#5 希望の星
めんどくさくなったので、今回からあの「(笑)」機能無くさせていただきます。
私はネコだ。これまで普通の男性だと言われ続けていた。しかし、それを今、打ち壊す。
「よし…そろそろだ…」
何をしているのかと言うと、ひっそりと自宅の地下に作った研究室で、希望の星「ワン スター」の開発をしている。まあ星と言えど直径1メートルだがな。まあいい。
ゴーという機械音が響くこの部屋で、6億7896億年もかけて作っている。それが、今完成する。
「いよっしゃー!!」
手を高く突き上げる。そう、完成したのだ。これまでいくつも挫折、失敗があったが、今回ついに完成したのだ。ネコは、やり遂げたのだ。これは後に全米に行き渡る大ニュースになるであろう。そうすれば、ネコはたちまち人気者に…
一方、ネコの友人のイヌは心配そうな顔をしていた。
「ネコ…家から出てこないが、大丈夫かな?」
イヌは腕時計を見る。ネコに壊されたせいで、針が無く、時間を確認できない。
「ネコの事だよ。どうせまた冬眠だとか言ってメル◯リでこれの作者の個人情報売り飛ばしてるんでしょ」
イヌの近くにいたウサギは相変わらず適当にあしらった。
「でも、時間が時間だよ。こんなにも長い時間でてこないのはおかしい。様子を見てこよう。」
その頃、ネコは涙を流し、喜んでいた。
「いよっしゃー…は…は…ハックション!!…うぅ…誰かが私の噂を…?」
まあいいやと首を横に振り、この開発物に目をやる。
「うわぁ〜!!!!!!!!!!!!!!」
ネコはあまりのショックに、椅子から転げ落ち、後ろにあった棚に頭をぶつけた。何があったのかと言うと、先程のくしゃみのせいで、長年かけて作り上げたワン スターが一瞬にして消し飛んだのだ。ワン スターはチリと化し、何もなかったかのように消えてしまった。この長年の努力はこの一瞬にして消え去った。ネコはもはや涙すら出なかった。
ドアを開け、ゆっくりと外に出てくる。
「あ!!ネコ!!よかった!!」
イヌはすぐにネコに駆け寄った。
「個人情報はいくらで売れたの?」
ウサギは軽口を叩いたが、ネコはそれを無視してイヌに抱きついた。
「長年の…長年の努力の…ワン…ワン…」
「ワンワンって、お前犬じゃないだろ」
「ワン スターが…」
ネコはそれ以上言葉にできなかった。
この後、イヌとネコとウサギば動物園に行ってワン スターの事を忘れた。




