キッカケ
今回のお話には、引き篭もりや被害妄想という言葉が出てくるので苦手な方はご注意下さい
「正一、起きてる?」
やんわりと機嫌を窺うような優しい声から逃げるように僕は耳を塞ぐ。
聞きたくない。
外との接触を遮断するように、優しい声――母親から逃げるように布団を頭まですっぽり被った。
「……お母さん、もう仕事行くね。テーブルの上に朝ごはんと、冷蔵庫にお昼ごはんがあるから……ちゃんと食べるのよ?」
寂しそうな声、遠ざかる小さな足音。
名残惜しそうに何度も止まる足音をひっそり聞きながら、堅く瞼を閉じた。
「ごめんなさい、お母さん……行ってらっしゃい」
僕の掠れた小さな声は……母親には届かない。
僕は小さい頃から人見知りの気があった。
でも、僕が住んでいたのは田舎の小さな町で小学校、中学校と学年が上がっても学校で見る面々は皆見知った顔。だから、長い人だと幼稚園の頃から一緒なんて人もいた。
そういう訳でこんな僕でも友達は少ないけどいたし、仲が良くない人や少し不良染みた人も長い付き合いのせいか、学校では都会の学校で聞くような酷いいじめはなかった。
その温い環境で僕は特に目立つようなこともなく、ひっそりと自分なりの学校生活を過ごしていた。
――だからかもしれない。
僕がこうなってしまったのは。
少し遠い進学校を受験した僕が高校生活初日で目にしたのは“知らない人”。
新鮮なその光景に思わず目眩がした。
クラスを見回せど知人が一人もいない新しい環境。
だけど、積極性のある人達は自分から他の人達に話しかけていって楽しそうに談笑している。
僕はというと、出遅れてしまって誰にも話しかけられずに教室の隅っこの席で俯いて座っていた。
一人だけ、話しかけてくれた人が居たけどその人もすぐにふらりとどこかへ行ってしまった。それに、その時は緊張でろくに喋れなかった上に頭が真っ白だったからそのときのことを何も覚えてない。
少し経って、教室に入ってきた担任の自己紹介を聞き流しながら、僕はカバンに一つだけつけた小さいキーホルダーをずっと触っていた。
その後、二ヶ月くらいは僕も普通に学校へ通っていた。
いくら友達ができないとはいえ、今までの義務教育とは段違いに高校は学費がかさむ。
それを働いたお金で払ってくれている両親への感謝の気持ちだけで、僕は学校に行きたくないという気持ちを押さえ込んでいた。
それは、じめじめとした、細かい雨が続く梅雨に入ってからのことだった。
昼休みにいつものように周りが集団で騒ぐ中、僕は一人黙々と母親が早起きをして作ってくれた弁当を胃の中に押し込んでいた。
中身を半分くらい押し込んだ後、ふと顔上げると教室の端でうるさ……仲間内で大きな声で楽しそうに笑っていた女子が――偶然だったんだろうか。
僕の方を向いて嗤っていたんだ。
それを僕は、自分の悪口を言われてるんじゃないかとしか考えられなくなった。
その後もずっと落ち着いていられなくて、結局僕は食事を中断し、食べかけの弁当を無言でカバンの中にしまった。
――その日はその事が気になってよく眠れなかった。
翌日、学校から帰ってすぐに夕飯の準備をしていた母親にお使いを頼まれ、冷たい小銭を握り締め僕はすぐ近くのスーパーへと向かった。
