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書き続けるか、やめるか。もやもやした気持ちで書き続ける

ご覧頂き、ありがとうございます。


最近書くのがつらくて、何で書いてるのか、分からなくなります。


無理しないで書いていきます。

常に悠太は学生相談室のスタッフを無視して臨床心理士の大山がいるドアの所へ向かう。


挨拶しないで入ってくるものだから彼らも驚いていただろう。


彼らは悠太をバカにしていると決めつけたからである。


典型的な「全か無」思考が彼をがんじがらめにしていた。


好きか嫌いか、好かれているか嫌われているか。


彼が通っていた精神科医のことも嫌いになった。


診察はあまり話を聞いてもらえず薬を処方されるだけだった。


薬をのむと、酷い眠気とだるさに襲われる。


改善するとは思えない。


不安なことがある度、診療所に電話し受付から担当医師につないでもらった。


「いいかげんにしなさい。大丈夫ですかね大丈夫ですかねって」


電話ごしに叱られ、通院するのをやめた。


悠太は、この医師を「ヤブ医者」と呼んだ。


「精神科医って、そういう人多いですよ」


大山は苦笑した。

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