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東方幻想郷  作者: ころかろ
第一章 「紅魔郷編」
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第一話 2人の旅の始まり

ここはどんなことでも、全てを受け入れてくれる場所。

その名は「幻想郷」

この話はこの世界のどこかに存在する幻想郷でのお話。

ここは幻想郷と外の世界のちょうど間にある神社「博麗神社」

この神社に一人の少女がいた。


「あーー動きたくなーーい」


彼女の名前は博麗霊夢

博麗神社の巫女をしている。空を飛ぶ程度の能力と霊気を操る程度の能力を持っている。

この博麗神社は外の世界から来た者などを保護するために幻想郷と外の世界の間という場所にあるのだが、

立地が立地で、全然参拝客がいない。参拝するためには危険な森を抜け、ついたと思ったらお賽銭が少ないと巫女の霊夢にケチと怒鳴られる神社に誰が寄りつこうか。

そのためお賽銭があまり集まらず、常に貧乏なのだ

あまりと言ったが、少ないという次元ではない。そう、0なのだ。

参拝客が一人もいないということはもちろんお賽銭も0。

だから客を呼んでお賽銭をしてもらうか、他の仕事を探さなくてはいけないはずなのだが…


「こんな天気のいい日は、縁側でのんびりするにかぎるわ…」


と言ってお茶を飲んでいるところを見るにやはり動く気はないようだ。

とはいえ霊夢も何か食べないと生きていけないわけで、

なぜこんなやつが生きていけるのかというと…


「おい!霊夢いい加減動け!さっさと幻想郷の見回りに行くぞ!」


彼女の名前は霧雨魔理沙

幻想郷に住む普通の魔法使いで、魔法を使う程度の能力を持っている。

とても元気が良く、霊夢と違い生気に満ち溢れている。

彼女がずっとダラダラしている霊夢を押してくれているから霊夢はなんとか生活できているのだが…

しかし元気すぎるあまりついついはしゃぎ過ぎてしまったり、人の物を勝手に盗んでいくところは欠点なのだが…本人いわく「死ぬまで借りているだけ」らしい…


「今日も魔理沙は元気ねー そんなに元気なんだったらあんたが1人で見回りに行ってきたらいいじゃない」


「なんでだよ! お前は巫女として異変を解決して平和な幻想郷にするという使命を覚えてるのか!?」


「そんなの誰かが勝手に決めたルールでしょ。別に今しなくても誰かがいつか解決しちゃうんだから今はちょっと休憩したっていいじゃない」


「このニート巫女が!」


「誰がニートよ 巫女というきちんとした仕事があるでしょ」


「うるさいうるさーーい さっさと準備をしろ!」


「あっちょっと!」


霊夢をパトロールに連れていこうと魔理沙が強引に引っ張る。


「あーもう分かったからちょっと待ちなさいよ!」


とてもめんどくさそうにゆっくり立ち上がると、

隣に置いてあったお祓い棒を持つと宙に浮き上がり、空を進んでいく。

魔理沙もほうきにまたがると、空を飛び霊夢を追いかけて行った。

こうして霊夢達は異変が起きていないかパトロールへと向かった。


「それにしてもどうせいつも通り幻想郷は平和なんでしょ わざわざ毎日パトロールしなくても大丈夫でしょ」


「その油断が大きな異変を起こしてしまう原因かもしれないだろ!」


「そんなことで異変がどんどん起きてたら博麗の巫女なんてやってられないわよ あんたどうせ毎日暇してるから私のところに遊びに来るんでしょ あんたこそもっとやることあるでしょ」


「ギクッ まぁ…別に今しなくても後でなんとかやるし…」


「あれ?ちょっと前の私と同じこと言ってるような?人に文句言える立場かしらあんた!」


「ウッ…まぁまぁ落ち着けよ…あっほら霊夢!あそこに人を襲いそうな悪い妖怪がいるぜ!」


「えっ!? どこにいるの!?」


(よし…今のうちに…

これ以上この話題を続けたら即刻帰らされて、霊夢がずっとだらだらするに決まってるからな

今のうちに逃げておこう…)


その時霊夢がちょっと呆れたように言った。


「見つけた!アイツね!…ってルーミアじゃない!人を襲わないように約束したのに…また退治してやるわ!

