1 祝!?犯罪者の誕生
初投稿。拙い文章ですがよろしくお願いします。
「打ちどころが悪かったんだ」
こんなサスペンスドラマの中でしか聞いたことがない台詞をまさか自分が活用する機会に直面するとはまったく夢にも思っていなかった。
俺、水野雪都。ちょっと気弱でいじめられやすくモヤシ体型なことを除けばごくごく普通の高校2年生…の筈だった。少なくともついさっきまではこんな意味深な付け加えは要らなくて済んでいた。まぁそろそろ、長々と話してこいつは一体何をしでかしやがったんだとお思いの方も出てきたと思うので俺の罪状を端的にまとめると…まぁ…殺人を犯しましたね。
ちょっと待ってください、これには言い訳があるんですよ。人殺しといて何を言ってるんだとか何があろうと殺人は殺人だろとか思うでしょうが一旦言い訳させてください。
まずに、俺が殺したのは同じく高校2年生て俺のクラスメイトでもある紺内李玖。こいつを一言で説明するとしたらゴミカス、二言使えるのならゴミカスいじめ野郎である。この説明と俺の自己紹介?を見てものすごーく勘のいい方なら察しがついたかもしれないが俺はこいつにいじめられていた。と言ってもされることはせいぜいパシリくらいだったのだが。
で、今日も今日とて昼休みに人通りの少ない、というか全く無い学校の旧校舎の非常階段とかいう複雑すぎる場所に呼び出された俺。いつも通りにパシってくる紺内。だがその日の俺は一味違った。えげつない腹痛の真っ最中だったのだ。
そんな状態で紺内の話などまともに聞けるはずもなく、紺内が話してても俺は「あっこいつなんか言ってんなー」くらいの感覚で聞いていた。そしたらまぁ、当然ですが紺内がブチギレて俺に掴み掛かってきました。俺は「あっやべっ」と思い普通に抵抗しました。
そこが階段の踊り場で紺内のすぐ後ろが階段だということを考えず!!!
スローモーションで頭から階段を落ちていく紺内。
それを呆然と見る俺。
軽くドンと言う音で落ちていった紺内は白目剥いて倒れていた。この時はまだ「この階段12段くらいだし流石に死んではないだろ。…頭から落ちた気がしたけど」と思っていた。そんな気持ちで一応、一応ね紺内の状態を確認しに行った。取り敢えず呼吸を確認。…呼吸してない。つ、次に脈を確認。…脈もない。
あれ?……もしかして、これ……死んでんじゃね…?
いやいやいやいやヤバいよヤバいよとか言ってる場合じゃねぇくらいヤバいってこの状況は!!!
これは事故!事故だよな!俺殺してねぇよな!あいつの自業自得だよな!と取り敢えず現実逃避してみるものの思い返すと俺は間違いなくしっかり抵抗していたしこの状況で俺が殺してないと立証するのは結構むずくね?法律とか知らんけどこれ俺が殺したことになりそうじゃね…?
祝!人殺しが今ここに誕生しましたー!
その後これからどうしようかと1分くらい悩み、取り敢えず近くに人がいないか確認をしに行こうと一歩踏み出した俺。
そしたら俺はなんか紫のきのことか生えてる鬱蒼とした森の中にいた。
はっ?
気分次第で続きます