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樹海23

「どうします?電車でいきますか?」

「人数も多いし、もしもの時のために、七輪買うんで、、車レンタルしょうかなとか」

 とんさんがいった。

「そうですよね、行ったはいいけど、いい場所がないとかだったら、いろんな可能性を考えた方がいいですよね」

「車だったら、私も運転できるわ」

 僕とかおるさん以外は免許をもっているんで話はまとまった。

「なんだか、楽しいですね、こんなとこでピクニック気分になるなんて」

 カオルさんの言葉で僕らは、最後なんだから親睦をかねて、最後にパーティをすることにした。

「最後の晩餐ですね」

 などといいながら、僕らは持ってるだけの所持金を出し合っていろんなものを買うことにした。

 後始末がしやすいように、簡易の弁当やお菓子にお酒

 お酒を飲んだ方が楽しい気分で睡眠薬を飲めそうだ

 違法なネットで手に入れた睡眠薬を大量に飲んでこの晴天の空の下

 樹海の森の中で眠ったように死んでいくのだ。

 僕らは楽園への切符を手にいれたように思えた。

 そこではもう苦しみとか、先を心配することはないだろう。

 

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