魔王城大決戦(上)
すいません、過去最長です。
あと、霧香を覚えていますか?
もしも記憶にないよー、という人がいれば、この話を読む前に「閑話:聖夜の未踏破領域。って俺ん家かよ!!」を読んだほうが、すんなりと物語の内容が頭に入ってくるかと…。
さて九月一日。
今日は夏休みが終わって始業式だ。
俺の通う剣崎高校は、家から徒歩で十五分くらい。
部活に所属してない俺は、特に何をするでもなく帰宅。宿題等、提出期限が今日だったものを出しに行って、誰得なのか相変わらずわからない校長先生のありがたい話(笑)を聞いただけなので、帰ったきたのは十時くらい。
「そういやユーキは学校とか行かないの?」
「私は、もう大学まで出てますので…」
ユーキは、そういってなにか苦いものでも噛み潰したように顔をしかめた。
……学校にいい思い出がないのだろうか…?
王族だから、とかいろいろあるんだろう。
「あー、その、スマン」
「フフッ」
「せっかく人が謝ってるのに笑うなよ!」
「ふふふ、だって、私の頭の上に手を乗せて目だけはそっぽを向いてるんですのよ? なんだか可愛くて」
うん、普通にこうしてたら可愛いんだけどな。上目遣い反則。
ホラ、いかんせん性格が、さ。
でも、これでドMじゃなかったら俺の理性が吹き飛んでいたかもしれない。
むしろドMでもいいんだけど、(むしろ好きなジャ…いや、なんでもない)コイツの場合もしむりやり、その、………されても、喜ぶんじゃないか、と。そんなのはダメだ。ユーキが可愛そうだし、一人間としても、ダメだ。
「さて、今日は『Treasure online』のアップデートの日だったな。ユーキも、一緒にやらないか?」
「はい、お供しますの!」
☆☆☆
見慣れた『レストモワーレ』の世界にログインしたけど、何か違和感がある。
「あれ? なんかいつもと違いますの」
「ゆーきも気づいたか。やっぱなんか違うな」
空気が重たい気がする。こういうのをピリピリしているって言うんだろうか。
とりあえず、合流した聖夜に、この前の伝説級宝を渡すついでに聞く。
「なあ聖夜、2ndシナリオって、どんななんだ?」
「なんだ? メールボックスを見ていないのか? 全プレイヤーに通知されているはずだが」
「あ、本当ですの」
「気づかなかったな」
「…まったくこのバカップルは…。注意力がないにも程がある」
「え? なんて? なんて言った聖夜。あれ? なんでゆーきは赤くなってんの?」
「な、なんでもありませんの!!」
「あ、そう」
なんか乙女の秘密とかその辺か?
じゃあ、なんで聖夜は知ってんだって話だけども。
まあ、今は別にいいや。
メニューを開きメールボックスを確認。
《新着メールが一件あります》
開いてみる。
差出人:Treasure online運営
件名:緊急ミッションのお知らせ
本文:Treasure onlineプレイヤー諸君! 『レイオリア宿場町』から東に行ったところにある、『大いなる海』海上に建つ城が見えるか? あれは魔王城だ! だが、簡単に魔王を倒しに行こうなんて思ってはいけない。魔王にもし倒されてゲームオーバーになってしまったら、装備、所持アイテム、所持金は全部喪失だ! もちろん救済措置もない。だから、実力のないものは魔王に戦いを挑んではいけない! それでも我こそは、という猛者は、大いなる海に集え!
P.S.ここまで啖呵切っておいてなんだけど、誰も来なかったら寂しいです。やっぱり誰か来てください。
「えらい運営弱気だな!」
「それは、デスペナルティの救済措置がないんだからな。最悪誰も来ない」
「でも、クロウ様と聖夜さんは行くんですのよね?」
「「――――That's right―――!」」
聖夜は英語だった。格好つけやがって……! コイツとは一度決着をつける必要があるやもしれぬ…!
