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Come Back Hero   作者: 魚顔
Come back ‼︎
4/5

story 4

〜オーストラリア〜

はじめは今、Sランクのモンスターを倒すためにオーストラリアに来ている。

オーストラリアのヒーロー管理機関で待ち合わせをしてるのであるが、


はじめ「遅い‼︎何時間待たせるんだあいつ。

俺一人でやった方がもしかして早いんじゃねぇか?」


かれこれはじめは5時間待たされてた。

待ってる彼も彼なのだが。

そこへ、


?「はじめか?はじめだよな?久しぶりじゃねーか‼︎」


はじめ「よう、久しぶりだな。怒涛の大地さん」


ガイ「おいおい、いつもみたいにガイでいいよ。それより力戻ったんだろ?おめでとうだな‼︎よし早速行くぞ」


はじめ「待て、お前まず俺に言うことあるだろ」


ガイ「お前に話すこと?

…あ‼︎

俺結婚した‼︎」


はじめ「そうかそうか、結婚したか。そんなのどうでもいいんだよ、とりあえず今は…

結婚だとー‼︎?」


ガイ「おう、最近だけどな。結婚したぜ‼︎」


はじめ「…もういいや、頭痛くなってきた」


ガイ「そうか、だったら行くぞ!モンスター退治へ‼︎」


はじめ「その前に休ませろ。疲れた。」


ガイ「ったくしょうがねーな。どっかで一泊していくか」


はじめ「賛成」


そうしてはじめはよくわからない疲労で疲れきった体を癒すために、ガイのオススメのホテルへと向かった

…が、


はじめ「おい、俺はてっきりホテルって聞いたはずなんだけど」


ガイ「ようこそ‼︎my homeへ‼︎」


そこはホテルではなくボロ屋…ガイの家?だった。


はじめ「なんでテメエの家なんだよ‼︎」


ガイ「借りてるだけだ。なんでここかというと、ここからモンスターの位置が近いからだ‼︎」


はじめ「ったく、最悪だ。休もうにも休めねぇよ。」


ガイの借り家の中には何もない。

もぬけのからの家だ。

とてもじゃないが、休めない。

おまけにサソリやヘビのような危険な生き物がうようよいる。


はじめ「なぁガイ、もう休まなくていいよ」


ガイ「ん?そうか?じゃあ、行くか‼︎化け物退治へ‼︎」


ズズッ


はじめ「おーい」


ガイ「というか、もう来てるんだな」


EM1「シュアアアアアアア‼︎」

EM2「キュルルルルルルル‼︎」

EM3「ゴガアアアアアアア‼︎」


突如として現れた三体のEM

各EMの叫び声と出現した時の衝撃ででガイの借り家は吹き飛ぶ。

ボロ屋とはいえ、家が吹き飛ぶほどの衝撃でも、ピクリとも動かない二つの影。


はじめ「へえ〜、さすがはSランクのEM、そこそこやりそうだな。

だが、三騎士じゃねぇな。」


ガイ「ただの集まりだな。だけどSランクだ。気を引き締めろよ‼︎なめてたら死ぬぞ」


瞬間、ヘビ型のEMが攻撃を仕掛けた‼︎


EM1「シャーーーーー‼︎」


ドーーーーーン‼︎


その攻撃により、地面に大きな穴があく‼︎


はじめ「すげえな。底が見えない。」


ガイ「次が来るぞ‼︎」


続いてサソリ型のEMが液状のものを口から吐き出す。


ガイ「毒か‼︎」


二人はよける。

そこで、


ドーーーーーン‼︎


液状のものは爆発した。


はじめ「何が毒だ。爆弾じゃねえか。…⁉︎」


爆発を避けたはじめを鋭い爪が襲う‼︎


はじめ「チッ‼︎」


間一髪のところで攻撃をよける。

はじめを攻撃したのは熊型のEMだった。


はじめ「あ?おい、ガイ‼︎こいつの腹見てみろ‼︎」


ガイ「腹?」


熊型のEMの腹には、緑色の結晶が埋め込まれていた。


ガイ「こいつは‼︎」


はじめ「ああ、変化型だ‼︎」


変化型とは、EMの中でも戦闘によって姿、体質、攻撃力、防御力などを変えることができるEMであり、EMの中では戦闘に特化している存在である。


はじめ「変化型なんて、いつ以来だろうな」


