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1話
昔々、激しい戦争がありました。
この戦争では“魔物対人間”の大戦争でした。
時は流れて、戦争が終わった現在。ここに一人の『勇者』と、『魔王』と、平凡な学生がいました。
きらきらと眩しく射し込む朝日に目を細めながら起きると、鳥がうるさいぐらいに、チュンチュンと元気よく鳴いていた。
魔術で有名な“私立セレマ高校”にある寮の一室に住んでいる柴馬優真は、時計を見ると、目を見開いて「うそー!」と叫ぶと、急いで高校に行く支度をする。
廊下に出ると、自分の教室 2-3級組みに急いで走り出した。急いでいたので、優真は気がつかなっかたが、フードを被った背の高い青年が、じーっと見ていた。
続けますのでよかったら2話も見てください。