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「アメーバとの闘い」

火星施設が誰もいなかったのは侵入してきたアメーバがいました。これも立派なコズミックモンスターです。退治しようとします

火星の施設に着いたのはいいが誰もいない


普通なら職員などがこちらに来てくれるはずだ。しかしいない


「待って。まさか電気も通ってない?」


アイリはとことこと扉に行く


「開いているわ?」


「ふうん?」


とりあえず全員で中に入る


そこは大きい空間となっており広々とした場所。エントランスと言っていいのか受付もあったりここで確認をとるのだろう


もう一度言うが人がいない。どこにもいないのだ。4人は更に悩むことになる


受付をまっすぐ見ている。ロイは横の通路を確認した


「ね…ねえ…なんですかあれ…」


「何って?…げ!」


ロイが確認して見て、3人も確認した


通路にいたのは黄色い物体でまるで液体状になっておりところどころに目が付いている。アメーバと言っていい、まさに気持ち悪いモンスターだった


「き、気持ち悪いわ…」


アメーバ一斉にこちらをみた。目のある場所でアリスたちをみたのだ。速度は早くないが、確かににじみよると言う言葉で来た


「キモい…消えて!」


アイリ、レイア、アイリは戦闘態勢にうつる


アイリはマキシンとオキシジェン、レイアはアサルトライフル。アイリはランチャーを撃つ!


マキシンで撃つとある程度アメーバは分裂する。目を食らったため行動不能になる


「目が弱点ね。そこを上手く狙えば!」


レイアはアサルトライフルで目を上手く狙った。弾に勝るライフルは一気に目を潰しアメーバを倒していく


「気持ち悪いよ~!」


そう言いながらもランチャーで一気に殲滅するアイリ。アイリのおかげかアメーバは無くなっていく


倒したアメーバは黒く変色し水たまりのようなものになる


「倒した…でも、まだいるはず!」


ロイがすっと湧き出た通路を確認した


「地下に行けます!ここから来たのでは!」


「よし!行きましょう!アイリ、我慢していこうね」


4人は地下に行く階段に向かう


…だが、4人は気づいてなかった。反対側の通路に扉が開きそこに少女がいたことを


「…おかあさん」



薄暗い地下に行き、どこが元凶なのか確認する


途中、少しだけアメーバがいたがすぐに退治。そしてようやく場所がわかった


扉を開くとそこは大きい物があった。この施設の主電源の装置があった。もしかしてこの電源がオフになってるからアメーバが来たのでは?


「私に…任せてください!」


ロイは覚悟を決めたのか、主電源の装置に向かう


「ロイ!みんな!ロイがいじくってる時にアメーバを倒すわよ!」


上から、横から来るアメーバをつぶすことにする


オキシジェンガンでアメーバの目玉付近を潰し、アサルトライフルでも目を狙う。ランチャーは主電源を壊さないようにする


「ちっ!結構量が多いじゃない!」


「ママ!どんどん増えていくし電源が占領されちゃうわ!」


アイリの言った通りだった。いくら3人で一斉射撃してもなかなか減らせない


「マキシンで撃つとまずいわ!」


「アイリもランチャーが撃てないわよ!」


「この量、どうすればいいかしら!」


ひとつひとつロイを守るように撃破するしかない。そう思った


しかし、3人の横を素早く通った人影があった。その人は二丁の散弾銃を持った人物だった。後ろなのでわからなかった


「え!?」


その人物はロイの隣にいて一気に発射した


ばああん!がちゃ!ばああん!がちゃ!


散弾銃、いわばショットガンの独特な効果音だ。至近距離で迫ったアメーバを一気に殲滅していく。その人物は言う


「今だよ!主電源のボタンを押して!」


「はい!」


ロイは整備が終わったのかボタンを押して一気に電源をいれる


するとアメーバはその電気に思いっきり食らい数と量が無くなる


やがて何もない。死んだアメーバの液体のみが残った


「やりました!ありがとうございます!」


「いえいえ」


彼女はくるっとアリスたちのほうに向く


二丁ショットガンを持ち、まるで地球の女子高生。という服装をしていた。髪の毛は淡い黄土色。ちょっとギャルのイメージだろう


「…おかあさん。アタシ、来たよ」


「おかあさん?」


この場でおかあさんと言われる人はもう一人しかいない


「…ルウ。無理しなくていいのに」


そう言うとルウと呼ばれる彼女はたったっと走りレイアのもとに来た。そしてぎゅっと抱きつく


「おかあさん…会いたい気持ちでいっぱいだった…」


「ごめんね。ルウ。火星に避難してたけど、いつの間にか戦う力があるのね。さすが分家の一族。あなたも大変立派な一族よ」


ぎゅうう…レイアもルウも、抱き合って再会を感じていた


「ヒーローはルウだったのね。久しぶり。ルウ・ハコネ」


「ルウお姉ちゃんだ」


レイアとルウは抱きしめて離さない状態だった


「もう…どこも行っちゃイヤよおかあさん」


「うんうん。もう離ればなれになるのは止めましょう」


それだけ嬉しいのだろう。ロイはまた家族の愛というのを実感していた



「…皆さんありがとうございます…アメーバが襲来してきたとき何もできませんでした…」


非常シェルターに避難していた研究員たち。幸い誰も死ぬことはなく全員そこにいた


「あのさ。避難はともかくもしかして火星にモンスターが湧き出る場所なんてあるの?」


「多分あるかと。ルウさんのような戦闘員はいても、ルウさん一人では難しいと思いました」


研究員はうつむいて言う。また施設に入るとたまったもんではないだろう


「わかったわ。じゃあ今から虫けらどもを退治しに行く」


「アタシ一人じゃ厳しい部分あったからね。たくさんいれば怖いものはないよ。おかあさんも入れて!」


よし。そうとなれば火星の地に行こう



続く



ここまで読んでくれてありがとうございます!

また新しい仲間、子供が来ました。名前はルウと呼ばれるレイアの子供。二丁のショットガンを武器にする至近距離タイプと言っていいでしょう

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― 新着の感想 ―
テンポよく進むSFアクションに、家族愛という意外な温かさが加わり、読み応えのある作品でした。アメーバ型モンスターの気持ち悪さと、それを撃退する爽快感の対比が魅力的です。特にルウの登場は物語にドラマ性を…
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