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赤いりんごは虫食いりんご 〜りんごが堕ちるのは木のすぐ下〜  作者: くびのほきょう
15歳

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パレルモ家のタウンハウスへと忍び込むのは、オリーブとサイラスの二人に決まった。


オリーブは王族であるサイラスに何かあったらどうするのだと反対したのだが、それは人魚同等の歌姫であるオリーブも同じだろうとドミニクに反論されてしまう。


潜入に際し、オリーブ一人では戦闘力が低すぎるとのこと。


マールムに付いている監視に協力をしてもらえばと思ったが、監視はパレルモ家の敷地外から望遠で見張っているだけだと明かされた。

鮮明に望遠できる魔道具でタウンハウスを外から見張り、出入りしている人を確認してくれている。


ドミニクから、さすがに警戒態勢の整った貴族家の敷地内に、何の準備もなく入り込むことはできないと言われてしまった。この林間学習でマールム筆頭にパレルモ伯爵家の犯罪が判明したため、使用人として間者を潜り込ませることにはなったが、もちろんそれはまだ準備の段階。


そもそも、騎士を付けてもいざという時にはマールムとオリーブがテイムで奪い合うコマの一つになるだけではと、フェリクスに言われてしまう。


検討の結果、ラルフとほぼ同格の実力がある騎士で歌姫のテイムが効かないサイラスが行くのがよいとなったのだ。

マールムはサイラスにテイムが効かないことに気づいてない。そのこともこちらに優位に働くだろうと言われ、何よりサイラス自身も潜入したがっている。

オリーブにはそれ以上拒否することができなかった。


その後、粗方の作戦を決めたところで、今、オリーブは王城へ到着した際に案内された控え室へと一人で戻ってきている。


パレルモ家のタウンハウスへ忍び込むのに華美なドレスは向いていない。忍び込むのに良い服をと準備してもらった服に着替えているのだ。


用意された服は伯爵令嬢が日常着として着るには簡素すぎるドレス。

これは監視が望遠で確認した、今、マールムが着ているドレスによく似せた服。生地は柔らかく、スカートの裾が大きく広がるため動きやすくて、これからの計画を思うとありがたい。

見た目より機能を優先しているマールムの普段着を意外に思うが、平民として暮らしていた期間が長かったからだろうか。


王城には有事に備えて様々な服が種類やサイズを含め大量に保管されていて、簡単なお直しに即座に対応できるようにお針子も常にいるらしい。さすが、国家権力だと感心してしまう。


着替えが終わったオリーブは髪を耳の下で二つに縛った。侍女の手を借りずにできる、マールムのいつもの髪型だ。

仕上げにドミニクから借りたブレスレットとネックレスを服の下へ付け、オリーブは全身鏡の前に立つ。


鏡の中にいるのは、黒い髪に赤い瞳で、フェリクスが間違えるのも納得するくらいの、マールムと瓜二つな令嬢だった。


ドミニクに渡されたブレスレットは瞳の色を変える魔道具で、オリーブの瞳は青から赤へ変わっている。

赤い瞳はマールムとジョナ、そして、父とも同じ。鏡の中に普段はない父の面影を感じ、今から向かう先には父もいる事実に思い至る。何とも言えない切ない気持ちになるが、今は父のことなど考えている場合ではない。


『オリーブ、着替えは終わった?』


胸元からフレイアの声が聞こえてきた。ドミニクから渡されたネックレスは通話の魔道具で、ダイヤモンドのペンダントトップが少し重たい。


「はい。……これなら、親しい人でない限りマールムに見えると思います」


『よかった。サイラス殿下の準備は終わってるから、すぐにそちらに向かってもらうわね。……私たちもここで一緒に戦ってる。何かあったらすぐに声をかけて。健闘を祈ってるわ』


「ありがとうございます」


姿は見えずともオリーブは一人ではない。

全員がオリーブよりも身分が高いために恐れ多いが、もしも彼らが困った時、同じように頼ってもらえる自分になろうとオリーブは思った。


ーーーーー


フレイアとの通話後、すぐにサイラスと合流し二人で厩舎へと向かう。


サイラスの銀髪は茶髪に、青緑色だった瞳は黒色に変わっていて、パレルモ伯爵家の騎士によく似た騎士服を着ている。前髪が長いカツラのおかげで、整った顔立ちは隠れている。

