それはそれは、親父とお袋の入れ替わり説。
なんか急に思い浮かんだので書いてみましたが、
特に面白いわけでも、感動をするわけでもないです。
>>なので、特にコメディーってわけでもないです(笑)
えぇ、なんか変な作品が仕上がっただけです。 すみません。
では、そんな妙な作品をどうぞ。。。
「もっと、節約しなさいよ!!」
「なんでだよ? 何事も、豪快がいいんだろ?」
「ダメっ! 絶対、何が何でも節約!節約!!!」
――そうやって、いつも通り 親父とお袋が喧嘩をしている。
それは 見慣れた光景であるが、 その喧嘩の光景に 俺は少しの違和感を覚える。
さてと、喧嘩をし終え、玄関を勢いよく飛び出したお袋。
――よって、 今現在、家の中には親父と俺だけが残っている。
で、肝心の親父は 俺の事なんか気にせずに、 イライラ解消の煙草を吸い始めた。
「ぷはっー」と、満足そうに真っ白な煙を吐く親父。
――さすがの俺も、喧嘩の時 以外では何も思わなかった。
――ただ少し『いい加減、どうでもいい喧嘩はやめてくれ』っと眺めていたくらいだ。
だが、その後に問題は起こった!!!
親父は昔から、煙草をフィルターギリギリまで吸わない。
そのフィルターギリギリまで吸うのは、節約大好きお袋限定。
だが、今の親父は、本当にフィルターギリギリのところまで吸っている。
俺は、そこで「オカシイ」と感じ、玄関の外にいるお袋を見に行った。
すると、お袋はお袋で、煙草を吸っている。
>>ちなみに、俺の家は両親とも かなりのヘビースモーカーである(笑)
まぁ、それはともかく、 節約大好きなはずのお袋は3分の1ほど吸って煙草の火を消し、 また次を吸おうと煙草にライターの火をカチッっと近づけ 吸おうとしている。
しかし、それらの光景は、オカシイにも程があった。
――今のお袋の煙草の吸い方は、元々 親父の吸い方。
――そして、今の親父の煙草の吸い方は、元々 お袋の吸い方。
で、喧嘩の時に感じた“少しの違和感”―――これら全てが繋ぐもの・・・。
〈〈〈 それは、 親父とお袋の入れ替わり 説 〉〉〉
『絶対、あり得ない!』と思いたいけれども、 残念ながら可能性として無くはない。
だから、俺は煙草に火をつけ終えた袋に訊いてみた。
「なぁ、入れ替わってるのか・・・? 親父とよ・・・」って。
すると、お袋は静かに言った―――。
いやっ、正確に言うと 親父は静かに言っただな・・・。
――俺の知りえなかった、〈暇つぶしがてら、時々 入れ替わっている〉という悲しき真実を。
もしかしたら、自分の知らないところで入れ替わっている。
―――そんなことがあるかもしれません(笑)、、、
ですので、たまには親をじっくり観察してみるのアリかもしれませんね^^;