魔理沙!行くわよ!」


「え!?本当にいたのか!?」


森の中をよく見ると、黒と白のワンピースに身を包んだ金髪の妖怪が森の奥にいるのが見える。

ルーミアは、闇を操る程度の能力を持っていて、元々幻想郷の中にいる人間を騙し、人を喰っていた妖怪だが、

霊夢に一度退治されており、人間を喰べない、襲わないことを霊夢に約束しているはずなのだが…


「『本当にいたのか』って魔理沙見つけてたから言ったんじゃないの?」


予想外の事態に慌てて声に出してしまってたらしい。


「あ…いや…この魔理沙様の手にかかればこんなことぐらい朝飯前だぜ!」


「ふ〜ん あっそう じゃあ助けに行くわよ!」


勢いよく霊夢達が下降していくと森の中がだんだんよく見えるようになってきた。


「…いやよく見たら襲われてるのチルノと大妖精じゃない あの2人何してるの…」


下を見てみると青色と緑色の妖精が追いかけられているのが見える。

青色の氷のような羽を持っている妖精がチルノ、冷気を操る程度の能力を持っていて、元気いっぱいなのだが、かなりのバカで、自分のことを(自称)幻想郷最強と呼んでいるが、

そんなに強くはないため大体返り討ちに遭ってしまう。

緑色のかわいらしい妖精が大妖精、チルノの友達でとても優しく、引っ込み思案なところもある。チルノにはしょっちゅう振り回されていて、チルノのブレーキ役になっている。


「まぁなんか困ってるっぽいし助けてやろうぜ! あとチルノにまたケンカふっかけたいし」


「あんた本当に暇ね… まぁ確かに 助けてあげましょうか…」


そうしてチルノと大妖精を助けるため霊夢と魔理沙は森へと進んでいった

一方その頃、森の方では…


「イッターーイ 何すんのよ! 最強のアタイに手を出すなんてあんた命知らずね!」


「チルノちゃん… もうやめようよ… 元々は私たちが悪いんだし…」


大妖精がすかさずチルノをルーミアに謝るように説得しようとするが…


「何が悪いのよ! ちょっと間違えて凍らせちゃっただけじゃない!」


「だからそれがダメなんだよ…」


「何2人で喋ってんのよ! さっさと謝りなさい! 今なら謝れば許してやるって言ってんでしょ!」


「ほら、チルノちゃん謝れば許してくれるって! 一緒に謝ろう!」


「…ヤダ」


「え!?」


「だってアタイはただ、大妖精と遊んでただけじゃない! たまたまそこにあいつがいただけだもん あんな木の下にいたあいつが悪いのよ! 逆にあんた程度の妖怪が私の遊びを邪魔したこと、謝るべきよ!」


「えぇぇぇ…」


「黙って聞いてれば調子に乗って…喰ってやろうか!」


「望むところよ! 逆にあんたを一生氷漬けにしてやるわよ!」


チルノとルーミアはもう一触即発の状態だ。どちらかが攻撃したら本格的に戦ってしまうだろう。


「や、やめて… 誰か助けて…」


大妖精が助けを求めたその時…空から2人が降りてくる


「コラーー! あんた達何やってんのよ!喧嘩はするなってあれほど言ったでしょ!」


「そうだそうだ、せめて喧嘩をするんだったら私も混ぜ ゴホンゴホン 早く喧嘩をやめろ!」


霊夢が来たことにより、一旦戦闘は避けることができたが、チルノも大妖精も、もう少し奥の森にいつもいるのに神社のすぐ近くの森にいることが気になって大妖精に事情を聞いていた。


「まず、何があったの?」


「えっと…チルノちゃんが今日は別の場所で遊びたいって言って、私とチルノちゃんがこの森で遊んでたんです。そしたら木の下で休んでたルーミアさんにチルノちゃんの氷が当たってしまって…」


「うわぁーー これは完全にチルノが悪いな…」


「ほら魔理沙さんもこう言ってるんだし、素直に謝ろう?」


「…氷を当ててごめんなさい…」


「うんうん、ルーミアもチルノに悪気はないんだし、許してやったらどうだ?」


「はぁ…しょうがないな 今回だけだよ 次やったら本当に喰うからな!」


「よし仲直りできたな! よかったよかった」


「あっ やっと終わった?」


暇そうにしていた霊夢がやっと喋る


「お前…本来、これはお前の仕事なんだよ!ちゃんと仕事しろ!」


「あー何にも聞こえませーん聞こえませーん」

耳を塞ぎながら大声でこんなことを言っていると腹が立ってたまらない。


「こいつ…」


「あの…」


「ん?大妖精か、どうした?」


「実は…お二人に少し相談があって…」


第二話へ続く

読んでくれてありがとうございます。

はじめまして、ころかろです。

僕自身初めての作品なので慣れていないとは思いますが、東方の原作を小説家、その後オリジナルで話を追加していこうと考えています。

面白いと少しでも感じてもらえれば嬉しいです。

それでは第二話もよろしくお願いします。

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