目当てのものを購入し、僕が早く家に帰ろうと足早に歩を進めていると
「――え、あの子――じゃない?」
「どの――あ、本当。――だねぇ」
そんな小さな声が耳に入り、心臓が痛いくらい飛び跳ねた。
信号を待つ中、そっと横目で声の持ち主達を見ると僕と同じような年の女子高生のようで、二人はクスクスと嫌な声で笑っていた。
もちろん、僕のことを言われたっていう確証はない。
しかもちゃんと聞こえなかった部分もあったから、悪口だっていう確証もない。
なのに僕は自分でも異常だと思うくらい気が動転し、そのまま僕は家に走って逃げ帰った。
ドアを荒々しく開け、息を切らせながら帰ってきた息子を見てどうしたの? と首を傾げながら心配する母親に僕は曖昧に笑い、何でもないと誤魔化した。
僕の言葉に納得はしてないという顔で、でも何も聞いてこない母親に心の中で感謝をして自分の部屋へ駆け上る。
小さい頃、容姿や僕のおどおどした態度で同じ幼稚園の子に長い間いじめられてから、たまにだけどこういうことは何度もあった。
余程いじめられたことがトラウマになったのか、遠くで聞こえる声が自分の悪口なんじゃないかと心配したり、笑い声が聞こえる度に肩が跳ねたり。……統合失調症ほど酷くはないけど、被害妄想が強いんだろうなって自分でも自覚している。
でも、いつもなら自然といつの間にか気にしていたことすら忘れてしまうことが、今回は違った。
梅雨が明け、ジリジリと太陽が照りつける夏になっても僕は周囲の声や視線に怯えていた。
そして、気がついた時にはもう……僕は学校を休むようになっていた。
母親からしてみればわけが分からなかっただろう。
特に何の問題もなく学校に通っていたはずの息子が、いきなり学校を休むようになって理由を聞いても何も答えないのだから。
……理由なんて、言える筈がない。
周囲の声や、目が、僕を嘲笑ってるようで怖いなんて。
しばらくして夏が終わり、秋も終盤に差し掛かった頃が今の現状。
暗い部屋の中で布団に潜り、母親の疲れたようなでも優しい声に小さく返事をして。
家族がいない間に自分が出来る範囲の皿洗いとかの家事を簡単に済まし、家族が帰ってくる前に部屋に戻って、ネットの世界に潜り込んで外との関わりを絶つ。
そんなことを繰り返す日々。
こんなんじゃ駄目だ。
そう思っても行動に移せない自分に嫌気が差す。
滲んだ涙はそのままに、僕は声を押し殺して布団を握り締めた。
「正一、高校のお友達だっていう子が来てるんだけど……」
「――え」
人は、声を出さない日々が続くと声を出しにくくなるらしい。
数度試した後にやっとでた僕の声は、酷く掠れていた。
高校で友達なんかいない。
だけど、実際今、家には僕の友達と名乗った人物が僕を訪ねてきている。
全く意味が分からない。
素直に喜べないし、裏があるんじゃないかって疑ってしまう。
「出たくない……」
「そっか……それじゃあ、申し訳ないけど帰ってもらうね――って、え?」
「すみません、おばさん。時間が長かったんで心配になって入っちゃいました。えっと、この部屋ですよね。おーい、入るぞー」
え、入る?
誰が?
