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1-8

 ギルド個室内にて雑談をしていると、ジリリリリというベルのような音がなった。

「もう1時間たったね。」

「今日はもうログアウトしようか。」

「そうだね。なら宿屋に行かないと安全にログアウト出来ないから宿屋を探そう。」

「そうなのね。では、移動しましょうか。」

 そう言って僕たちは冒険者ギルドを出て大通りを歩いて探すことにする。



「そう言えばお姉ちゃん達は明日はどうするの?」

「私は大学の友達と一緒にするわ。」

「僕はポーション作りに行くよ。」

「そっか。明日からは別行動だね。」

「そうね。でも何かあったら何時でも連絡してくるのよ。」

「姉さんこそ何もなくても連絡してきてよ。」

「わかったわ。」


 宿屋であろう看板が見えてきた。

「ここだね。空いてるか聞いてみよう。」

「そうね。3人はで入れるか聞いてみましょう。」

 宿屋に入ってカウンターに行き3人が泊まれるか聞く。

 四人部屋が空いてるそうなのでそこに3人で入らせてもらうようになった。

 宿代は僕が持ち部屋に入りログアウトする。


 目を開けると僕の部屋に戻ってきており時計は10時を指していた。

 パソコンを開くとメールが入ってきており麻衣から週末の予定についてのメールだった。


 "夜遅くにごめんね。

 電話繋がらなかったからメールしとくね。

 前に言ってた週末のライブ配信の件なんだけど、他の子が一緒でも大丈夫?

 その子とisland battle groundってバトル・ロワイアル系のゲームをすることになったんだけどいいかな?

 その子は私の後輩で上城 メルって名前なんだけどとってもいい子なんだよ。

 早めに返事が欲しいな。

 じゃあまた明日"


 との内容だったので返事のメールを書いて送信する。


 "電話出れなくてごめん。

 僕は大丈夫だけど上城 メルさんは大丈夫なの?

 後、運営さん的にはどうかな。

 今まではボタン1人の時しか出てなかった訳だからなんとかなってた部分もあるんだけど他のvライバーさんと一緒にするなら運営さんの許可が必要になるからね。

 まぁ他の企業のVライバーじゃないだけ許可は降りやすくなると思うよ。

 返事が来たら教えてね。"


 送信した後、ボタンのライブ配信を見てたまにコメントして過ごした。


 時刻が12時を回り休もうとベッドに横になったときに携帯が鳴り見てみると麻衣から着信であった為電話に出る。


「もしもし。まだ起きてる?」

「もう寝ようとしてたよ。」

「ごめん。メールを確認したからちょっと話そうかと思って」

「そっか、どうしたの?」

「運営さんの許可がどうのって話なんだけどね。」

「うん。それがどうしたの?」

「桃にも立ち絵をつけて他の子達ともライブ配信出来るようにしようかって話が出てたから大丈夫かなって思ってね。」

「そんな話が出ていたんだね。でも念のために運営さんに確認してね。立ち絵の件についても詳しく聞いておいてほしいかな。」

「わかった。運営さんにメールしとくよ。早ければ明日の昼には分かるんじゃないかな。」

「早いね。わかったら聞かせて。」

「返事が来たら教えるね。じゃぁまた明日。」

「うん。また明日」


 電話を切り目を閉じて明日のために就寝する。

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