☆☆☆
「ねーおかーさん。もうすぐ誕生日だよね? お母さんの」
「ええ、そうね」
同刻、明野家リビングにて。
「何歳になるの?」
母柳希は朝食の洗い物をしており、長女、紅葉は椅子に座って母の背を眺めていた。
「次の誕生日で32―――あ! 今のナシ! 嘘!」
「わかってるよ。私がもう今年で20才なのに母さんが32なわけないじゃん」
「え、ええ、そうよ……(ホッ)」
☆☆☆
さて大いなる海の海岸にやってきました。
どうやら、俺たちは結構遅めに来たグループみたいだ。
ちらほらと、幾人かのプレイヤーが散見される。
「や、ゴンドー。お前も来てたのか」
「おお! これは! クロウ殿ではないか!」
その中で、知り合いを発見したので声をかけてみた。
「カミーユ殿やリラ殿、アサクラ殿も先ほど見たぞ!」
「へー。どこにいたんだ?」
「確か、あっちの方に…。あ、あそこにいる。……おーい!」
ああ、本当だ。
確かに、ゴンドーが向く方にカミーユ達がいる。
静かな威圧感を放っているカミーユ。
優しそうなお姉さんの雰囲気のリラ。
いつもどおり顔に喜色が見られるアサクラと―――妹。
「は? なんで沙羅が!?」
「あー! おにいちゃん、ゲーム内ではサーラだよ!」
「あ、ああ、悪い、なんでサーラが!?」
「え? だってメールには強い人は来なさい、って書いてあったよ? 違うの?」
「おま、最近ゲームやってなかったんじゃねーの? 強くないだろ」
「ちがうよー、アサクラと一緒にゲームしてたもん」
「ってあれ? アサクラと知り合いなのか?」
「そだよー。同じクラスだよ、って前に言ったと思う」
「……? あれー? クロウとサーラってしりあいだったのー?」
「ああ、血の繋がった兄弟だ」
「へー、そーなんだー。しらなかったよー。じゃあクロウはお兄ちゃんなんだねー?」
「そうだな。妹は一人しかいないけど。あ、弟がいるってわけじゃないぞ?」
「うん、知ってるよー」
そんな事を話すことしばし。
多分運営の人だろうか、海の男風の衣装のプレイヤーが声を上げた。
「みんな、聞いてくれ。俺たちは漁師なんだけどな、ホラ、あそこに見えるでっけー城があるだろ? あれのせいでな、最近漁ができねーんだよ。あんたら、えらい強ぇートレジャーハンターなんだろ? ちょっと調べてきてくれないか? 船は出すからよ」
あれは運営じゃねーな。NPCだ。
喋り方がそんな気がする。
☆☆☆
「で、おかーさん。結局母さんは何歳になるの?」
「それは紅葉が20歳になったら教えてあげるね」
「ねえ、母さん。私、明日誕生日なんだけど」
「えーっと、じゃあ一生秘密で」
「どーして教えてくれないのー?」
「どーしてそんなに聞きたがるのー?」
「だってさー、高校の願書提出の時も、とーさんの名前書いたじゃん。ほかの書類とかも全部生年月日の記入が必要な書類は書かないし、もし書いても私に見せてくれないし」
「それは、普通そうでしょ。私の母もそうだったんだから、別に変なことじゃないでしょ?」
「うーん。……………。ねぇ、こっからは真剣な話なんだけど、いい?」
目で確認を取るように母を見る紅葉。しかし、母は振り向かなかった。
いや、振り向けなかったのかもしれない。
振り向けば、―――そんなはずはないのに―――それだけで二十年間隠し続けてきたことに気づかれてしまう気がしたのだ。
「………。母さん。
なにか、私に隠し事してるよね?」
「さてと、お母さんは夕食のお買い物してくるわね」
「ねえ、母さん。この時間だと、商店街の八百屋さんと肉屋さん、魚屋さんと惣菜屋さんは開いてないよ……?」
母さんは、逃げた。
☆☆☆
「すまねえが、ここから先は船で近付くことはできねえ。悪いが、ここから先はあんたらで進んでくれねえか?」
といって、船を降ろされた。
どこってアンタ、発生源が魔王城(仮)であろう大嵐で海は超大時化なのに、何も足場がないところで降ろされましたよ?
