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第1話 謎の少年

これは、いまより少しだけ後の話。


本当に起こるかもしれない


そして、起こらないかもしれない


そんな、物語

















「今回、君たちに集まってもらったのはね〜、

―――この、不法侵入者君を、捕まえるかどうかしてほしいから」


とてもとても大きな部屋で

この中で、一番小柄な、そして14歳くらいの男の子が言った。



そして、侵入者と言われたのは16歳くらいの少年だった……

黒髪に緑色の目、よく言えば中性的悪く言えば女顔の顔つき。


「そのために……我ら幹部を呼びだしたのですか?……キング」

「うん。その通りだよ。レイ君」


「……こいつ……からん……?」

「すばるっちの知り合いなのー?……じゃーまだ、カーレント隊長が来てないけど、君が受け持つってことにしようかな?じゃあ、説明するね―――」


その瞬間、部屋の扉が勢いよく開いた。


「も、申し訳ありません!……カーレント隊長は…その」


18・9歳くらいの女の子が入った


「気にしないでー。たった今、この件についてはすばるっちが受けることに決まったから」

「は、はあ」

「ちょ!……キング……まさか」

「これはキングの権限で、受け持ってもらうよ〜」


「しょ、職権乱用です! いま私にはキングから受けている任務が」

「大丈夫! レイ君に任せるから」


その瞬間レイ君と呼ばれている男が驚きのあまり

「俺ですか!?」

「うん。いいよね?レイ君」

「……はい……キングの命令とあらば」

レイ君とやらはため息をついた。どうやら苦労性のようだ。


「え?え?」

さっきから事の起こり理解できていない人がいた


バタン!!

大きくドアが開いた。


「どうした!今は緊急会議中だ!」

さっきのことがあったからか少し怒ってますレイ君

「も、申し訳ありません……舞鶴隊長 レベル5です!」


「分かった。現場の状況を言って あ、じゃあちょっとぬけますね」


「うん。その辺にさっきの侵入者君もいるはずだからよろしく〜」

「げっ」

まじかよーと小声で言ったのは誰も聞こえていなかったようだ。




「………ここにもいるのか」

さっき、不法侵入者と呼ばれていた少年が立っていた。

「何だ、兄ちゃんは旅の人かい?」

「……………そんなものだ」

「ここは、よくこいつが出てくるという土地らしくてな、本当だったらここまで治安もいいはずないんだが…」

「何だ?」

「そこに、大きな建物があるだろう?あれはノーセンテピアという組織でな。


―――ああやって、あの化け物たちを倒してくれる」


そう言って、おじさんが見たのはバケモノのような大きな体をした、そしてとても人とは思えないものと闘っている、まだ幼さが残る18・9歳くらいの人だった。

だが、そこには人間とは思えない力を使っていた。


「ほら、ああやって倒してくれるんじゃ……ほかの町はこの昼間に外に出るやつは少ないここは……恵まれているんだ」


「ぐああぁぁあ!!!」


その瞬間、組織の隊員と思われる人が悲鳴を上げた

―――無理もない。その隊員は……腕をもがれていたのだから……



「ノ、ノーセンテピアが圧されてるのか…………どうしたんだい?兄ちゃんも逃げないとバケモノに食われてしまうぞ」

「バケモノじゃない」

「え?」

「ま、舞鶴隊長が来たぞ!!各隊員フォローにあたれ!!」

舞鶴隊長と呼ばれていたのは、さっきいたすばるっちと呼ばれていた女だった。




「う〜ん。こいつのために来たと思うとムカつくなぁ」

「は?……今なんと」

「いや、何でもないよ」

「……夏」


そう呟くと、どこからか左頬に刺繍(タトゥ)をした子供が現れた。


―――そして次の瞬間、舞鶴隊長はそのバケモノの頭にいた。


そして、その横には、夏と呼ばれた子供も……


「ねー。君ってからんがどこにいるか知ってる?………って、聞こえてないよね」


ドカァァアン!!!

バケモノは体中の血が噴き出るようにして―――いなくなった


「夏。お疲れ〜」

「うん!お疲れだねすばる!」

「あのね、あそこにね…」

小さな声で、何かをつぶやいた

「うん。わかった!……ありがと〜夏探す暇が省けたよ」

「うん」

そう言うと、どこかに行ってしまったのか、姿が見えなくなってしまった。





「さ、さすが舞鶴隊長!!見事でした。」

「あぁ、うんありがとね〜……あ、私ちょっと用があるからここで」



「かーらん。そこにいるんでしょ〜」


すると、カランと呼ばれた少年


「お前……ここで、何をやっている?!」

「お……久し振りーなのかな……からんだよね」

「こちらの質問に答えてからだ!」


どうやら、知り合いというのは本当のことらしい。


―――何かしらの因縁があるということも



「貴様!舞鶴隊長になんという口をきいている!」

「アイナ、こいつ私の知り合いなんだ……それに話したいこともあるから


ここの後片付け、任していいかな?」


「……舞鶴隊長の、ご命令とあらば」

「うん、頼りにしてるよ。アイナ」



「さぁ



私と、話をしようか………からん」


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