ある意味ロックです
ご覧頂き、ありがとうございます。
最近書くのがつらくて、なぜ書いてるのか分からなくなってます。
なんとなく続けることが大事な気がするので、無理しないで書いていきます。
優香と連絡がつかなくなってしまっている。
その日のうちに彼女を部屋に連れ込みたいと焦っていた。
一睡もせず部屋の大掃除をする。
結果、デート中、寝てしまった。
翌日も連絡が来ず、不安で、いてもたってもいられなくなる。
彼は学生相談室に向かっていた。
よく、まあ、人は大きなビル、電車などつくるもんだ。
彼はマッチさえつくれない無力な人間だとあらためて思った。
人とコミュニケーションとれない、ろくに就活もできない。
大学卒業を控え、女と、どうすれば、やれるかを第一に考えている。
強迫神経症だから、できないことがたくさんある。
そういう事にして彼は心の安定をはかっていた。
神田駿河台に宮沢賢治が滞在したことがあるらしい。
彼は童貞で生涯を終えたらしいが本当だろうか?
上京してすぐ、悠太も何か特技をつくろうと、お茶の水で中古のfenderのエレキを3万円で買ったことがある。
神経質だから、芸術面で才能を発揮する可能性が有ると信じた。
しかし何かにイライラして、エレキを折りたたみベッドにたたきつけて、長期押し入れの中でカビをはやしてしまった。
オークションでジャンク品として出品した所、3万円で落札でき、元がとれてしまう。
悠太は、女とやりたくてもできない悩みでノイローゼとなっていた。
担当の臨床心理士がいるドアをノックする。
宮沢賢治は、神田駿河台この地で、どんな悩みを抱え、どんな志を抱いて生きていたのだろうか。
お前とあまり変わらないと思うぞと、渥美清の寅さんだったら言ってくれるだろうか。