ガイ「この三体の中じゃ、一番厄介だな。」


はじめ「確かにな。じゃあそろそろやるか」


はじめの体が青い光に包まれる。


はじめ「EP発動‼︎お前らを一瞬でぶっ倒す‼︎」


EM1「シャーーーーー‼︎」


ヘビ型のEMがはじめに攻撃を仕掛ける‼︎

しかし、その前にヘビ型EMの体がバラバラになる。

当然回復はするが、回復が追いつかず、EMの体が跡形もなく破壊された。


それをみてガイは、


ガイ「おい‼︎なんで手を抜いてんだよ‼︎もっと全力で戦えよ‼︎」


はじめ「わかってるよ‼︎久しぶりだから感覚が鈍ってんだよ‼︎」


この戦いでも、はじめはまだ全力ではなかった。

いや、出せずにいた。


はじめが攻撃を止めた瞬間を狙って、サソリ型EMが液状のものを吐き出す‼︎


はじめ「やべ‼︎」


ガイ「しょうがねぇな‼︎EP発動‼︎」


突如、地面からはじめを守るように壁ができる‼︎


はじめ「サンキュー、ガイ」


それは、ガイによるものだった。


ガイ「俺もやるぞ‼︎

俺は全てを護り、仲間に手を出すやつには俺の怒りをぶつけてやる‼︎俺の名は怒涛の大地、ガイ‼︎

お前らを今から跡形もなく叩き潰す‼︎」


そして、二体のEMを閉じ込めるように、地面で檻を形成し閉じ込める。

しかし、その檻もすぐに破壊された。


ガイ「さすがはSランク。この程度じゃ、すぐに壊しやがるな。

やっぱり閉じ込めるなんてガラじゃねー‼︎

大地の(ガイア・アーム)‼︎」


ガイの腕が地面に包まれ、巨大な腕へと変化する。


ガイ「避けれるもんならよけてみろ‼︎」


そしてサソリ型EMへと攻撃する。

そこにははじめの姿も


はじめ「おいおい、バカやろう‼︎」


巨大な腕の割には、かなりのスピードでサソリ型EMを叩き潰した。

当然はじめは回避していた。


はじめ「この馬鹿力‼︎もっと周りの状況とかみろ‼︎俺まで潰れちまうだろうが‼︎」


ガイ「回避できたからいいじゃねえか‼︎

結果オーライだ」


はじめ「あとでお前も倒してやる」


ガイ「おー、こわいね〜」


そんなやりとりをしている間に熊型EMが二人に攻撃する。


ガイ「おっと。」


はじめ「この野郎、すぐに終わらせてやるよ」


はじめが動くと同時に、熊型EMの腕が吹き飛ぶ。


熊「ゴア⁉︎」


熊型EMは腕を再生させようとする


はじめ「させねえよ。」


ガイ「⁉︎はじめ‼︎それは再生じゃない‼︎拡散攻撃だ‼︎」


はじめ「なに⁉︎」


ガイの言葉通り、熊型EMの傷からは触手のようなものが無数に飛び出し、はじめに襲いかかる。


はじめ「くそ‼︎空中じゃ回避できねえ‼︎

こうなったらこのまま突っ込んで…」


ガイ「大地の(ガイア・ウォール)‼︎」


はじめを地面できた壁で守る。


はじめ「すまない」


ガイ「気にするな。だが、さすが変化型。侮れねえな」


はじめ「ガイ、お前の力であいつの動きを止めろ。あとは俺がやる。」


ガイ「まかせろ、

大地の(ガイア・チェーン)‼︎」


地盤がめくり上がり、熊型EMの体に巻きつき完全に動きを封じた。

そして、はじめが動く。


はじめ「いくぞ‼︎

雷の衝撃(トール・インパクト)‼︎」


はじめの体は青い光で包まれているが、青い光は雷へと変化する。

そして、一瞬で熊型EMの体を貫通する。


熊「ガッ‼︎…⁉︎」


熊型EMは自分の体の変化に気づいた。

再生できない。


はじめ「再生できねえだろ。

お前の体は俺の雷で再生機能をストップさせた。お前はもう、再生できない。くたばるのを待つだけだ」


熊「ガァアァァァァァァ‼︎」

熊型EMがはじめを攻撃する。

しかし、


ガイ「もう諦めろ。テメェの負けだ。大地の(ガイア・スピア)


地面でできた槍が熊型EMを貫く。

そして、熊型EMは静かに倒れた。


はじめ・ガイ「任務完了」






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