ナイロック湖底にて。ここ、湖でしたよね!?
ついに5000PV突破しました。
小さな目標でしたが、やはり嬉しいものです。
ちなみに、ユニークは1000突破しました。
馬鹿の襲撃の後、早めに昼飯を済ませ、11時にはログイン。
やってみたい事があったのだ。
というわけで、やってまいった『ダマスナット集落』!
例によって集落の名前の由来は知らん! 適当だろ、多分。
さて、とりあえず武具屋にて装備を物色、気に入った物は購入した。
ゾンビにするためにモンスターを狩り続けた為、軍資金は結構な額ある。
武器屋で銅のメイス《銅で作られた簡単なメイス。At+8。》
防具屋で黒の腕輪《禍々しいフォルムの黒い腕輪。腕装備。MP+12》
購入後、装備しその後のパラメータがコチラ↓
クロウ ♂ 16 死霊使い
HP 16
MP 25+12
At 1+8
De 6+4
Sp 4
こんな感じ。着々とMPがあがりつつある。いい傾向だ。
☆☆☆
ナイロック湖畔に立ち、能力を発動させる。
「使役系能力『自分憑き』発動!」
ナイロック湖の主を憑依させる。自分に。
この前主様のパラメータを確認した時、特殊スキル+泳ぐがあったことと、スキル泳ぐが無ければ水の中に入れないことは確認済みである。
……今日は泳ぐぜ~!
それにしても、MPがごっそり減ってるな~、と思いつつスキル 泳ぐ が発動しているか確認。
MP25+18
装備スキル メイスLv8 ワンドLv1 魔道書Lv1
職業スキル 操魂Lv18 使役Lv9 闇魔法Lv1
特殊スキル 泳ぐ《水中を泳ぐ事ができる》
補助スキル Sp+500(水中限定)
称号 魚人《中ボス級の霊魂(ナイロック湖の主)を自分に憑依させる。MP+6》
ほかは変化なし。
後、主様の霊魂が青だったのは中ボスだったからと判明。……だから何とは聞かないでおくれ。
あ、変化あった。俺の見た目が主様を憑依させたことで変わった。
手の指の間には膜が張り、顎と頬の中間くらいにやたら攻撃的なエラ、そして体のところどころに青のウロコが浮いている。
……出来損ないのカッパみたいだなーとか思ったが深く考えたら負けな気がしたので、放置。
それと、スキル 泳ぐ は水中限定のパッシブスキルっぽい。
水中にいればいつでも泳げる。
そして、MPがごっそり持っていかれたのは主様の憑依にMPを30も持っていかれたからだ。
残りMP13。
さて、前置きはこのくらいにして、水中に飛び込む。
……海へ、ピョーン! 湖だけど、気分さ気分!
ゲーム内ではじめて入る水中は、水は澄み、呼吸が出来(エラがあるから当たり前)、湖底はとても綺麗でなんか珊瑚っぽいのがいっぱいあった。
……ここ、湖ですよね?
自信なくなってきたけど、ここは湖である。
とりあえず泳ぐ。
すると、早速モンスターと遭遇。
キラーシャーク HP57 MP0 AT32 De2 Sp87
AtとかSpとか高めの、サメっぽいモンスターと遭遇。
主様固有スキル地震を発動。
「……カッ!!」
衝撃波でサメ撃沈。
俺と主様の敵ではないぜ…!
サメもゾンビ化させて、水泳再開。
……いや~、エラ呼吸って素敵~!
だってさ、いちいち呼吸するのに水面まで行かなくていいんだぜ? 余談だが勿論肺呼吸も出来ますよ?
さっきの戦闘で分かったことが一つ。主様のスキル、結構MP消費する。10減った。
残りMP3。
MPポーション買いに帰ろうかなーとか思っていたら、宝箱を見つけた。
迷わず開けた。……罠である可能性? そんなん勿論考慮しねー。聖夜死ねー。
おっといけない本心が。
で、出てきたのが、
MPポーション。ラッキー!
さっそく使おう、とビンに入っているそれの蓋に手をかけてフリーズ。
……水中で俺、どうやってMPポーション飲めばいいの? 誰かおせーて?
ええいままよ!
MPポーション、オープン!
俺は中身を生贄に、MPの回復を試みるぜ!
MPポーションは液体である。
それを水中で開けたらどうなるか?
また、MPポーションは魔力を多く含むため水よりもほんの少し軽い。
それを水中でオープンしたらどうなるでしょう?
案の定、MPポーションはビンから出て、水と混ざり始めた。
……ですよね! 俺、馬鹿ですよね!
MPがないままモンスターとエンカウントする可能性があるここに長くとどまると、戦えないので(死霊使いは、MP無しじゃただの木偶の坊。というか、メイス泳ぐのに邪魔だから岸に置いてきた。盗まれやせんだろ)一度『ダマスナット集落』に帰るべく上を向いて泳ぐ。
途中で、MPポーションが混ざった水の部分があったので八つ当たり気味に突き抜ける。
と。MP微回復。
ん?
もう一度突き抜けてみた。もういちどMP微回復。
ああ、そうか。
今の俺にはエラがあるんじゃないか。
エラでMPポーションを吸えばいいのだ。
肝心な所で、いつも鼻での呼吸に頼っていた現代人である俺は、エラのことなんざすっかり忘れていた。いや、現代人以外も多分人間は肺呼吸だろうけど。お前ら、アウストラロピテクスがエラ呼吸してたとか聞きたい? 聞きたい。あっそ。
MPポーション全部吸い取った。
よっしMP満タン!
このまま進むぞ!
☆☆☆
十分ほど泳いでいると、湖底に沈没船を発見した。
……おお、すっげー。ボロボロだな!
語彙が貧困で吸いません。あ、いやすいません。
どれくらいテンションが上がったかはこの発言で分かってくれたと思う。
……べ、別に赤くなってなんか無いんだからね! これはただの赤いウロコなんだからね!
そんなツンデレは嫌だ! 第一弾! 次回未定!
どれくらいテンショ(以下略)
さて置き。
目の前に沈没船があったら、そういうのが大好きな(キライだったらVRMMOなんかしない)少年である俺は、単独潜入を試みた。
時刻は11時57分。集合時刻にはまだ余裕がある。
俺は、まるでここから入れとでも言うかのような沈没船の横っ腹に空いた大穴から、沈没船に入った。
中は割と広く、モンスターとエンカウントしても十分戦えるようになっているようだ。
よーし、宝探すぜぇ!
我が家に巣食う悪鬼羅刹の差し金により、パソコンが一日一時間になってしまいました。
母にはさからえません。
次話投稿は、大体明後日か明々後日になるかと思いますが、待っていてくれると嬉しいです。