これならパレルモ伯爵家の騎士に見えるだろう。


「うーん。確かにマールムに似てるけど、やっぱなんか違うんだよなぁ。マールムの方が目が怖い?目に力入れれるか?それで全力?」


『サイラス殿下、オリーブに変な命令をしないでください』


サイラスの胸元からフレイアの声が聞こえてきた。サイラスが付けている通話の魔道具もネックレス型のようだ。

サイラスはフレイアを無視して、オリーブへ金色の飾り紐と黒い外套を差し出した。


「念の為、位置情報は俺とオリーブを別々で確認しておいた方がいいだろうってことになって、俺は俺の、オリーブは兄上の飾り紐を持っとけって。フェリクスがラルフのと合わせて3個常時展開してくれる。こっちは騎士用の外套」


いつの間にかサイラスはオリーブを呼び捨てにしている。


『もう二人の現在地も展開してるよー』


「サイラス殿下もフェリクス様も、ありがとうございます」


金色の飾り紐はドレスのポケットに入れたが、落とさないか心配だ。紐色はフレイアの美しい金髪を思わせ、王太子の私物ということを抜きにしても絶対に失くすことはできない。飾り紐はポケットの奥に押し込み、その上に蓋をするように母のハンカチを入れておく。


気温は寒くないが、渡された騎士用の外套を羽織る。外套なしでドレス姿で市街を騎乗で移動していたら人目を引いていたに違いなく、サイラスの意外な気遣いがありがたい。


主城から外に出ると、空はすでに暗くなっていた。

時刻は7時半。そろそろゾグラフ辺境伯夫妻が王城へと着く頃合いだろう。入れ違いになってしまうが仕方ない。

この空が明るくなる時にはラルフを救い出しているはずだと、オリーブは気合を入れる。


タウンハウスへ侵入するのはオリーブとサイラスの二人だけだが、タウンハウスに着くまではもちろん騎士が付いてくる。主城門に待機していた3人の騎士と合流し、一緒に厩舎へと向かった。


オリーブが厩舎に入ったやいなや、前脚で地面を掻き鳴らす音が響く。音がした方向、芦毛の馬の黒い瞳と目が合う。


「マレンゴ!ラルフの居場所がわかったよ。マレンゴが連れてってくれるよね」


マレンゴはバシッと音が出るほどに尻尾を体に叩きつけた。


オリーブはマレンゴの背に乗り、かつてのラルフの言葉を思い出す。『マレンゴは俺の相棒だからお前を振り落とすことは絶対にしない。怖がらずに安心して身を任せれば心配はないから……』


手綱を握り腹を蹴りると、マレンゴは、走り出した。


日が暮れた夜の道をマレンゴに乗って走る。ゆっくりとした乗馬しか経験がないオリーブは、遠慮なくスピードを出しているサイラスに付いていくだけで必死だ。信頼関係のあるマレンゴでなければ無理だったろう。


左右に流れていく夜の街、マレンゴの足音、揺れる身体、そんな非日常的な状況に、オリーブは思わずこれは夢なのではないかと思ったが、オリーブの夢なのにラルフがいないのはおかしい。ラルフの不在によって目を覚まし、ここは現実なのだと思い直した。


ーーーーー


「ゾグラフ辺境伯家のタウンハウスへ着きました」


『二人が城を出てすぐにラルフの両親が登城してね、すでに許可はもらっているよ。タウンハウスにいる家令へとメッセンジャーで知らせてくれた。そのままゾグラフ家の門を入って大丈夫』


ドミニクの言葉を受け、同行していた王国騎士がゾグラフ家の門番へと声をかけると、すんなりと門が開く。


「オリーブ、どっちだ?」


「先導します」


目指すのは屋敷ではない。門から屋敷の玄関まで続く道を無視し、庭の奥へとサイラスと騎士たちを案内する。


灯がないためランタンの魔道具を起動し、しばらく進むと、パレルモ伯爵家との境界にある壁にたどり着く。暗くて目的の場所がわからないオリーブを見かねたのか、勝手に歩き出したマレンゴが立ち止まった先の壁を鼻先で示している。

マレンゴから飛び降り壁の前の草をかき分けると、そこには5年前、10歳の頃まで使っていた抜け穴がそのまま残っていた。


「これが抜け穴か。塞がれずそのままで俺らはラッキーだけど、ラルフんちも随分と不用心だな。兄上、これ、辺境伯の許可は貰ってるんだよな?」


『あぁ貰ってるよ。辺境伯はその穴に気付いていなかったんだけど、開けたのはどうせラルフだろうから後でラルフの個人資産を使って修理するって言ってた』


サイラスは馬から降りると、抜け穴近くの壁へ剣先をあてがい魔法を発動した。騎士の剣は魔道具も兼ねていて、使える魔法は剣によって異なるのだ。たちまち、剣先の周りが螺旋状に崩れて穴が広がっていく。

