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プロローグ2

  暫く余韻に浸っていたがいつの間にかタイトル画面まで戻って来ていたのでゲームを終了しリビングに行くとお母さんが料理をしており「あら、ゲームはもういいの?」と言ってきたので「クリアしたよ。データは後で渡すね。」と返し水を一杯飲む。


  するとお母さんが「もうすぐお夕飯だからその後でお願いね」と言っていたので時計を確認すると5時を指しており朝の9時頃から始めたから約7時間やっていたことになる。



  驚き急いで部屋に戻りゲームの録画データをまとめてUSBスティックに落とす。

 結構な量になったが僕が必死になってクリアしてきたためした思い出だ。

  ふとゲームのことを思い返して全難易度クリアの達成感と喜びと共にゲームが終わったことに対しての寂寥感せきりょうかんを感じている。


 その時、雛菊が部屋に入ってきて雑誌のページを開いて見せてきて

「お姉ちゃん、このゲームを一緒にしよう」

「どんなゲームなの?」

 と言って雑誌を見る。

「Continental exploration onlineっていうVRMMOで何でも出来るよ」

「何でもって武器作ったり乗り物作ったりもできるの?」

 出来るんじゃないかな」

「わかった。考えとくね。でも何でこのゲームを一緒にしたいの?」

「私、このゲームのβテスターだったんだけど面白かったから一緒にしたいなって思って」

「姉さんは誘ったの?」

「誘ったよ。お姉ちゃんもやってくれるって。」

「そうなんだ。とりあえず先にはご飯を食べに行こう。」

「はーい。」

「姉さんも呼んでいこう。」

 と言って二人で姉さんの部屋に行きドアをノックする。

「姉さんご飯を食べに行こう。」

「わかった。今行く。」

 と言い部屋から出てくる。三人でリビングに向かいながらお姉ちゃんが話かけてくる

「そういえばContinental exploration onlineはやるの?」

「とりあえず何が出来るか調べてから考えようかなって思ってる。」

「そっか。私が調べたところβでは銃やドリルがあったみたいよ。」

「そうなんだ。ならやろうかな。」

「良かった。2つ予約してたから無駄にならなくて。」

「予約するの早くない?」

「私たちがやるかわからないのに予約したの?」

「早くしないとみんなで出来るか分からなかったから」

「そんなに人気なんだね。ありがと」


 話しているとリビングに着くとお父さんがテーブルに着いて話しかけてきた。

「なんの話をしたいるんだい?」

「今度サービスが開始されるContinental exploration onlineの話」

「そうか。皆でやるんだね。」

「うん。」

 お母さんが料理をテーブルに運んで来て

「あら、皆ですることになったのね。」

「そうだよ。お母さん予約してくれてありがと。」

「どういたしまして。私も第2陣の予約に応募しましょう。あなたも一緒にしますか?」

「そうだな。じゃあ一緒に頼んでもらってもいいか?」

「それじゃあ2つ予約しておきますね。」

「あぁ、頼む。」

「お父さんがゲームをするのって珍しいね。」

「まぁ、たまにはな。」

「それじゃあご飯にしましょう。」

 と皆で夕飯を食べはじめた。

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