いきなりのことで思考が追いつかない。
母親の慌てた声をものともしない低い声の人物はそのまま
「――よ、久しぶり。えっと、正一? だったよな」
誰も開けることのなかった僕の部屋の扉を、なんてことのないように彼は開け放った。
「ってか暗いなこの部屋。電気点けるぞ」
「あ、えっと、え?」
パチッと音がした瞬間目に突き刺さる明かりが眩しくて目を細める。
僕の部屋の照明はこんなにも明るかったんだろうか。
「多分お前忘れてるだろうから、もっかい名乗っとくな。俺は上田辰巳」
上田辰巳と名乗った彼はそのまま僕が座っているベッドの縁に腰掛ける。
確かに名前は覚えてなかった。
でも、この人――上田君の顔は覚えてる。
上田君は入学式の日に初めて僕に話しかけてくれた人だ。
それだけ。
それ以外は特になんの関わりもなかったはずだし、名前を呼び合うような関係でもなかった。
なら、上田君は一体何の用で僕のところに来たんだろう。
「この前な、体育祭あったんだけどさ、俺達のクラス勝ったぜ。で、その後すぐに定期考査。体育祭のすぐ後テストって酷いと思わね?」
「そういやこの前山口が……って、山口はこいつな。左の方で幸薄そうに笑ってる奴。そいつがさあ――」
最近学校であった話をする上田君に僕は頷いたり、少しだけポツポツと反応していただけだったけど上田君はそれでもいいようで、時折新しい名前が出る度に持参してきたらしいクラスの集合写真を一人一人指差して説明してくれた。
日も傾き、嬉しそうな顔をした母親が持って来たケーキを二人とも食べ終わって、僕もクラスの人達の名前をちょっとだけど覚えてきた頃。
ふと、僕の部屋の壁にかけてある大きな時計を見た上田君はあっと短い声を上げた。
「やっべ、もうこんな時間かよ。そろそろ帰んないと姉ちゃんがうっせえな……」
「上田君、お姉さんいるの?」
「おう。すっげえ口喧しいし、人使いの荒ぇ五歳上の姉ちゃんがな」
顔を顰めて肩をすくめると、上田君は立ち上がって身体を伸ばした。
帰るのなら見送ろうと僕も慌てて立ち上がる。
「じゃあな、正一。また部活がない日に遊びに来るわ。おばさーん、ケーキありがとうございました! うまかったです」
いえいえと満面の笑顔の母親と、困惑顔の僕に見送られて上田君は走って帰っていった。
帰りに小さく
「げ、姉ちゃんから着信入ってら」
と青ざめていた。
そんなにお姉さんは怖いんだろうかと、噴き出してしまった後でそういえばこんなにも喋ったのはいつ以来だろうとぼんやり考えていた。
それから数日後。
宣言通り上田君は部活がなかったり、休日で練習が午前で終わりの時にちょくちょく僕の家に遊びに来るようになった。
内容は初めて来た日と同じように最近起こったことだったり、今では軽い愚痴のような話を少し茶化しながらも話してくれた。
初めこそは頷いたりしか出来なかった僕も上田君に慣れて、相槌を打ったり僕から話題を提供したりできるようになった。
そのまま長かった秋が過ぎ、雪が舞うようになった冬のこと。
「なー正一。ちょっと聞きたいことあんだけどさ、いい?」
「聞きたいこと? 何、辰巳君」
いつものように遊びに来た辰巳君と家に無駄にあるテレビゲームで対戦中、真剣な顔で僕を見る辰巳君に首を傾げた。
付き合いはまだ短いけど、ここまで真剣な表情をしている彼は珍しい。
思わず僕まで居住まいを正して頷いた。
「正一はさ、何で学校に来ねえの? そろそろお前と青春っぽい『おはよ、今日も頑張ろうぜっ』的なやり取りがしてみたいんだけど」
「――っ!」
いつか、聞かれるだろうとは思ってはいた。
多分、今まで聞いてこなかったのは彼なりの気遣いだろう。
聞かれたのなら、答えなくてはいけない――だけど。
何も言わない僕に辰巳君はすぐ
「言いたくないねなら別にいいけどさ。な、俺と正一が初めて喋った時のこと覚えてっか?」
別の話題を振ってくれた。
ああ、また気遣わせてしまった。
これ以上気を遣わせるわけにはいかないと、返事をする。
「うん、覚えてるよ。内容は……覚えてないけどね」
「俺も喋った中身は覚えてねえわ。で、だ。あん時の正一、中々話しかけるのに勇気いったんだぜ。何しろ顔上げてくれねーんだもん」
「そ、そうだったんだ」
確かにあの時は、教室の空気に気圧されてずっと俯いてた気がする。
目を泳がせる僕にカラカラと笑った辰巳君に僕も少し苦く笑った。
自分でも同じような立場だったら、話しかけるのを躊躇っただろう。
なら、何で辰巳君は僕に話しかけてくれたのかがよくわからない。
考え込むがあまり、それがうっかり思考の枠を飛び越えて外に出てしまっていたらしい。
あ、そのこと? とまるで聞いて欲しかったかのように辰巳君は嬉しそうな顔をしていた。
「正一の学校のカバン、今ある?」
「カバン? あ、あるよ……はい」
入学式の前に一個だけキーホルダーをつけたまま、ほとんど何もいじってない通学カバンを辰巳君に渡す。
手を伸ばしてカバンを受け取った辰巳君はどこか懐かしそうに目を細めた。
「これこれ。このキーホルダーがあったからなんだよねー、正一に話しかけたの」
「え?」
辰巳君はおもむろに僕のカバンにつけた銀色の線が複雑に絡み合ったキーホルダーを、チャラチャラ鳴らした。
このキーホルダーが辰巳君が僕に話しかけたキッカケ?
