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ストーカー日報

 部下を守らない上司が嫌いだ。生きてる価値を感じない。


 御上望として、探偵だからとかじゃない。普通に、生きてて嫌いだと思う。だから性格としか言いようがない。


『彼女がメディアミックスや他部署の連携に慣れてないせいなんです』


 小説や漫画を原作としてあらゆる作品が形を変えていく。漫画が小説になることも、小説が漫画になることもなきにしもあらず。


 することが増えればミスも増える。そうした中で、前任の保流は失敗した。話を聞きにいけば出てきた言葉は、「関係者がお年を召されているせい」と外部の人間に責任転嫁し、「彼女がメディアミックスに慣れていないせいで」と部下を示す。


 くだらない。社歴十年以上と御大層に提示しながら、当時社歴1年の新人を大型プロジェクトの補佐をさせ、最終的にヘラヘラ笑って場をおさめようとする。社歴1年の新人に任せた自分の責任はないんですか? と聞きたかったけど、僕の作品は出版社にとっては無価値同然、僕には才能が無いので、こんなこと言ってもなと耐えた。


 それに保流に僕の言葉は届かない。簡単な打ち合わせの希望を聞いてくる、でも、その希望が通ることはない。三人以上が厳しいと言えば三人でどうですかと折り返しのメールで聞いてくるのが保流だった。


 周りの人間が、何も知らない人間が聞いたら、保流も一生懸命やっていたはず、編集者だからと味方するだろう。悪気はなかったはずだったと。


 同じように味方していた代表は、僕の制作で起きたことを伝えた結果、「そんなことは知らなかった」「なんて言っていいか分からない」と態度を一変させた。


 保流は悪気が無い。悪気が無いまま、おそらく人を壊す。そういう濃さがある人だ。


 でも、じゃあ、保流が悪気が無かったとして、壊れた僕は?


 僕はどこに行けばいい?


 どうすればいい?


 と思えど、保流は会社員で僕は作家なので、作家は独りであり孤独なので誰も味方なんかいない。保流は悪気が無い。悪くない。俺は悪い。自我が強くて全部悪い。死んじゃえばいいのに。死ーね、死ーね、死ーね、コールが聞こえる。学生時代の反響だ。


 自我を殺せばいい。ブラック企業で自我補正するとか。自我が強いんですよね。


 天上さんの言葉を思い出す。あれとコールの区別がし辛い。


 鬱々としていると、家を出る時間が遅れて電車を使うことにした。僕は普段朝4時に起きて、5時すぎに家を出て職場まで歩いている。探偵は脚力が命だからだ。雨があまりにもひどいときは、電車かバス。今日は2ミリか、なんて思って出社すれば、最寄りの駅で鹿治さんと、天上さんが並んで座っていた。


「御上くん相変わらず傘さすの下手だねえ」


 鹿治さんが笑う。人懐っこい、父親みたいな笑い方だ。僕、父親いないけど。つかまり立ちする前に父親は僕の前から姿を消した。


「カッパ着てこようか悩んだんですよ。でも2ミリって言うし風も無いからいけるかと思って」


「なにかあったんですか」


 天上さんが不思議そうにしている。


「なにもないとこんな濡れちゃいけないんですか」


「すみません」


 天上さんが反射的に詫びる。口角はゆるんだまま。


 そのしぐさに、パワハラで追い詰められた人間の仕草が重なる。 


 自我を殺せ。


 あんな単語が、果たして作家である天上さんから出るだろうか?


 天上さんはブラック企業で自我を殺せばいい、と言っていた。天上さんは前の仕事で自我を補正された、とも言っていた。


 天上さんの理論では、ある程度自我を殺せば生きやすくなる、というアドバイスだった可能性がある。


 しかし自我を殺せは、仕事の場において重大なコンプライアンス違反だ。リーガル事務所にも聞いたけど、パワハラとして訴えることが出来てしまう。


 僕は職場導入のAIチャットの履歴を見る。


『自我を殺せと言う言葉は、臨床心理の分類で人格否定的発言・行動抑圧型暴言にあたります。特にクリエイター・デザイナー・執筆業分野の自我と表現が結びついている職業の人間に対しては、貴方の存在を殺せに近い響きになる。精神衛生上の影響は侮辱、叱責よりも深刻であり、ガイドラインにおける個の尊厳を傷つける言動に該当する可能性が高い』


