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1-4

  人混みを掻き分けて建物内に入ると正面に受付のカウンターがありその両隣に掲示板がある。それ以外の空いたスペースに机が置いてある。


 机が置いてある一角に人が集中しておりガーベラらしき人物が見当たらないのでもう一度連絡をする。

『建物の中に入ったけど何処に居るの?』

『人混みの中に居るんだけど分かる?』

『分からない。取り敢えず一番遠い机の所に1人で居るよ。』

『取り敢えずそっちに向かってみるよ。コールはそのままにしておいてね。』

『了解。待ってるよ。』


  コールをそのままに人混みに目を向ける。

 人混みがそのままこちらに近づいてきてそのうちの1人に当たってしまいその人がこちらを向き僕に怒鳴り付けた。

「いて、おい邪魔だ、用の無いやつはどっか行けよ。」

「用があってここにいるんだけど、それにぶつかってきたのは君じゃないか。」

「あぁ、なんだと、俺らの邪魔すんのかよ。」

「僕は邪魔するとかじゃなくて待ち合わせしていたのに君らがぶつかってきたんだろう。」

「あぁ、表出ろや」

「通りで喧嘩騒ぎは良くないだろう。練習場みたいな所は無いのかい。」

「んなもん知らねぇよ。ぐだぐだ言うならフィールド出ろや。」

「だから待ち合わせをしているって言ってるだろう。君も人の話を聞かない奴だな。今連絡いれるから待ってなよ。」

「こっちは急いでんだよ。早くしろ。」


 コールの方に集中しガーベラに話しかける。

『ごめん。なんか絡まれたから先にフィールドに出てるよ。』

『大丈夫?私も一緒に戦った方が良くない?』

『大丈夫。心配しなくても大丈夫だよ。姉さんと一緒に見に来てね。じゃあ先行くね。』

『ちょっと待』


 途中でコールを切り相手に話しかける。

「連絡したから行こうか。」

「ぼこぼこにしたるわ。」

 そう言って建物から出て門の方へと歩き出した。


 門を出る際に衛兵さんに挨拶をしたら驚いた顔をされたが挨拶を返してくれた。

 その際、何人かのプレイヤーが怪訝な顔をしてこちらを見ていたが見なかったことにする。


 門から少し離れた場所にやって来て相手が話しかける。

「この辺でいいだろう。さっさとやるぞ。」

「このあたりなら迷惑かける事も無さそうだしね。」

「ちょうどよくギャラリーも大勢いるしな。ここでぼこぼこにしてやるよ。」

「早く始めようか。」

「ふん。いきがってられるのも今の内だけだぜ。pvp申請送ったから承諾しろよ。」

  タブレットが開き"pvp申請が来ております。了承しますか?"との文章とルールだろうデスマッチという名前と相手の参加プレイヤーの名前が4人分乗っていた。

  相手がニヤニヤしながら送ってきたので何かあると思っていたが4対1で戦うということだったのだろう。

 すぐに"はい"を選択する。

「よし、今からボコってやるからな。」

 と1人が話していると他の3人も近寄ってきてエリアが隔離される。


  僕は武器を取り出し構えて始まりの合図を待つ。

  相手も同様に武器を構えて待っている。


 空中にカウントダウンが表示される。"3""2""1"と進み0にななり"lady fight"の表示と共に開始される。



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