でも、ここまでくる勇気があるようなプレイヤーだ。それ相応の実力はあるだろうし、無いやつはここで振り落とされる。
魔王城にたどり着けるやつは本当に実力のあるやつだけだと見てまず間違いないだろう。
サーラだってきっと諦めるはずだ。
「なにしてるの? お兄ちゃん。早く行こうよ」
「ああ、わかってる」
ナイロック湖の主を憑依。飛んでもいいけど、もしほかのプレイヤーと敵対した時に手の内が割れてるのはちょっと。
聖夜は飛んで、ユーキは水の上を歩いて、ゴンドーは海を手にした大剣で切りつけ凍らせて進んでいく。
リラやカミーユやアサクラは、無難にも手漕ぎボートで魔王城へ。
準備のいいことで。
「さあ、行こうかサーラ」
ここでサーラは落ちるだろうから、お兄ちゃん安心。
……と、思っていたのだが。
サーラは難なく海面を歩いて行った。
は? 慌ててあとを追いかける。
もちろん泳いで。
「おいサーラ、どうしてお前が水面を歩けるんだ」
「え? だってサーラ、職猫又だし。猫耳スキルをカンストしたらなれるよー、ってアサクラがいってた」
「すげえ、猫耳スキル凄ぇ!」
ちなみに、水の中でも主様を憑依させているおかげで普通に会話できる。
「でも、どんなスキルを使えば海の上を歩けるようになるんだ?」
「えっとね、『幻術』だって。対象に幻覚を見せて、そこにいるものから受ける全ては本当になる、ってせつめいがあるよ」
「つまり、今サーラはその幻覚を自分に見せて、その海の上に足場があるように見えてるわけか」
「そだねー。でも、一度に一つの対象にしか幻を見せることができないんだってー」
すごいな。
要約するとあれか、サーラのスキル『幻術』は例えば敵に幻を見せて、自分に攻撃を来なくさせることができる上に、幻が敵に攻撃を与えたらダメージが行くってわけだ。
「そうだよな?」
「うん。あとは、自分が回復するっていう幻を出して、HPを回復させることもできるみたいだよ」
これは応用性は高いな。
………下手すりゃ、一回も俺の攻撃が通らないでサーラに負ける、なんてことになるかもしれない。
「なあサーラ、ちょっとプレイヤーカード更新しないか?」
「ん? いいよー。はい」
自分の分のプレイヤーカードも渡し、早速サーラのプレイヤーカードを拝見。
サーラ ♀ 11 猫又
HP 12+7832
MP 18+9800
At 5 +4798
De 6 +4800
Sp 12+8439
装備スキル 猫耳LV99 メイスLV1 ナイフLV99 素手Lv99
職業スキル 調理LV99 魅了LV99 回復LV99 幻術Lv99
なんか、とんでもないことになってた。
いつのまにか、ここまで強くなっていたとは。
……これ、普通にトップクラスプレイヤーと肩を並べられるんじゃないのか…?