 こうした結果が出ることを、天上さんは知らない。


 前の仕事で胸倉掴まれたことがあると言っていたから、仕事はそういうものという認識がある。


 天上さんはこの言葉が加害ではなく保護の目的として誤認しているかもしれなくて、でも僕が嫌だったと言ってもきっと、届かない。


 気にしいだから、傷つきやすいから、いつも悩んでいるから、で終わる。


 それに、保護目的で言ってない可能性も勿論ある。たとえば、過去に言われて処理しきれず、無意識でやりなおしをしている可能性とか。


 たとえば、過去に殴られていた人間がいたとする。殴られ続けるのは嫌だから、無意識のうちに殴る側に回る、とか。


 保流も正直、それに近い可能性がある。支配的というと天上さんはおそらく「そんなことないと思いますけどね」と否定するだろうけど、おそらく保流は、誰かの意見を音で聞くことは得意でも、受け入れて調整することがすごく苦手だ。


 保流にとっては修正が発生する=良くないことであり、新しい意見や修正がそのまま自分の安全を揺るがす否定に直結する。


 保流は「ありがとうございました」と、「素敵です」しか、受け取れないのだ。それ以外の言葉は全て、保流の身の安全や計画を狂わせる脅威にしかならない。だからこそ、クリエイターのスケジュール調整に失敗したのは、性格ではなく脳の構造の可能性がある。


 障害があるとかそういうのじゃなく、思考の癖として。


 どうしても調整がぶつかり出来なかったのではなく、クリエイターの話を聞くと保流の思い描いたスケジュールが全て壊れ、変更の発生から目を背けた結果だ。


 保流がしつこく僕のプライベートについて聞いてきたけど、あれは知りたいから、仲良くなりたいからではない。


 自分が情報を知らないことが耐えられない、自分は信頼される編集者であるという自己像が、崩せなかった可能性がある。


 一度も会って話をしたことがないのに、保流の中ではメールで一年以上やりとりした相手は自動的に仲良しになっていて、保流の中では僕は仲良しのはずなのに、僕が仕事を言わないから、何故と混乱した。


 僕の仕事を聞くことで、「ああ大丈夫だった」と安心を求めた。


 一度財布を落として、すごく怖い目に遭った人が、どこかに到着して都度、財布の所在を確認する、みたいに。


 と、可能性を精査するけど、実際はどうか分からない。普通に僕のことが嫌いで、フルシカトしてた可能性も、当然ある。


 肝心の天上さんはといえば、どうなんだろう。


 自我を殺せ。


 お望み通り、なんの企画も出さず、貴社の好きなように書きますよと言っているけど、いい顔をしない。というか、出ないのだ。書きたいことも企画も。求められなければ出ない。だから、意見を言いたくても言えないというより、キャパオーバーとか言われるし、書いても読まれないし、それが脳の構造なのか忙しすぎて読めないのか本当に読みたくないのか分からないし、怖い。全部が。


 天上さんがバーでああ言っていたし、自我を殺せとか言っていた時の表情が明らかにいつもと違っていて、「こういう顔でこの人はこういうことを言われてたのかな」と、誰かの演技をしているみたいだったけど、それが素の可能性がある。


 いやでも、あからさまなガチガチ陰キャが大学デビューして陽の皮をかぶった無理やりの擬態というか社会人鎧があった。


 天上さんのSNSもだいぶ、そうだったし。


 (笑)を入れて自分を茶化して、馬鹿にされる前に自分にツッコミを入れる防御。(笑)を入れているところが、茶化されたくないところ──だと思う。


 あれを持つ人間が自発的に自我を殺せという発想に至るとは思えない。


 天上さんはSNSでたびたびロジックに触れていた。議論の武器のテクニックと紹介していた論理は一撃で崩せるものだし、パワハラやモラハラに至る人間は、ある種のずるがしこさを持つけど、天上さんはそれがない。


 小手先のテクニックで生きてきたこずるい人間を自称したけど、なんとか頑張って生きて地べたごろんごろんしてる、「おれはわるいやつだぞ、えっへん‼」と社会人のお面をかぶってる三歳児くらいの子供に見える。「なかない!」という鉢巻きをつけて、「りっぱなかいしゃいん」刺繍のついた金太郎の前掛けして、尻丸出しみたいな。


 SNSぜんぶ「すごくろんりつよいまにゅある」を紹介している感じだし。


 だからこそ、「ブラック企業で自我を補正しろ」は、なんか、そう言われたのを真似してるような気がする。「婚活すればいい」「マッチングアプリで自我補正すればいい」「DVモラハラクズヒモと結婚して自我補正すればいい」も、誰かの真似な気がする。