オリーブの膝までしかない小さな抜け穴が、あっという間に腰の高さまで広がってしまった。これなら、背の高いサイラスでも通れるだろう。


「お前たちはここで待機だ。もしも召集の花火が上がったら突撃してくれ」


オリーブは外套を脱ぎ、騎士の一人へと預けた。

そしてマレンゴの首へ抱き付き、干し草の爽やかな香りを胸いっぱい吸い込む。


「マレンゴありがとう。必ずラルフを連れて戻ってくるから、ここで待っててね」


マレンゴは目を細めながらオリーブへと頭を摺り寄せ応えてくれた……。


最後にこの抜け穴を通ったのは、パレルモ伯爵令嬢だった最後の日。

5年前の夜とは逆方向、ゾグラフ辺境伯家からパレルモ伯爵家の方向へとオリーブは抜け穴を通り抜けた。


ーーーーー


月明かりだけが頼りな真っ暗な庭を、小さなランタンの魔道具一つだけで小走りで進む。


「怖いなら手繋ぐか?」


サイラスがオリーブへ手を差し出しているが、王子の手など恐れ多くて繋げないし、王子でなくても異性と手を繋ぐなど出来ない。頭を横に振り断っていると、胸元からフレイアの大きな声が響いた。


『ちょっと、何やってんの!?お昼のこともやっぱりわざとだったんだわ』


『僕、後でラルフに言っちゃおー』


「おい!フェリクス!絶対やめろ!」


かつては暗闇が怖くて妖精をテイムしてしまった庭だが、サイラスたちのおかげで今晩は少しも怖くない。

オリーブはフレイアの怒号でお昼にラルフと手を繋いだことを思い出し、ラルフとは何も考えずに手を繋いでいたことに気付いてしまう。


……ラルフと手を繋ぐのは少しも嫌じゃなかった。心臓が煩くて困っただけ。


ラルフとサイラスとで何が違うのかと、オリーブがその意味について考えてるうちに、庭を抜けて屋敷へと到着した。


事前に監視によって望遠で確認した結果、屋敷の外に立っている騎士の位置は5年前と変わっていなかった。そのため、邸内の警備配置も変わっていない可能性が高いと結論を出し作戦を立てた。

騎士の配置はオリーブだけでなく母も覚えているはず。母と離婚した後も変更していない父の迂闊さに呆れ、かつて母が父のことを『優柔不断で日和見で腰抜け』と言ったことを思い出してしまった。


屋敷の外を警備している騎士を避け、ラルフの飾り紐が示した屋敷の南端へと移動する。

ラルフが囚われているのは2階だとは思うが、念の為、1階の物品庫も確認しておく必要がある。物品庫は庭仕事に必要な道具を入れる倉庫も兼ねていて、邸内からも屋外からも出入りできる。潜入経路としても丁度良い。


窓から中を覗き物品庫に人がいないことを確認すると、サイラスはポケットから防音魔道具を出し起動した。そして、ドアの鍵穴へ剣先をあてがい魔法を発動すると、たちまち、剣先の周りが小さく螺旋状に崩れて穴が開く。

抜け穴を広げた時と同じ魔法を、威力はそのままに規模を小さくしたのだ。サイラスがその穴に指を入れて少し弄ると、カチャリと鍵が開いた音がした。


恐らく、次にこのドアを使うのは早くても明日の朝なはず。

鍵穴があった場所に穴が開いてしまったが、意識して見なければ夜の暗さで見落としてしまうくらいの大きさだ。ラルフを救出し撤収する前に騎士の見回り巡回で鍵穴が壊れていると気づかれてしまうと、めんどくさいことになる。

どうか朝まで見つかりませんようにと、オリーブは祈った。


「鍵穴を破壊し、解錠に成功した。ここからは邸内に入る。防音の魔道具を起動しながら進むけど、予告なく切る可能性がある。兄上たちがこちらに話しかける時はくれぐれも気をつけてくれ」


サイラスが先に物品庫へと入り、オリーブも続く。しばらく物品庫の中を探索すると、フェリクスから声がかかった。


『ラルフとサイラスの位置がぴったり重なってるよ』


そう言われサイラスの位置を中心に周囲を探すがそれらしいものはない。もちろんラルフはいないし、飾り紐もモラレスの実も見つからない。


「ここにはありません。2階みたいです」


『オリーブ嬢、サイラス、丁度今、南端の部屋を出て屋敷の北側へと廊下を歩くマールムの姿を確認したと監視から連絡が来たよ。伯爵夫人も北側を目指し廊下を歩いていたそうだ。オリーブ嬢たちがゾグラフ家に着いた頃合いで、パレルモ伯爵家に遣いを差し向けたけど、予想通り、渡された召喚状について話し合うためにマールムを呼び出してくれたみたい。マールムは部屋を出た。でも、ラルフの現在地は屋敷の南端のまま動いていない。……2階に潜入するなら今だ』


