0181.召喚獣進化
悪魔たちを倒した際に手に入れた魔力は進化中のリヴァイアサン達にも流れ込んでいく。
これは眷属化と大して変わらないのかな?
眷属化と違う所と言えば相手が神獣と言った所位?
俺達がリヴァイアサンの元へ帰っていくると、リヴァイアサンたちが微動を始めていた。
もしかして進化が終わるのかな?
先ほど結構な量の魔力が流れ込んだはずなので有り得る話だ。
リヴァイアサンの傍にはキセラが神龍の姿で待機している。
『お帰りなさいタカ。どうでしタ?』
眷属全員にオープンで聞こえる感じで話しかけてきている。
こんな風に念話の相手が選べるなんて使いやすいよな。
俺も同じように念話で応える。
『ただいま、追い詰めたら話もせずに自爆した』
『ホウ、悪魔を自爆に追い込めるとは凄いですナ』
うーんこれはきっと誉めてるんだよね。
『少しリバイアサン達の様子を見ようと思う』
『そうですね、わたくしもそれでいいと思います。こちらは何も問題ありません』
『どんな進化をするか? 楽しみだニャ』
『もっと大きくなるんじゃないいかな?』
『これ以上大きくなるニャ?』
『そうだなあ、そう言えばもう限界まで大きい気がするなー。皆はどう思う?』
『なら、小さくなって素早くなるような気もしますね』
『ソレガシハ、色が変わるんじゃないかと思いまス』
たしか、キセラとアンは大きくなって色も変わったよな。
『ガウはどう思う?』
『多分、リヴァイアサン自体が一度は進化した後の形だとは分かるビャ。だから2段目の進化になると思うビャ。その進化先はポキにも分かりませんビャ。ですがタカ殿の召喚獣なので小さくなる可能性は高いと思うビャ』
なるほど、召喚獣になっても呼び出されないのは? っと逆から考えた結果だね。
そうこう話しているとリヴァイアサンは光り始め、進化の最終段階に入ったようだ。
少しずつ光が大きくなっていく。
これは! 大きくなる方の進化をしていることが予想できるな。
光が薄れて見えて来たものは、巨大な人魚? もしくはラミア? のような外見を持つ生物だった。
その尾は長いが蛇ではなく背びれと尾ひれが見えるが上半身は人型のそれである。
ただちょっと見ただけでも全長が4000m超あり、上半身だけの大きさでも1000m近い。
そして子供たちも同じように進化して体長1000m位になっていた。
遠くから見れば美人な人魚達だが、もっと近くに行けば肌色な断崖絶壁とか平原にしか見えないだろう。
母親ならお腹辺りににサーキットとか作ってレースとかも余裕で出来そうなほどだな。
でかい! でかすぎるだろう。
その胸の膨らみだけで標高200m近い山のようである。
いやもっと離れてみれば違うのかも。
しかしあまりにデカすぎて笑ってしまうわ。
乳首すら俺よりもはるかにでかいだろう。
流石に色気は感じはしないが、あおむけに寝てもらって乳首を目指しての胸の登山とか楽しそうだ。
そして登り切った後あの大きな乳首をつついてみたらどんな反応を示すかは何気に気になる。いつか試させてもらおうかな。むふふ。
『我、悲願の進化をせり! レヴィアタンとなりてこの世界の海を守り、あなたの招喚に応じるもの成り!』
母リヴァイアサンからの念話が届き、レヴィアタンに進化した事が分かった。
『私たちも母さんと同じく、にいにの招喚に応じるよ~』
『ありがとう、レヴィアタン達。海で何かあれば呼ばせてもらうよ』
『我らは、小さくなることが進化で可能になった。海の外では空も飛べる。ずっと浮いていても問題ない。だからちょくちょく、いや、順番で交代とかでいい。だから呼んで何人か常に傍に置いてほしい。子供たちよ小さくなるぞ』
『は~い、母さん!』
そう言いながらレヴィアタンたちは人間大まで小さくなった。
うおっ! 小さくなったらかなり遠くに居る。
俺達はレヴィアタン達の元へ急いだ。
超巨大な時は大して気にならなかったがレヴィアタン達は皆上半身裸で目のやり場に困る。
『皆女性だったんですね。服を着せてもいいだろうか?』
『なに? 服だと? 着たことが無いのでよくわからんからあなたのいいようにしてくれ。それと、我々には性と言う概念はない。基本単体生殖で子を作る。こんな姿なのはあなたの希望に多少沿ったためだ。ふむ、これならあなたの子を孕めそうだから女性と言ってもいいかもしれんな!』
母レヴィアタンは胸を張り全く隠そうともしない、大きな胸が水の流れに浮かび揺れていた。
俺ってやつは……すでに巨大ハーレムがあると言うのにその上に何を望んでいるんだ?
まあ、自戒は後にして、俺は適当な防具風の服を急遽設計しレヴィアタンに着せる。
革のベストの下にワンピースで、地球でもギリギリおかしくないと言えるデザインにした。
『わ~い服だ~。にいに~』
子レヴィアタンは俺の所にシュルルと泳いで来て尻尾? で俺を巻き付ける。
きつくは巻かれていないが身動きが出来ない。
『なるほどこれが服か。ありがとう、あなた。どうだこの大きさなら地上でも問題あるまい』
にかっとレヴィアタンはバラの様な笑顔を見せた。
『そうだな、俺の世界ではこちらで言う基人族しか人の様な生き物がいない世界なんだ。変装用の魔道具を装備してくれるかな』
『基人族しかいないとは少し寂しい気がしますね。分かりました。装備させて欲しいです』
俺は変装と護身の効果を持つ腕輪をレヴィアタン達に装備させる。
『これで基人の姿になりたいと思えばなれますよ』
『うむ、試してみよう。……おおっ、無いはずの足が有るような感じで動かせるぞ、凄い魔道具ですね。感心いたします!』
『そんなに褒めていただけると照れるなあ』
『その能力は誇ってよいと思う。それと、あなた。我々に名前を付けてほしい。名づけで召喚獣としての繋がりが完成する』
『う~ん名前か~』
名前、名前、なまえ、なまえ……こんなにたくさんいっぺんに考え付くか~!
『母レヴィアタンは、レイラ。そして君がヤオ、君がアル、サン、スー、ウー、ルー、チー、パイだ』
俺は次々と指さしながら命名していった。
するとお互いの間にある絆がより堅牢になった気がする。
『ありがとう、よい名だ。名前をもらったら先ほどより、より強くなれたようだ』『にいに、ありがとう』
こうしてレヴィアタン達が俺の召喚獣になったのだ。
花粉症で頭が痛い!鼻水垂れまくり!目も痛い! (# ゜Д゜)