 そうなると、苦しくなる。言われたってことだから。


 自我補正しろって。


 耐えなきゃ耐えなきゃとした生存戦略により、それを善意で、苦痛の処方箋として他人に出している可能性が高くなるってことだから。悪意ではなく、構造的な条件反射、ほぼ無意識の再現。


 そして本人が自我補正しろと言われたのが嫌だった時、それを相手にしていたと気付いたとき、絶対に苦しい。


 僕に対して自我殺せ、補正しろって言わなくなったのが、ただの僕のヒス防止ならまだしも、その部分の自覚だとしたら、相当苦しいんじゃないかと思う。


 僕は鹿治さんと話す天上さんを見る。


 少し明るめの、調子。


 人当たりが良さそうな、うそっぽさ。


 鹿治さんへの相槌が、的確だ。多分鹿治さんも分かってる気がする。天上さんは、多分だけど、本当に聞いてるときは聞いてるんだか聞いてないんだか分かんないものになり、相手や他に注意しているものがあるときは、だいぶはっきりと相槌をうつ。


 表情と、声がやっぱりわかりやすい。この人は。


 前にリモートで打ち合わせでもと言われ断ったが、理由はこういう点にもある。顔や声などの言葉以外の態度と、言葉が一致しないのでメールだけだと危うい、リモートだと機械音声と表情が読みづらいのが一つ。


 もう一つは僕の心の問題で天上さんの顔に弱いという点があり、なおかつ天上さんはリモートだとメガネをしよる、僕は死ぬほどプライベートはメガネです、みたいなタイプに弱いので、死ぬ。


 なので対面重視だけど、やっぱり、確信が積もる。


 天上さん、表情と声音が一致する時、他人が楽しそうにしているのを見ているときか、本当に暗いこととか、こいつやべえんじゃねえかという爆弾発言の3タイプだから。


 普通に人間がアトラクションを楽しむ様子を眺めてるときは、楽しそうだった。


 あんまり売り上げが振るわなかったときの結果報告は、苦しそうだった。


 編集部の人間がバーベキュー行ってノロウイルスで半壊したのを嬉しそうだった。天上さん一人暮らしだしお腹大丈夫だったのかと思ってどうだったか聞いたら、「行かなくて良かったな~と思って」と嬉しそうにトンチキ返答で、こいつやべえんじゃねえかって本気で思った。


 そういう時と比べて、ブラック企業で自我補正は顔と仕草が、違う。 


 でも、どこまでも確信なだけで、確定ではない。


 天上さんが何も言わない以上、天上さんは自我を殺せと思われていると想定して接したほうが、天上さんにとって安全だ。


 それにまたいつ言われるか分からないし、天上さんが「自我を殺せ」を今、どう思ってるか分からないし、正直出版業界では当然かもしれないし。


  今日は、なんでかホームにいるし。僕に話があるのかなと一瞬思ったけど、まぁ普通に通りがかって鹿治さんと話ししてた可能性もあるし、


 さっと退散しようとすれば、天上さんが「あの」とこちらを見た。半年以上ぶりに目が合った気がする。


「あの、ちょっとお話しできませんか?」


 どうなんだろうなと思う。


 僕が暴れ出すと面倒だから渋々のあれか、普通に何か用があるのか。


 考えていると、鹿治さんが「大丈夫だよ」と言ってきた。


 鹿治さんが大丈夫というなら、大丈夫かもしれない。駄目なら鹿治さんに後で頭突きしよう。


「いっておいで」


 鹿治さんの言葉に「いってきます」と答え、僕は天上さんと共に改札を出た。


■■■




「あの、自由に書いていいかどうかの確認って、なんの目的があったんですか」


 セルフのカフェで注文を済ませ、アイスティーのストロー袋を開いていると天上さんが問いかけてきた。


 最近、天上さん経由で僕が自由に書いて本当に問題が無いか代表に聞いた。


 目的は前任の保流が上司として機能しているようには思えなかったこと、代表がいざとなったら「そんなこと知らなかった」と手のひらを返したからだ。


 天上さんを見ていると、いざとなったら僕のせいでこいつは切られるのかしら、みたいな不安がよぎる。それの解消だ。どうせ、天上さんからすれば意味が無いように感じるんだろうけど。


