学ぶために2
読み書きとかねだってる場合じゃねえ
マジか魔法があって魔物がいるのか
ならあれか?魔王や勇者とかもいたりする?定番の冒険者ギルドも?ケモミミ、エルフ、どわーふも!ドラゴンだって実在するの?うっはー興奮する!僕の考えた最強の生物!聖剣とかもあんのかな?ダンジョンとか聖女様とか果てには天空城とかも!ラピュ○!ちょーすげー!
落ち着け俺・・・なんかあれだ夢の中とは言えそういうものが存在しない世界を知っているだけに無駄に感動が大きい
はっ・・・ならあの知識も現実にある・・・?
いや、待て慌てるな俺いくらなんでもヒャッハー駄目だ我慢できねえ!いざ実践!
「ステータスオープン!」
そして俺、モーブスの無双英雄譚が始まったのである
「なんだいこの子は?急に黙ってニヤニヤしだしたと思ったら大声で何か叫ぶし・・・って今度は真っ赤になって顔隠すとか忙しいわね」
「モーブスも難しいお年頃なんだよ。そっとしといてあげなよ」
で・す・よ・ねー!恥ずかしいぃぃぃ!!!そんなん生まれてこの方見たことねーよ!何やってんの俺慌てるなって思ったじゃん!夢の中の空想ものだよ?フィクション中のフィクションだよ!あるわけねーだろ!何が無双英雄譚だよ!馬鹿じゃないの俺!悶える!にーちゃんも気遣わんで!逆に辛い、恥ずかしい!この記憶を消してぇぇええええ!
「というかモーブス、なんで今さら魔物なんかで興奮してんだ?よく話題にも出るし珍しいものでもない、よく獲物として持って帰って来てるだろ」
「ぁぁぁぁぁぁ、う?ちょ、なにそれ鳥とか獣しか見たことないよ?話題で出てくる魔物は俺をビビらす為のおとぎ話かと・・・」
「モーブスお前、子供の癖に穿ち過ぎだぞ・・・一角ウサギとか森狼とか見たことあるだろ?鳥系は普通の動物しか持ってきたことないが魔物の鳥もいるからな?」
「えぇー、見た目じゃ分かんないもんなんだね・・・」
「つーか魔物って鳥獣系以外も森にいるからな?食べれないから家には持ち帰らんだけで虫系や不死系、植物系なんかはよく駆除してるぞ」
「そ、そうだったんだ・・・とうちゃんつえー」
「がっはっは!まぁな!そうだぞーとうちゃんは強いんだぞー!」
「モーブスー俺も俺も」
そんなこんなで何日かに分けて魔物について聞いてみた。聞くたびにとーちゃんとにーちゃんの武勇伝になり俺大興奮。時間は掛かったけど満足です
魔物に囲まれたとうちゃんのピンチに颯爽と駆けつけたにーちゃんのくだりは思わず手に汗握った
足に怪我をしたとーちゃんが遺言を託してにーちゃんを村に返るようにいったくだりではもう大号泣、顔面グシャグシャにてとーちゃんに「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛どうぢゃんじなないでぇぇぇぇ」と縋りついてしまったよ
とうちゃんとにーちゃん脚本家と語り部の才能あるね。ステータスが見れたらセカンドジョブで吟遊詩人とかついてんじゃない?
ステータス・・・うっ頭が・・・
次話まで書き溜めたので明日投稿しますね




