表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
To…Me…  作者: 廉衣雅
7/7

リカイ

紫音と愛花が話しているのを見てから、愛花が学校に来なくなった。

紫音に何を聞いても知らないの一点張り。

電話にも出ない。

それから、周りのグループ

に溶け込むのも時間は掛からなかった。

夏休み開け、愛花の席に知らない女の子が座った。

「そこ、席間違えてません?」

「まな?愛花だよ? 」

「ん?え?」

「分かんないの???」

全然顔違う。

「わ、分かるよ…なんで電話出なかったの?」

「喋れなかったの。夏休み中やっと顔の腫れ引いたんだ。」

「事故にでもあったの?」

「な訳ないじゃん。」

愛花は美容整形を行なっていた。

理由は分からない。

元々綺麗だったのに。


「ね、まな白銀君にアイドル仲間紹介してって頼んでおいて!」

「う、うん」


愛花の言葉ひとつに恐怖を感じた。


________________________________________

「紫音」

「何でしょう?」

「紫音のアイドル仲間紹介して」

「ヤダよ」

「お願い。私の言うこと聞けないの?」

「分かった。じゃあ、今日まなさんの家に連れてく」

「うちはダメ。」

「じゃあ僕の家?」

「うん・・・愛花一緒だけど」

「え、大丈夫かな?なんかあったんじゃない?」

「分かんない、私はうちの車で行くから、愛花は紫音が・・・」

「分かった」


________________________________________

「愛花、今日放課後に紫音の家でお茶しよう」

「えーホント?!」

「今日は紫音と帰って!」


どんな心境かは分からない。

でも、愛花は愛花だと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