アズール学園
旅⾏から帰ってきタラ忙しい⽇々を過ごしていた。
「ルイ、来週から学校に通うために、都市テスラテに⾏くよ。」
そうティーニアに付き添いさんテスラテの都市に赴いた。テスラテはそこまで発展した都
市という感じではなかったが、中都市に存在する学校という感じだった。
転移で学校の正⾨前に到着した。学校は、真新しい⽴派な城の形状をした学校だった。学
校の敷地⾯積もかなり広く、⾒渡す限り建物は、10棟以上あった。
ルイとティーニアは、校⾨前で構えていると、使⽤⼈らしき⼈が案内をしてくれた。
警備員だろうか。警備⽤の制服を着て⾨で構えている者がいた。
「今⽇はどのようなご⽤件で?」
「この⼦が学校に⼊る⼿続きを⾏うために来ました。」「お名前をお伺いできますでしょうか?」
「ティーニアです。」
「畏まりました。そうしましたら、先⽣を呼び出しますので少々お待ちください。」
警備員は、その場で固定の電話を使い先⽣を呼び出した。
10分ほどすると先⽣らしき⼈が現れ校⻑室まで案内された。
校⻑室の扉を開けると⼀⼈の⼥性がそこにいた。
「ルイ様ですね。 どうぞお⼊りください。」
そう⾔われ、ティーニアと⼆⼈で部屋に⼊り、さっそく本題に⼊った。
「今から⼊学⼿続きを⾏ので、この書類たちにサインをしていただきます」
⼿続きはそこまで⾯倒ではなく、複数の書類にサインを記⼊するだけだった。
「⼊学テストとかはないんですか?」
「ティーニア様より特殊な訓練を受けていたという⾵にお伺いしております。しかも、実
⼒はティーニア様のお墨付きという⾵にお伺いしております。」
基本的な情報はティーニアが全て渡していたようで、何にもなくスムーズに⼿続きが終わった。
「ルイ様には、1年⽣の S クラスに⼊っていただきます。」
「S クラス?」
「⼀般クラスとして A.B.C.D がありこれは、成績上位順です。その上に特別クラスというものを設けておりましてそれが S クラスとなっています。」
「特別クラスに⼊るって事?」⾃分の実⼒に疑問はないが、あまり座学が得意ではなかった。Sなんて聞くと少し委縮してしまう。
「ティーニア様が認める実⼒を持っている⽅が⼀般クラスに⼊られますと他の⽣徒たちとの差が⼤きく出てしまいます。さらに、レベルが⼤きく異なると教師も指導が難しくなってしまいます。申し訳ございませんがご理解ください。」
校⻑先⽣に、ここまで気を使わせているのが少し申し訳なかった。ルイは勝⼿にティーニアが原因だと決めつけ居ていた。
「ルイ様ご理解いただけましたでしょうか?」
「分かりました。」
「ただ、ルイ様は⽌めててください。」
ルイは先⽣と⽣徒という⽴場なのに「様」付けで呼ばれていることが少しむず痒かった。
「畏まりました。ルイ君、もしよろしければこの校舎をご案内いたしましょうか?」
「よろしくお願いします。」
ルイは、喜びのあまり声を⼤きくしてしまった。早く、この学校を⾒て回りたい気持ちが強かった。
校⻑先⽣に付き従い校舎を案内してもらった。今は、平⽇の10時という事で、ほとんどの⽣徒が真剣に勉強していた。ただ、彼らの近くを通りと視線がこちらに多くなるのを感じた。不思議そうに⾒ているのか、ティーニアに⽬を奪われているのか分からなかった。
校⻑先⽣は、部活棟も案内をしてくれた。
部活棟には、珍しい⼈物がいた。
部活棟の研究室にいたのは、神族序列5位 ナナであった。
「ナナさんここで何をなされているんですか?」
「ティーニアとルイ君、こんにちは?」
彼⼥は、何故か質問をするように返答をした。
「私は、ここの学校の先⽣をしているんだ。」
「校⻑先⽣は、ティーニアと知り合いなの?」
「そうだよ。彼⼥とは⻑い付き合いなの。」
「私たちが騎⼠団に⼊っているって事を校⻑先⽣は知っているんだよ。」
⼀応緊急事態になった際、いつでも出動できるようにしているのだと理解した。
特に、ナナさんは、先⽣という⽴場をしているから途中で抜けにくいだろう。
「ルイ君、私たちの部活に⼊ること考えておいてよ。」
ナナとの約束をルイは完全に忘れていた。釘を刺された以上は、真剣に考えることにした。
ナナと別れ、さらに学校の⾄る所まで案内をしてくれた。購買や学⾷、体育館から魔法実技場、グランドまで案内をしてくれた。
特に驚いたのが、魔法実技場だ。ここは、コロシアムのような形態をとっており観客も呼べるステージになっていた。ここで、魔法競技祭を⾏うらしい。
学校⾒学の途中で、寮へ案内された。
⽴派な寮で、部屋も個室にしては、広々としていた。貴族や騎⼠団の⼦が多く通う学校だから、お⾦を掛けているのは納得だった。男⼥が別の寮ではなく学年別で棟が分かれていた。
寮は、完全な個室タイプになっており、⼀部屋にバスやトイレ、キッチンなどがすべて整っていた。さらに、家具や魔道具の製品が揃っており⽣活するには不⾃由ない状態になっていた。
部屋で校⻑先⽣とは別れた。そして、ティーニアと俺は学校を後にして買い出しに繰り出した。
ティーニアは余り買い物を得意としておらず、いつもリオを連れて買い物に⾏っていた。
ティーニアが今回⽤意したお⾦は⼤⾦貨1枚という⼤きな額だった。ルイは、全く買い物にはこだわりがないため⼤⾦貨1枚の10分の1以下で収まった。
異空間に収納しても、⼀度すべてを出してからの⽅が⽚付けやすく、全て出していったら⼭のように部屋がごった返してしまった。早速⽚づけをはじめ、半分もいかないうちに⽇が暮れていった。
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