最強の少年、最後の⻘春

この世界は５つの種族で構成されていた。神族、魔族、⼈間、亜⼈、そして天使。
主⼈公ルイは、⼈間の国オランダール地区出⾝であった。ルイがいた人間の国は、他の種族からの支配を受けていた。特に、ルイが住んでいたオランダール地区は、⼈間の国の中でも神族に⽀配されていた。ルイは、実⺟の美桜と⼀緒に暮らしていたが、ある⽇魔族の侵攻があり、戦いに赴いた⺟が帰ってくることはなかった。
その⺟の知り合いという⼥性、神族の長であるティーニアと名乗る女性がルイの前に現れたのは、ティーニアが美桜の死を知って間も無くだった。ティーニアは、類を保護する役割を美桜から頼まれていた。
ティーニアは、ルイの母代わりとなり彼の成長を見届けることにした。彼は、魔力量が他の者よりお多い為、人がいない場所で訓練をする必要があった。ティーニアのもとで３年間修行を重ね心身や魔法の技術、戦闘においてどれも力をつけていった。
３年間の修行後、ティーニアたちと暮らす期間は楽しかったがルイには昔からの夢であった、学校へ行き友達を作ることの許可がティーニアから降りた。彼は、その力で色々な者を助けるが、その力に引き寄せられるトラブルは耐えない。最強の力を持ってしまったルイは、学園生活を充実させることができるのか？

最強となったルイの新たな時代が切り開いていく。