「……なあ、ちょっと装備見せてくれないか?」
「いいよー。はいこれ」
ステータスを可視にして俺に見せてくれた。
頭部防具 猫又の耳飾り
胴部防具 猫又のメイド服(上)
腕部防具 猫又のカフス
脚部防具 猫又のメイド服(下)
アクセサリ 猫又のネックレス
武器 猫又の牙《猫又の魔力の源である牙をナイフに加工したもの》
特殊スキル+幻術効果増強(スキル『幻術』で生み出した幻に物理干渉効果を与える)
これはまあ。
「アサクラにねー、手伝ってもらったんだ。でもね、この猫又の牙っていうのはなんで手に入ったかわからないんだよ」
「? どういうことだ?」
「なんかね、気づいたら持ってた。多分、キリバ? そうどうのおわってすぐぐらいだったと思うよ」
「ふーん? なんでだろうな」
と雑談することしばし。
魔王城にやっと辿りついた。
「遅いぞ、クロウ」
「なんだ、待っててくれたのか」
「ああ、ここに居るメンバーでパーティを組もうと思ってな」
ここにいるメンバーは全部で俺、ゆーき、サーラ、リラ、ゴンドー、カミーユ、聖夜、アサクラの八人。
ちなみに今更だが、この『Treasure online』では最大で六人のプレイヤーでパーティを組める。
パーティっていうのは要するに仲間、チームのことだ。
「上限を越してるんじゃないのか?」
「阿呆が。さっき今回に限りパーティの人数上限を倍の十二人にする、と通知するメールがあっただろう」
「え? ………ああ、本当だ」
メールボックスを開いてみると、本当に来ていた。
「じゃあ、パーテイを組みましょうか、クロウさん」
視界の端に、パーティに参加しますか、という文字が浮かぶ。
はい、を選択。
ついでに、サーラにも参加を―――ってあれ? もうサーラとはパーティ登録がすんでるみたいだ。
なんで―――って、あ、そうか。
今更ながら、サーラとパーティを組んで以来、パーティ登録を解除してなかったっけ。
どうりでキリバ騒動事件にアクセサリが手に入るわけだ。あれだな、サーラはその時にいなかったけど、パーティ登録はしてたから、パーティ全員に報酬が行くというルールが適用されたわけだ
つまり、猫又の牙は猫又―――当時はメイドか―――の最強装備なわけで。いまサーラの装備も猫又職最強で揃えられてるのか。さすがアサクラが見てただけはある。ぬかりない。
「ねー、はやくいこーよー」
「では、行こうか、魔王城に」
「そういや、ほかのプレイヤーは?」
「それなら、我らの他に三組ほど先に入っていったぞ!」
「そうか。どうやら、俺たちが一番最後みたいだな」
「そうですね。さきに魔王が倒されなければいいんですけど……」
「? 先に魔王が倒されたらなにか困ることがあるんですの?」
「ああ、魔王はこのゲームで周期的にしか現れないみたいだからな、一度倒されたらしばらくはもう戦うことすら不可能なようだ」
「じゃーさー、もしアサクラ達がまおうを倒せたらすごいよねー?」
「そうだ。よし、本気で魔王を倒しに行こうじゃないか!」
「「「「「「「当たり前だ(です)(ですの)(だよ)!!!!」」」」」」」
団結を確認したあと、魔王城―――正式名称『ケーリストファッシュ魔王城』――――の俺たちの身長の八倍はあろうかという重たい鉄扉を押しあける。
ギィィ……ィ…ィ………
さして抵抗もなく、簡単に扉は開いた。
それと同時に城内の壁に設置されている蝋燭が入口から順に灯っていき、魔王城の入口付近が見えるようになった。
魔王場の入り口から中に入ると、目の前―――といっても30メートルはあいているが―――横に十人は並べそうな大きな階段があって、階段をのぼらず右に行くと、ドアがいくつか並んでおり、左側には廊下が奥に続いている。そして階段をのぼると、登りきって先には大きなドア。右に曲がるとまた階段、左に曲がるとドアがある。
壁は落ち着いた黒で、禍々しい感じを与えない、美しい模様を描き、床には真っ白い絨毯。