「目的伝えたら、何になるんですか」


 なので、そう答えたものの天上さんは傷ついた顔をした。傷つきながらも、焦った顔で言葉を紡ぐ。


「でもほら、出版社的には、ですよ、作家さんの自由に書いていただくのが一番いいという、前提があるわけで、一般常識として」


 それが保流では機能しなかった。


「部下を守らない上司が、心の底から嫌いだから」


 僕は返す。


 保流は特殊なケースの可能性がある。でも読みたいに繋がらないという編集部の言葉がずっと引っかかって抜けない。


 皆去る。好きに書いて傷つくことのほうがずっと多かった。自我を殺せと言われるし。辛いことのほうが多い。信じて、負担かけて、ああ自分は要らない人間なんだと思い知る。


 それが、きつい。保流は、悪くない、保流は悪いところあるかもだけどいいところもある。必要だって言ってもらえる。だけど、俺はそういうのがない。読みたいに繋がらない。この人と仕事したいと誰も思わない。そういうものを、俺は書いている。才能が無いのに。死にぞこない。


 好きなものを書いたらいい。前に書いたものをのせてもいい。


 それは、どうでもいいからだろうか。


 売る気が無いから?


 消耗戦だから?


 よく分からない。


 何を求めているんだろう。どうでもいいのだ。僕は。報われない結果出せないかもだけど、一緒に頑張ってほしいと言って、断ったのは天上さんだ。


 だから天上さんの意向にちゃんと沿っている。僕をいらない、他のクリエイターさんにと言った作家さんにだって、僕はじゃあ、ちゃんとやめますって言った。迷惑かけませんって言った。ちゃんと幸せそうにしている。嬉しそうだった。好きな人と仕事が出来て良かったねと心の底から思うのに、僕の存在が明らかに邪魔になっていて、やっぱり冬に死んでおけばよかったかな、なんて思う。そうしたら、紙の本は売れるから


 天上さんが、理想が高いというたびに下げた。一緒にやれたら嬉しいから、もう未来は見ないと。データもちゃんと消した。好きに書いたらいいは、保流みたいに僕が途中で作品を放り投げて捨ててトラブルになるのが怖いからだ。


 だからちゃんと、保流との制作のファイルを、見せたのに。天上さんが悪く言われないように。


 なのに何でこの人は、そんなこと望んでないみたいな顔をするんだろう。


 言われた通りのことをしたんだよ、僕は。


「誰かを苦しめる創作はしたくないし、一人が辛い。でも作家は孤独で、俺は自我が強くて、理想が高い……だから、ちゃんと、望むようにしてる。なのに何でそんな、嫌な顔をするの」


「だって、もう言ってないじゃないですかそれ」


 天上さんは苦しそうに返した。


 その通りだった。ずっと天上さんは、それを言ってない。


 言わないでほしいとは頼んでない。ふっと、消えた。


 僕は天上さんに言ってない。死ぬほど、ストーカー日報という、WEBサイトで書いてただけで。


 読んでたってこと、か?


 なんで?


「昨日まで大丈夫でも、今日信頼度はゼロでスタートしてるんですよね。なら、昨日まで理想が高い、嫌だって思ってたことが、今日は違うって可能性も考えないと、フェアじゃないですよ」


「それは」


 その通りだった。昨日まで応援してくれたファンが今日もファンとは限らない。


 昨日まで、独下先生との作品の為って言ってくれてたクリエイターさんが、もう飽きてる、僕のことを嫌いになった、他にすごく描きたいものが出来た、なんて思うのは当然だ。


 怒らない。


 ただ、悲しいな、でも僕には引き止める才能も価値も無いから仕方ないよね。


 今日、残ってくれたファンを大事にしよう。それで、終わる。


 だから、去ってく人は追わない。絶対に追わない。きちんと手放して幸せを祈る──というか、逃げる。僕が、僕からその人を守る。


「好きに書いてほしいは、ずっと言ってます。俺は、御上さんに」


「読みたいに繋がらない話なのに?」


 聞き返す。質問はしたくない。だって、望む回答が返ってきたためしがないから。聞かれたことに応えて理解されたためしがない。許されたことが無い。


 だらか、今回だって無理。分かってる。期待しない。天上さんだって言った。人に期待しないって。


「いいんじゃないですか、好き嫌いある、10人中1人がこれっていう話、狙っても書けない。それにほら、会社の商品ヒストリーであったじゃないですか。上層部は嫌だって言ってたけど、結果は違ったってやつ。今の映画だって、今更公開しても収益なんか取れないんじゃないかって言われてましたし」


「僕は結果出せない」


 結果出せなくてもいいよって、言ってもらえる才能もないのだ。


 いらない、邪魔な、不用品。それは分かっている弁えてている。だからどうか、もう、自我を殺してなくなりたいのに。


「売れなかったら売れなかったで御上さんのキライな会社に打撃与えたってことでいいでしょ」


 天上さんは笑う。この人は何を言ってるんだろうと思ったけど、少しだけ、苦痛が和らいだ。


 

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