゃって」


 そう続いた言葉に、きゅっと胸が切なくなった。理榎ちゃんはお母さんと仲良しだ。お母さんが手術なんて、不安でいっぱいに違いない。僕は彼女を元気づけるため、笑みを浮かべた。


「大丈夫だよ、理榎ちゃん。お母さんは絶対よくなるよ」

「そうかな……」

「うん。絶対大丈夫だよ」


 何度も「大丈夫」と繰り返すと、悲しげな顔をしていた理榎ちゃんは、ぱっと顔を明るくした。僕はそのあと彼女のお母さんの様子を聞いて、お見舞いをする約束をして帰ったのだ。


◇◇◇


 理榎ちゃんのお母さんの手術の成功率は、あまり低くないらしい。かといって、手術に絶対なんてものはない。


 心配だった僕は理榎ちゃんのお母さんの手術を担当するお医者さんに会いに行くことにした。


 だから僕は、理榎ちゃんの担当医となった男の人の家の前で、家の主人の帰宅を待つ。


 最悪話すことすら拒まれたら、窓から入るしかないと思ってハンマーや窓の修理代を持ってきたけれど、非常識な手段はとりたくない。


 でも、彼女のお母さんの命がかかっているのだ。もしかしたら彼女が母親の死をきっかけに、違法薬物に手を出したり、新しいお母さんを求めて誰かを殺して回るようになるかもしれない。


 そんなのは嫌だ。ぎゅっとハンマーを握りしめていると、暗がりからお医者さんがやってきた。ホームページで見た顔と同じ顔だ! と驚きながらも、僕は精一杯礼儀正しく挨拶をする。


「はじめまして!」

「え、え、え、なに、なに、なんでハンマー!? なんでハンマー持ってるの!?」


 お医者さんは目を大きく見開いて、足を止めてしまった。駄目だ。家に帰るのを邪魔したいわけではないのに。


「すみません。お家どうぞ」


 僕はお医者さんの邪魔にならないよう、どうぞ家に入ってくださいと促す。しかし彼は、玄関扉と僕を交互に見ているだけだ。


「なんで家知ってる……?」

「調べたので……すみません。お時間よろしいでしょうか? お願いがあって……」


 僕は、あらかじめ買っておいた羊羹の箱を差し出した。近所のおばあちゃんに、お医者さんにあいさつをしたいことを伝え、教えてもらったものだ。差し出すと、彼は震える手で受け取ってくる。


「え、え? な、なに、だ、だれ、え、最初に羊羹を渡すタイプの殺人鬼……?」


 そう戸惑う先生を見て、名乗るのを、すっかり忘れていたことに気付いた。失礼なことをしたなと思いつつ、名乗るほどでもないかと用件だけを伝えることにした。


「今度、あなたは理榎ちゃんのお母さんの手術をしますよね?」

「……え?」

「僕は理榎ちゃんの知り合いです。ご挨拶に伺いました」

「え、は、と、りか? かっ患者の、知り合い?」


 先生は、徐々に落ち着きを取り戻した様子で、恐る恐る家へと入ろうとする。そのまま扉を閉じられたら困ると、僕は足を差し入れた。


「はい。あの、理榎ちゃん、お母さんのこと、大好きなんです。なので、絶対手術失敗してほしくなくて……ぜひ、よろしくお願いします。絶対、殺さないでください。理榎ちゃん、泣いてしまうので」


 僕は理榎ちゃんのお母さんが死んで、理榎ちゃんが悲しむ姿を想像する。


 そんなこと絶対あっちゃいけないとハンマーを握りしめると、お医者さんは「殺さないで……」と、か細い声を発した。


「はい。理榎ちゃんのお母さんのこと、どうぞよろしくお願いします。殺さないでください。よろしくお願いします。あの、また来ますね。すみません今日は突然」


 僕はしっかりと頭を下げて、その場を後にする。理榎ちゃんのお母さんの手術がうまくいきますようにと、満天の空のもと、祈りをささげたのだった。


◇◇◇


「こうちゃん! お母さんの親知らず無事に抜けたって〜!」


 お医者さんのところにお願いにいって、十日。休日に理榎ちゃんが遊びにやってきた。


 理榎ちゃんのお母さんの親知らずは無事抜けたらしい。良かった。死ぬ可能性は低いといえど、死ぬことはあるのだ。これで一安心だ。なんて素晴らしい日だろうか。心なしか空も彼女の母親の無事を祝福しているようだ。


 ほっと胸をなでおろしていると、理榎ちゃんは「いつも勇気づけてくれてありがとうね、こうちゃん……」と、悲しげに微笑む。


「ううん。僕は理榎ちゃんが幸せでいてくれたら、それでいいから」

「そっか……」


 理榎ちゃんはお母さんが無事だったというのに、全然嬉しそうじゃない。


 もしかして、お母さんが死ぬことを望んでいたのかもしれない。ともすれば、なんてお節介をしてしまったのだろう。僕は彼女の母を殺さないでではなく、絶対に失敗しろと頼むべきだったのだ。


 理榎ちゃんの真意を探るべく顔を覗き込むと、彼女は視線を彷徨わせて、俯いてしまう。


「どうしたの理榎ちゃん? なにか悩みごとかな?」

「ううん。なんでもない。ねぇ、こうちゃんって好きな子とか、いる?」


 突然の質問に、僕は「えっと」と誤魔化す。「そういうのよく分かんないかな」と続ければ、彼女はじっと僕を見た。


「本当に?」

「うん。どうして」

「いや……」


 聞き返すと、今度は理榎ちゃんが口ごもってしまう。もしかして、彼女に好きな人が? どんな人なんだろう。僕は彼女の幸せを望んでいる。だからぜひ協力させてほしい。彼女の彷徨わせる視線を追えば、端正な顔だちをした男子生徒が歩いていた。


「あの人が好きなの?」

「違うよこうちゃん。私が好きなのはこうちゃんだよ。全然気づいてくれないけど」

「え……?」


 ぼそり、と不服そうに理榎ちゃんが僕を見た。僕は王子様になんてなれないのに。だからあの王子様を捕まえて、暗い所に閉じ込めて、命の危機に晒しつつ深層心理に問いかけて理榎ちゃんを好きになってもらおうとしていたのに!


