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さようならの欠片

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/02/20


 


それはそれで

吐く息白い真冬の深夜に


とてもつよいこわい悲しみを

つらぬきつづけるほどの

せつない決意だったでしょう


なんだかとびっきりの催眠の

なかに連れ込まれたのちの

あってしかるべき

《現実へのリバウンド》のように

すこし苦々しい悲しみもあったり

するのだけれども

それにも疲れ果てて

ようやく終わるのでしょう



だれも

あなたとおなじ夢を

みてくれないかもしれません



それでも

アレのためにはやってゆかなくては

なりません



金平糖の散りばめられたテーブルの上を

まるで愛おしいものでもみるみたいに

星の想い出を

幻視するみたいに

ひとびとは眺めながら去ってゆくでしょう


そしてあとに残るのは

ちいさなため息と

かすかなさようならの欠片だったり

するのでしょうね



それならわたしは

むかしさみしかったころに

かたほうだけ

目をつむってうたったうたを

だれにおくればよいのでしょう


世界に?





まちなかを

飛んだカモメはまっくろけ

だけど泣かずにただ雨を待つ








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