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炎風吹きすさぶ ~最古の八騎士~  作者: dobby boy
タワーゲーム
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第16話 追跡戦決着!

 たまごろうは、男の投げたコインを拾って、男の前に姿を晒した。一見無防備に! 男はすかさず、コインを投げて来た。


 たまごろうは、タイミングを合わせてコインを投げ返した。


挿絵(By みてみん)


 ギャリィーン!


 派手な金属音を残して、二枚のコインが地に落ちた。


「Na?!」


 男の表情が初めて歪んだ。

 その隙を見逃さず、たまごろうは一気に距離をつめ、跳んだ。


 猫科を思わせるしなやかさで、中空で回転し、踵を男に浴びせた。


 一瞬反応の遅れた男の鎖骨にたまごろうの踵がヒットした。深く深く。


「Gumhhh」

 踞る男の前にたまごろうは、悠然と立ち、

「チェックメイト」


 男は震えている。屈辱に震えて。。。


 たまごろうは、そう思った。

 一瞬の空白。そこを突かれた!


 男の懐から虹色の閃光。驚愕のたまごろう。回避行動。だが。。。


 無情の銃弾がたまごろうの額を貫いた。


「ソーリー。悪く思わないで欲しい」

 男が、十字を切った瞬間、本来のミッション成功の地響きが、男の体を貫いた。

「Yes !」


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