「了解。オリーブ、急ごう」


恐怖か、緊張か、興奮か、オリーブの心臓は早鐘のように激しく鼓動しはじめた。


監視からの報告だと、マールムは侍女も護衛も付けずに邸内を一人で歩くらしい。先にオリーブが一人で進み、サイラスは少し離れて付いてくる形をとることにした。


物品庫のドアから邸内の廊下を覗き、人がいないことを確認し素早く廊下を走り抜ける。ここは使用人エリアのためマールムが歩いているとおかしいからだ。

マールムが歩いてもおかしくない廊下へと出てからは、自然な歩き方を意識し階段を目指す。

今、マールムとジョナがいるのは屋敷の北側、3階にある父の執務室だろう。マールムとジョナと父がここへくることはない。


3人は今、王家の遣いが持ってきた陛下からの召喚状について話し合っているはず。


カイルは、今朝、林間学習のカンディア山からメッセンジャーを使い、陛下へ手紙を出していた。急ぎで書かれた手紙の内容は『サイラスからマールム・パレルモの件を聞いていると思うが、自分が結婚し管理するので問題ない』というもの。


歌姫の力を示すために自作自演で飛熊を放ち、飛熊に異母姉妹を襲わせ、失敗したら悪事を隠すために躊躇なく王族へもテイムを使ったマールム。

そんな独善的で冷酷な人間が、強力なテイムを使えることへの危険性。いち伯爵令嬢が高額なモラレスの実を入手していることへの疑惑。それらを無視して、自分の欲望のためだけにカイルは動いた。


ならばと、オリーブたちはそれを利用させてもらうことにした。


元々、マールムが歌姫だと明かした際にサイラスから城への召喚状が届く話はしていた。ドミニクが陛下へと頼み、マールムとカイルの婚約を匂わせる内容を含めて召喚状を作成してもらったのだ。


召喚状に書かれている登城日時は明日の昼。常識的に考えれば、これはどういうことだとすぐに家族で話し合いを始めるはず。

つまり、マールムが今日の夜分にラルフを処分しに行くつもりだったとしても出発が遅くなるし、話し合っている間は部屋を空けるはず。


マールムの部屋で話し合いをしたり、ラルフが入ったモラレスの実をマールムが持ち歩く可能性もあったが、一番良い結果となった。運はオリーブたちに味方している。

この追い風に乗って最後まで逃げ切りたい。


階段を登り、2階の廊下を進む。かつての母の部屋の前を通り過ぎるその時、一人の侍女とすれ違ったが何事もなく通り過ぎることができた。マールムだと思ってもらえたようだ。

サイラスは大丈夫だろうかと心配だが、不自然になるため振り返ることはできない。


心臓がバクバクと音を立てたまま歩いていると、廊下の突き当たりが見えてくる。T字になっているここを右折したらかつてのオリーブの部屋。10歳の夜、母の部屋から帰る際にジョナに鉢合わせした、強烈な印象が残る曲がり角。


恐怖で足が強張り冷や汗が出る中を、息を止めて、右折した。


右折した先にはジョナどころか誰もいない。大きく息をつくと、その安堵のまま足を止めることなく歩き、かつての自室へと入った。


侍女は出てこない。控えの部屋にもいないことから、もう侍女は下げているようだ。本当に運がいい。


「部屋に入りました。侍女はいないので部屋に入って大丈夫とサイラス殿下に伝えてください」


『分かったわ』


フレイアの返事がしてすぐに、サイラスが入ってきた。


「うわぁ、俺、母上以外の女性の部屋って初めて入った」


キョロキョロと部屋を眺めるサイラスの呑気さに、一人だけ恐怖し緊張している自分が恥ずかしくなり、肩の力を抜く。同じように部屋を眺めてみたが、オリーブの部屋だった頃の面影はどこにもなく懐かしさはほとんどなかった。


すぐに内装を見ている時間などないと気持ちを切り替え、物品庫での位置を意識し部屋を進む。


『そこ!ラルフとオリーブちゃんの位置がぴったり重なった』


目の前には大きな三面鏡とたくさんの引き出しが着いた鏡台がある。

幸いにも引き出しに鍵は付いていない。トントン拍子で、運良く計画通りに進む作戦に気を良くしていたオリーブは忘れていた。


追い風は得てして向かい風に変わる……。


一番上の引き出しに手をかけたその時、カチャリと音が鳴り、オリーブはビクリと顔を上げる。


開かれたドアの前に立つマールムの赤い瞳と、三面鏡越しに、見つめ合った。


『すぐに隠れて!マールムが部屋に戻っていると監視から連絡が入った!』


もう遅い。サイラスの胸元からドミニクの声が虚しく響いた。


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