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グループ

ルイは、ティーニアたちと少し話した後、学校の寮へ戻った。


学校の寮の⾃室に戻ると、家のベルが何度も鳴らされていた。ルイは、誰か確認するため扉を開けると、そこにはグループのメンバーがいた。


「なんでここに居るの?」


「昨⽇⾊々あっただろ。お前が⼀⼈で⾏ってしまってから、お前が帰えるのを待っていたんだよ。」


確かに昨日別れてからはグループのメンバーのことは頭になかった。忙しくて、考えている暇はなかったのだ。


「悪かったよ。」


ルイは、⾃分が他の者に⼼配をしてもらっているとは思っていなかった。ティーもリオも俺の実⼒を知っているため自分を⼼配をすることは殆どない。他⼈に⼼配されること新鮮で嬉しかった。


「ルイ君、本当に⼼配したんだよ。」


ステラは、こちらの胸に⾶び込んできた。他の者は、目を大きく開きステラの⾏動に驚きを隠せずいた。

ルイは、この状況は猛烈に恥ずかしいという気持ちだった。ただ、これだけ心配してくれた彼⼥を引き離すのも少し⼼が痛むと思い、この状態で居ることにした。



ルイは、せっかく皆が⼼配して来てくれたから、この部屋でお茶会をすることにした。


「皆せっかくだから、お茶でもどう?」


「お邪魔させていただきます。」


この部屋に友達を入れるという事に少し興奮していた。

この部屋は、皆が⼊っても広々した空間が残っている。 8畳もあるリビングにい全員分の座布団はないが、部屋にあるソファーとテーブルに付属した椅子が4個あるので地べたに座る必要はなかった。

女子3名は机に座り、カイトはソファーに腰を掛けた。 ルイもソファーに腰を掛け男子と女子とで別れていた。


そんなに⼈を招く準備をしていたわけではないが、ちょうどリオがくれたお茶と菓⼦があった。


ルイは⼈数分のカップを⽤意し、ティーポットに湯を⼊れリオからもらった茶葉を⼊れた。

その匂いにハルは気づいた。


「ルイさんこれをどこで⼿に⼊れました?」

「知り合いにもらったものだけど。」


「私たちはその知り合いに感謝する必要がありますね。 これは、この国で⼀部しか流通

していない茶葉です。 貴族ですら⼿に⼊れることが難しい⼀品です。」


皆飲んでいた、お茶を凝視し始めた。ルイも、⾼級かどうかなんてわからないので、これがいい物なんて知らなかった。


「くれた⼈にお礼を⾔っとくよ。」


「それでなんですが、余っていたら私が買い取らせてもらうことは出来ますか?」


ハルは貴族出⾝のお嬢様だ。


「この紅茶をだすと、私たち家の拍が付きます。」

ルイは、友達としてならよいが、貴族に肩⼊れするつもりは全くなかった。


「そういう事なら、すまんがあげられない。」

俺は、貴族との関りをなるべく持ちたくはなかった。


「ルイ君、貴族に貸しを作れるチャンスは殆どありませんよ。」


皆がこちらを真剣な眼差しで⾒てくるが、答えは変わらなかった。


「俺は、⾃由主義者なんでね。」彼⼥たちは、何を⾔っているか分からない様⼦だったが、そんなに気にすることはなかった。


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