何のことだか分からないといった顔をした僕に小さく喉を鳴らして笑った辰巳君は、ゆっくりと自分の発言を補足する。
「そのキーホルダーな、結構マイナーなバンドのグッズなんだよね。で、俺すっげえ好きなんだそのバンド。でも知名度が低いから知ってる奴いなくてさー。高校だったら知ってる奴いんだろって思って周りに聞いても誰もそのバンド知らねえの。そしたら、教室の端っこにそのバンドのライブ限定グッズをカバンにつけた奴がいるぞ同士だ! って正一に話しかけたってわけ」
――そういうことだったのか。
中学の時、友達で辰巳君と同じようにそのバンドが好きな子がいて、よく分からないままライブやらイベントに引っ張りまわされていく内にいつのまにか僕もそのバンドに詳しくなり、好きになっていた。
このキーホルダーは卒業祝いにその友達と行ったライブで買ったものだ。
あれだけどうやってクラスに馴染むか考えていたのに、こんな小さなキーホルダー一つでキッカケができるなんて人生よくわからないものだ。
「その後も何度か話しかけようとしたんだけど、いきなり何話せばいいんだ? って、俺もかなり悩んでたら結構日にちも経っちゃったし……やべーどうしよう、このままだと話せないまま一年終わるって考えてる内に正一は」
学校来なくなっちゃったし。
最後の言葉は物凄く小さいものだったが、ちゃんと僕には聞こえていた。
今、こうやって家に来て話してくれるだけで嬉しいのにずっと僕のことを気に掛けてくれたなんて。
どんどん嬉しさがこみ上げてきて、思わず口元が緩んでしまう。
「あ、何笑ってんだよ。俺今結構ガチな話してんだぞ」
「ごめん、嬉しくて……ね、辰巳君」
「な、何だよ改まって」
――大丈夫。
辰巳君になら話せる。
きっと、辰巳君ならまじめに聞いてくれるはずだ。
急に表情を真剣なものに変えた僕にたじろぐ辰巳君にやんわりと笑いかけた。
「さっき、聞いてくれたよね。何で僕が学校に行かなくなったのかって。僕の話、聞いてくれる?」
「お、おう!」
ガタガタと派手な音を立てながら正座に座りなおした辰巳君にもう一度笑いながら、今まで誰にも言ったことのない思いを吐き出す。
「……人が、怖いんだ」
「人が? 何で?」
予想通り不思議そうに目を瞬くのを見てさて、どう説明しようかと考えを巡らせる。
何度か、考え付いた説明を頭の中で繰り返しながらもう一度口を開けた。
「小さい時にいじめられたことがあってさ。それから何でも悪い方へ考えるようになって……人の視線が僕の方へ向くと何かおかしな所でもあるのかなって思ったり、近くで笑い声が聞こえると僕が笑われてるのかなって」
自分で話してて改めて思うが、随分と情けない話だ。
小さい時のことをいつまでも引きずり、挙句の果てには被害妄想で学校に行かず今こうして辰巳君が心配して家にまで訪ねてくれた始末。
もしも僕が辰巳君の立場なら、こんなこと言われたら呆れるだろうしそれがどうした? としか思えない。
「最初は我慢してたんだけど、学校に行ってる内に耐えられなくなって……」
自分の情けなさに最後は口篭ってしまった。
辰巳君は、僕の話を聞いてどう思ったんだろう。
幻滅しただろうか。
