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罪過を綴る  作者: asahi
中学生編。

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20/20

落花狼藉。

3年の1学期。

クラス替えで僕と小春は別のクラスになった。

学校に行っても、小春と会話をすることなんてない。

それに、小春なんて、もうどうでも良かった。

だけど、ある日、小春から声をかけられた。

「ねぇ、なんで、他の女と付き合ってるの?」

酷く、怯えた、小春らしくない声だった。

ふふ、いい顔。ブスだけどね。

「誰ですか?関係ない人に言われる筋合いなんかないのですが?」

冷たく突き離す。これは、お父さんから学んだ唯一の技術かもしれない。

「ねぇ、だれこの女?私、怖〜い。」

「大丈夫だよ。葵。僕が守るからさ。」

「キャ!夕日ったら男前〜。」

「え〜。そうかな〜?」

「背も高いし、筋肉もあって、めっちゃカッコいいよ。髪型も私の好みに合わしてくれるし最高!」


「はは。髪長くて鬱陶しかったんだよね。ありがとう。じゃあ、今日も家くる?」

「うん。行く行く。」

「他人の前でそんな…。下ネタはよくないよ。」 

「え〜、エッチ。でも、いっぱい愛してくれるんでしょ?」

「うん。たくさん、愛してあおうね。」

まだ、いるなこいつ。

「ねぇ、夕日。おかしいよ。やめてよ。」

「行こっか、葵。」

「うん。夕日の手大きいね。」

「うん。葵のためだよ。」

「ありがと。」

僕たちは、手を繋いで下校した。



3年の2学期

「夕日!聞いたよ、また、別の人と付き合ったって。」

「は?別にいいだろ。てか、あんた誰だよ?」

今度の小春は、殴り込んでくるようにやってきた。

「付き合うのは自由かもだけど、裸の写真要求したって言うのは本当なの?」

「本当だったら何?」

「犯罪だよ?それは。」

「試しただけだよ。何か悪い?実際、送られてきたことなんかないし。」

「もし、送られてきてたらどうしたの?」

「…」

「あ〜。小春も嫉妬してるんだ。もしかして、ヤリたかったの?」

「…名前、覚えてるじゃない。」

「ッチ、うるせぇよ。ブス。」

「ねぇ、夕日、やめてよこんなこと。謝ったら、許してくれるって。」

「うるせぇよ!もう、戻りたくないんだよ!」

「ちょっと、夕日、待ってよ!」

その日以降、学校に行くのをやめた。



3年の3学期。

受験は適当に今、行けるところに決めた。

親もそれで、満足していた。

「ねぇ、AKEMIっておねぇさん?」

「はい。そうですけど。マッチングした美月さんですか?大人っぽいですね。」

「ありがとうございます、でも、俺まだ15歳ですけど。」

「え、したら犯罪じゃん。」

「でも、そっちの方が背徳感あって楽しいでしょ?」

「え〜。確かにね。じゃあ、ホテル行きましょ。お姉ちゃんが出してあげるから。」

「あざま〜す。」

「舐めたガキ。本名なんていうの?」

「本名も美月ですよ。おねぇさん。」

俺は、俺を愛してくれる人が好き。

それが、体の関係だって、何だっていい。

ただ、必要としてくれれば。

僕は、それで、満足なんだ。

第一部終わりです!

読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。

三月ごろにまた書きます!

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