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ガーベラ達と別れて町に戻ってきた。
おばあさんにもらった地図を頼りに図書館に向かう。
町の西側にある図書館に入るとすぐにカウンターがあり、その奥に本棚と机がある。
カウンターに行き利用法を聞く。
「すみません。図書館を利用したいのですがどうすればいいですか?」
「初めてのご利用ですね。まず図書館の利用には1000リーベを利用料として頂きます。」
1000リーベを取り出し渡す。
「これでお願いします。」
「承りました。それと本の持ち出しは持ち出し許可がある本については一冊1000リーベからで期間は1週間になります。」
「他に注意することはありますか?」
「館内では静かにしてください。それと館内での飲食は禁止です。後、本を読む際は机をご利用ください。」
「分かりました。」
図書館内に入り、本棚を覗いていく。
まず鉱石の種類が書いてある、図鑑を3冊程持って机に着き1冊づつ読んでいく。
まずはこの街に近くで採れる鉱石についての本を読む。
本には鉱石の見分け方や鉱石の精製の仕方、鉱石同士の合成の仕方等が書いてあった。
次の本はよく使われる鉱石についてだった。
よく使われる鉱石の見分け方や精製方法が書いてあった。
最後の本は伝説的な鉱石について見分け方が書いてあった。
3冊の本を読み終えた時、3時間たっていた。
"鉱石についての知識を得ました 鉱石の識別が出来るようになります"
その後、生産者ギルドに行き鍛冶場を借りる。
鍛冶場で今日拾ってきた鉱石をインゴットにしてしまう。
銅鉱石が23個、錫鉱石が10個、鉄鉱石が1個だけあり、銅インゴットを3個と錫インゴットを1個、鉄インゴットを1個作り、最後に銅と錫の合金を作成する。
銅を4個と錫を1個熔鉱炉に入れて作成するも合金にする作業は難しく、失敗してしまった。
取り敢えず今日はここまでにして宿屋に向かいログアウトする。




