表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/20

狼・後編

初秋の夕暮れ


森中を独りで餌を求めて

彷徨い続ける彼は


獲物の匂いを見つけた


若くか弱そうな少女の

旨そうな匂い


空腹の身であり独りの身には

たまらないご馳走


彼はすぐさま

匂いがする方向へ

駆け出した


獲物を強く欲する

飢餓感という衝動に

突き動かされるまま


速く速く風のように

舞い積もる枯れ葉を

蹴り飛ばしながら

獲物のもとへと

駆けていく


獲物との距離が

縮まったのを悟ると

彼は近くの茂みへと

身体を隠した


獲物である少女の

油断を突いて

飢餓という極度の空腹を

満たすために――


狼の生態は、Wikipediaを参考にしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