 僕は愕然とした気持ちで理榎ちゃんを見ると、彼女は「付き合ってよ」と、いじらしく僕の腕を掴んできた。


 今日、僕の命日かな!?


 僕は慌てて、長年の想いを伝えることにした。


「え、じゃ、じゃあ、えっと、ぼ、ぼくも、と、理榎ちゃんのこと、す、好きだから結婚前提で付き合ってほしい……」 


◆◆◆


 そう返答を聞いて、私は今死んでおくか迷った。


 幼馴染のこうちゃん──神宮光希(じんぐうこうき)くんに一目ぼれし、いつも「何かあった?」「りかちゃんは大丈夫だよ」というあたたかな心に心酔し、あふれる恋心で私を溺死させられ幾星霜。


 そして保健体育の履修とともに既成事実による婚姻を計画しはじめ、はや四年。


 私の計画は無駄に終わるとともに、ハッピーエンドが確定した。


 195cm、体重は93kg、体脂肪率は8%。恐ろしく恵まれた体躯を持った彼は、柔道と空手、両方の金メダルを持つお母さんと、アパレルブランドに勤務しつつインフルエンサーの顔を持つお父さんの元に生まれた。ちなみに柔道場の跡取りである。


 日々鍛え上げていることで、握力は180近い。焼き鮭を食べるときは先に皮を食べて、横断歩道の白線は、「あんまり踏むと薄くなるかなって」といういじらしい理由でよけている。


 端的に言って性的な男子高校生だ。


 そんな素晴らしい彼ではあるけれど、幼稚園の頃、皆は彼の魅力が伝わっていなかったのか、みんな彼に怯えていた。


 私は一生懸命彼のいいところを伝えて回っていたし、「こうちゃんのいいところ」を画用紙に書いて、体操着に貼り付け走り回っていたのに、駄目だったらしい。


 中学校、高校でも彼は周囲から怯えられていた。私は特に独占欲が強い。このままこうちゃんの良さを皆が知らなければ彼は私のものに……なんて思いつつ、フェアな状態でこうちゃんを好む人類を徹底的に打倒しなければ意味がないから、こうちゃんのいないところで彼のいいところを周囲に根気強く伝え続け、同学年や先輩では、彼を必要以上に怖がる生徒はいない。


 ただ一年生にはどう注意しようか……と悩んでいたけれど、どうやらこうちゃん自身から一年生と交流しに行ったようだった。


 園芸部の一年生から手始めにこうちゃんのいいところを伝えて、こうちゃん教に入れようと思っていたけれど、皆私と彼にお土産を買ってくれたし、結果は上々だろう。洗脳しなくて良かった。


「えへへ、じゃあこうちゃんと今日から恋人同士だねっ!」

「そ、そうだね……」


 こうちゃんの手を握ると、彼はそっと握り返してくれた。好き。


 こうちゃんが剣道を習い始め、あまりの握力の強さに竹刀を折り続ける姿を見て、骨折ってもらって責任とって結婚してもらおうと作戦を立てたり、あまりにずばぬけて背が高いため配役がナレーションになった彼に、「あのナレーション、私への告白だよね?」と舞台上で叫びだしてしまおうと悩んだり、兄弟と比べて背が低いと悩む彼に、「背を伸ばす方法って色々あるんだって……」と、暗闇に連れ込もうとか考えちゃってたけど、実行しなくてよかった。これは絶対的なハッピーエンドを手にしたも同然だ。こうちゃんは死ぬほど鈍いし、無知シチュがいけそうな気がしてたけど、犯罪に手を染めなくてよかった。それにしてもこうちゃんと付き合えて良かった。「わからせ」がしたすぎて気が狂うところだった。


 私は早速家に帰って、在宅でシステムエンジニアの仕事をしているお父さんや、お父さんの手を握っては「えへへ、紘隆(ひろたか)くぅん……」とでれでれしているお母さんに報告しなきゃと、決意を固める。


「ほ、ほんとうにこうちゃんは私のことすき? いつから好き? どういうところが好き?」

「え、よ、幼稚園で……馴染めなかった僕に声をかけてくれてから……? それにそのあとも、こんな僕のこと強いって言って励ましてくれて……あ、あと世界で一番かわいいところとか……」


 学年で一番美少女だったらしい母の血は濃く私に伝わって、もれなく私も可愛く生まれたけれど、やっぱり好きな人に好かれなきゃ意味がない。


 こうちゃんは私の容姿についてほぼ触れなかったから、そこら辺の新聞程度の印象しか私の顔に抱いてないのかなと枕を濡らした日々だったけど、嬉しい。


 こうちゃんが恋愛に興味あるのかすら微妙なところで、「あ〜こうなったらこうちゃんにぶつかられて押し倒されて圧死で死にたいな〜」と思っていたけど、死ななくてよかった!


 私はスキップしながら、逞しいこうちゃんの手を握ったのだった。


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