情けないって言って、もう僕とは関わってはくれないかもしれない。
とうとう俯いてしまった僕に降りかかってきた言葉は、僕の予想とはどれも違っていた。
「なあ、俺はそういうこと考えたことないからあんましこう……助言? みたいなやつは言えねえんだけど。俺が思うに世界はさ、案外お前っつーか、個人のことをいちいち興味ない……違うな。あ、あれだ。気にしねえんだよ」
って、何気障ったらしい台詞言っちゃってんだ俺と頭を抱えて唸っている辰巳君とは反対に、僕は目から鱗のような気分だった。
今まで相談したことがなかったし、相談したとしても
「大丈夫だよ、気にしすぎだって」
とか、ありきたりな言葉で終わらされるかと思っていた。
――そうか。
世界はたかが僕一人のことを気にしないのか。
小さくそれを改めて僕の口から言葉に出すと、その言葉が素直にストンと胸に落ちた。
「ありがとう、辰巳君」
「え、お前あんなよく分からねえ言葉でよかったのか!? ま、まあ、正一がいいなら別にいいんだけどさ」
引き攣った笑顔を見せた辰巳君はそのまま、自分のカバンを探ると少し皺がよったプリントを僕に差し出した。
受け取ると、プリントの上部に大きく“文化祭のお知らせ”と表記してある。
「もうちょっとしたら始まるんだ、それ。俺達のクラスは当て物をやんだけど、まじめな奴がいねえから準備が全然進まねえんだよ。で、さ。皆文化祭の準備で忙しくてゴタゴタしてっから急に一人増えても特に気付かねえだろうし、文化祭が終わる頃には普通に馴染めてるんじゃねえかなー」
「それって」
「正一みたいにまじめな奴が準備手伝ってくれたらすっげえ嬉しいし、助かるんだけどなーってわけで!」
「うわっ」
急に立ち上がった辰巳君に驚いている内に辰巳君はさっさと荷物をまとめて家に帰る準備を始めていて、気がついたら玄関まで見送るまでになっていた。
「じゃな! 正一、また明日!」
その言葉はまた明日も家に来るということなのか、それとも――
「また、明日。辰巳君」
笑顔で手を振りながら帰っていく辰巳君を見送った後、手を振り返した自分の手をどこかぼんやりと見つめていた。
記憶とは違い、文化祭仕様に彩られた廊下や教室を横目に、僕は足早にとある場所を目指していた。
いつも怯えていた視線や声は、辰巳君の言うとおり僕に向けられることなく忙しそうに各自の作業に集中している。
そのことに安堵して、今まで気にしすぎていた自分が馬鹿らしくて笑いたくなった。
どこか軽い足取りで、目的地の前に立っていた人物に自分から声を掛ける。
「お、おはよう、辰巳君」
目を見開いて驚いくその人物は、すぐに笑って口を開いた。
「おはよ、正一。今日も頑張ろうぜ」
そこで見た辰巳君の笑顔は、今までで一番嬉しそうな満面の笑みだった。
僕が恐怖を克服して、もう一度外に出られるようになったキッカケは、
このお話はとある歌の「世界はさ、案外怯えなくていいんだよ」という歌詞から思いついたお話です。
実際に書いたのは本家様の優しい台詞とはかけ離れたそっけない言葉になりましたが…
最後に、閲覧ありがとうございました!
よければ他の作品も見ていただければ嬉しいです。