表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イジメられっ子世に憚る。  作者: satomi


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/15

第2話


 ドラゴンにとってヒトなど米粒みたいなもので、咀嚼なんかはしない。

 おかげで俺は五体満足で胃袋に収まっているわけだが……。

 胃酸―――――‼‼‼

 服が全部溶けてしまった。つまり俺は全裸なのです。



 『酸性に強い体となりました』



 そんなことを言われても、胃の中だし。

 ドラゴンはそこらの物をなんでも口に入れる(たち)のようで、色々と胃袋に入ってくる。

 『ドラゴン討伐』をしようとしたヒトもいるのかな?俺と同じ運命を辿ったようです。気絶している間に装備なんかを少々いただきました。強奪?生きるためです。

 哀れ気絶した人よ。起きるのが遅かったから、全身が溶けてしまったようです。ご愁傷様です。


「俺の胃の中で生きている者がいるのか?」

「あ、俺は異世界転移したようで、須藤正己って言います。装備なんかも食べちゃってるんですね」

「何を食べていいのかよくわからないから、目に入ったものをとりあえず食ってる感じだ」

 なるほどね~。



 ドラゴンさんは最強で雑魚モンスターなんかも一飲みで、胃の中が俺の訓練場になりました。時間の流れは全くわからないけど、来る日も来る日もドラゴンさんが口にする雑魚モンスターを倒す日々が俺の日々でした。睡眠?はドラゴンさんが寝てる時だけど、夜なのか昼なのかは不明。昼寝かもしれないし。

 そんな日常を続けていると…。

「あ、レベルが999だったのが125まで下がった。でも、まだまだですね」

 俺の目標はもちろんLv.1!

「ドラゴンさん!」

「あ~、悪いが名前を付けてくれないか?ドラゴンなんかドラゴンの谷に行けばうようよしてるから」

 なんて危険な場所なんだ!イッテハイケナイ ドラゴンノタニ。

 ドラゴンの名前かぁ。語学力の無さが悲しい。日本語的でいいかな?

「俺が正己だから、ドラゴンさんは龍己(たつみ)!」

「呼び捨てで頼むぞ。正己!」

「了解。龍己!」

 俺は訓練を続けレベルは目標の1となった。



「龍己は知らないのか?食べる時はよく噛んで食べた方がいいんだ。顎にもいいし。顔の筋肉を使う事になるから顔の老化も遅くなる。ん?そういえば、龍己は何才?俺は17才だけど……」

「正己、17才?まだ小童ではないか?俺の年齢か?うーん100才を越えたあたりから忘れてるなぁ」

 100才以上ということか?それに比べたら17才の俺なんか小童も小童だろうな。



 龍己が咀嚼をして食べるようになってからというもの、よく曲がった剣とか(食道、頑丈だなぁ)も降ってくるので、俺が怪我をするようになった。

 龍己監修で、俺も治癒魔法が使えるようになった。

「あー、酸性に強くて治癒魔法が使えるのかぁ。さて、俺のレベルは…-20。マイナス?」

「マイナスがどうした?」

「レベルがマイナスに……」

「レベル1を超えたんだろう?必然的にマイナスになるだろう?」

 そうだろうけど……いいのか?



正巳はどんどん強くなるのです。レベルがマイナスですよ~♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