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すぐにマッチが始まった。

「何処に降りるかも二人に任せるよ。」

「何処が良いとかあるの?」

「戦略によって変わってくるかな」

「どういうことですか?」

「最初から敵を倒しながら行くなら最初から降りて武器を探すか、良い武器が湧く場所に降りるって所かな。」

「他はどんな感じに進めるの?」

「最初は物資を集めて敵と遭遇したら戦うか逃げる。ってのを繰り返しながら生き残る。」

「その場合は何処に降りれば良いのですか?」

「その場合だと建物が密集している場所や強い武器が湧きやすい場所は避けて、ポツンと家が数件あるような場所で遠い場所が人が来にくいよ。」

「では、その場所に降りようか。」

マップの1つの場所にピンが刺さる。


そこはマップの端で民家が数件あるような場所だった。

「先ずはそれぞれで家を漁って、物資を確保して。それとハンドガンとその弾があればマークしてほしい。」

「分かったよ。」

「分かりました。」

各自、家を漁りに行く。


僕は小さい家を漁って小回復の注射器を2個と中回復の応急キットを1個とレベル1のアーマー、アサルトライフルのスカー、アサルトライフルの弾60発を見つけたのでびっくりスカーをマークして

「スカーあったよ。」

「ありがとうございます。こちらもハンドガンが2つありましたよ。」

「ありがとう。ジャックはハンドガンあった?」

「おう。グロック17を見つけたぜ。」

「なら僕が見に行くね。」


上城さんがマークしてくれた場所に見に行くとガバメントとベレッタ92Fがあったので拾っておく。

そのままその家を漁るも殆ど何もない。


声をかける。

「みんな、取り敢えず物資は何があった。」

「私は注射器が2つとレベル1のアーマーとスナイパーライフルとショットガンがあったよ。」

「私は先程頂いたアサルトライフルと注射器が3つに応急キットが2つありました。」

「俺はグロックと注射器4つだな。」

「僕がガバメントとベレッタ92Fとレベル1のアーマーと注射器2つと応急キット1つだね。取り敢えずジャックにベレッタ92Fとレベル1のアーマーと応急キット渡すよ。」

「助かる。」

「それと上城さん、牡丹に応急キットを1つ渡してあげて。」

「分かりました。」

「ありがとう、メルちゃん。」


「後は弾はどれだけある?」

「俺はハンドガンが30発だな。」

「私はスナイパーライフルの弾が30発とショットガンの弾が45発、アサルトライフルの弾が30発、ハンドガンの弾が30発だね。」

「私はアサルトライフルの弾が90発とハンドガンの弾が75発ですね。」

「そっか、だったら牡丹はアサルトライフルの弾を上城さんにハンドガンの弾を僕に頂戴。上城さんはハンドガンの弾をジャックに渡してあげて。」

「分かったわ。」

「分かりました。有難うございます。」

「助かるぜ。」

「それじゃエリアも迫ってくるし移動しようか。」



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