全体的に白と黒のモノクロで統一されているようだ。
「全くいい趣味をしているじゃないか」
「だな」
聖夜も同じことを思っていたらしい。
「それでは、どこからまわるべきだろう」
「どこでもいいんじゃね? どっから回っても一緒だろ」
「では、こちらに行きましょう」
カミーユが決めた道にみんなで進むことにして―――
行き止まったので、引き返し再度カミーユが道を選択。
そして、また行き止まり。
またも引き返し、今度は部屋じゃなく廊下を進もう、とカミーユの提案。
階段の左側の廊下を進み、曲がり角で右に曲がる、と。
「また行き止まりだな」
「い、いや!? そんなはずは!?」
「なあ、もしかして」
もしかして――――――
「カミーユって、方向音痴?」
「ち、違! 私は断じて方向音痴などではないぞ!? ただ、ほら、どこの道を選んでも結局行き止まりに行き着くから今度はここが怪しいと思ったところじゃない方に行けば大丈夫かと思ってみたらまた行き止まりで結局どんだけ頑張ってもいつも一番最後に選ぶ道が正しいってだけで――――!」
「それを、日本語では方向音痴って言うんですのよね?」
「やめるんだゆーき! カミーユに止めが刺されるから!」
あ、カミーユちょっと涙目。
喋り方とか雰囲気とかやたらクールなイメージがあるから、そういうところがあるととても可愛く見えてしまう。
結局、階段を上って右の、さらに上に登る階段が正解のルートだったみたいで、今度はなんか迷宮みたいなところに出た。
聖夜が顔をしかめた様に見えたのだが、一体どうしたのだろうか。
迷宮内は、豪華そうな椅子や、ロビーでの壁や天井でできた迷路みたいになっているようで、入口からすぐ入ったところで、通路が右と左に分岐している。
「………こっちだ」
聖夜が、右に向かって歩きだした。
なんだ? 正しいルートを知っているのか?
そしてそのまま聖夜の先導に従い続けて、――――たまにモンスターと出会って撃破しながら――――進んでいくと、一度も間違えることなく迷宮の出口にたどり着いた。
「……やっぱりか……!」
聖夜が何か苦悶の表情を浮かべつつつぶやくが、聞き取れなかった。
なんだ? 具合でも悪いのだろうか。
迷宮を出ると、そこにはドアがあった。
ドアノブに手をかけて捻―――
「そのドアを引いて開けるな!」
ドアノブに手をかけたまま、固まる。
そのままそーっと手を離して―――
カ……チャァ……
「あ、開いたんだけど」
「ああ、遅かったか…」
「なんだ? このドアを開けたらどうなるんだ―――!?」
開いた――――開いてしまったドアを見やると、隙間から―――――――――
☆☆☆
「ただいまー。今日はじゃがいもとお肉が安かったから肉じゃがよー」
「……………………」
「紅葉? どうしたの?」
「………ねえ、お母さん。これ、なに?」
「……ッ!」
「ねえ、私の見間違いだよね。この養子縁組の書類、私の名前が書いてあるんだけど。見間違い、だよね?」
「……………」
「ねえ母さん。どうして目をそらすの…? 私は養子なの?
母さんや父さんや黒羽や沙羅や――――
霧香とも、血が繋がってないの?」
「……。いつかこんな日が来るとは思ってたの。紅葉が二十になったら話すつもりだった」
「じゃあ、私は、養子なんだね? 母さん達とは―――家族じゃ、ないんだね?」
「何を言っているの! 紅葉はっ! 血が繋がっていなくても、正真正銘の、明野家の一員なんだから!」
「そう、よかった……母さんは母さんだよね……。でも、もうちょっと時間ちょうだい…。自分の中でいろいろと整理するから…」
「あ! ちょっと紅葉!?」
紅葉は、家を飛び出した。
明日から修学旅行→帰ってきたらテスト→またテスト→そして期末テストのコンボが決まってるので、一体いつこの続きを投稿できるのか………orz
22日か23日には、投稿、できたらいいなー……。
えーっと、頑張ります。
次は、中か、下の投稿です。




