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新世界での生活  作者: 投稿初心者
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083 サウスウッドの領主館

本日も本編・・・1話更新

第83話 サウスウッドの領主館


「アレン・・・心配しなくて良いぞ!爺さん、そいつはダロイスの息子でアレン・ウッドだ!」


「ふむ・・・やはりダロイスの息子か・・・おい!ダロイスの小僧は達者か?まあ、アノ馬鹿者ならくたばっては居ないと思うが・・・」


どうやらこの老人・・・親父とも知り合いのようだ・・・


「初めまして!ダロイス・ウッドの息子でアレン・ウッドと申します・・・」


俺が慌て挨拶すると・・・


「初めまして・・・挨拶が遅れて申し訳ありません・・・アレンの兄でダロイス・ウッドの長男、ウイリアム・ウッドです。」


兄さんも挨拶したら・・・爺さん、ビックリしてるな~(まあ・・・兄さんは母さん似だし言われなきゃ判らないだろうからな~)


「爺さん・・・ついでにそこにいるガキが俺の息子のケントだ!ほれケント・・・お前も挨拶しておけ!」


「ケ、ケントです・・・親父・・・イヤ、ゴバックの息子です。宜しくお願いします・・・」


緊張したのか・・・ケントはカミ・・・ゴバックさんはちょっと睨んで、周りは笑って・・・雰囲気が軽くなった。

(ケント・・・ナイス、カミ!)


「で・・・爺さん、何か用か?俺達はこれから領主の館に挨拶に行かなきゃならんのだが・・・」


「ふん、サピオの小僧に挨拶か・・・で、エミリア嬢ちゃんの婚約者って言うのはどっちだ?」


突然の質問に驚き、ゴバックさんの方を見て目で会話というか言っても良いのか聞こうとしたら・・・


「どうやらそっちの小僧のようだな・・・」


(何だか雰囲気がおかしいというか・・・死亡フラグの予感がビシバシするんですが・・・気のせいでしょうか?)


「い、一応・・・婚約者って事にはなってますが・・・あくまで名目上で、事情が許せば即刻解消予定です!」


なぜかは判らないが・・・俺は生存本能の命じるままそんなセリフを一気にまくし立てた・・・


「ほ~う・・・その言葉に嘘はないな?」


「はい!」


脊髄反射のように答えたが・・・(なぜ俺はこんな事を話してるんだ?)


「まあ良い・・・とっとと挨拶を済ませることだな・・・」


そう言い残してカウンターからキッチンの奥に消えていった。


「ふう・・・」


「アレン・・・良くもまああれだけすらすら話せたな?今の爺は昔王都で、『殲魔のバルディス』とか『魔滅のバルディス』って呼ばれた鬼爺でな・・・俺達の戦闘教官だ!衰えたとは言え爺のプレッシャーの中であれだけ話が出来るとは・・・」


(おいおい・・・何でこう化け物じみた人材が急に出てくるんだ?それとゴバックさん・・・勘違いです。記憶を消去して良いですか?)


何だかさっきの鬼爺の二つ名とか聞いたら・・・急にケントが元気になったけど・・・俺は精神的疲労で倒れそうだぞ・・・


「ゴ、ゴバックさん・・・少し休憩してから挨拶に行くって事でお願いできますか?」


「おう!んじゃあ・・・もう一杯、酒・・・はまずいだろうから、お茶でも貰うか・・・お~い!済まんが・・・こっちに人数分のお茶を追加で頼む!」


「は~い!お茶を6人分ですね~少々お待ちを~」


それから30分ほど食後の休憩を兼ねてお茶を飲んでいたが・・・昼には遅い時間からの昼食だったためか、他にお客が来て混み合うこともなく・・・ゆっくりと休憩してから領主の館に向かった。


門から離れて、町の中心部の方に向かうと・・・


「でかいな・・・」


「まだ結構距離があるのに・・・」


領主の館までまだ1区画(500m×500m)は離れてるのに、領主館の先端が見えてるんですが・・・どんだけでかいんだ?

俺達はドンドン歩いて近づいてるのに、スケール感が狂いまくる大きさだな・・・さらに少し歩いて、領主館の門に到着した俺達は・・・ゴバックさんが門番と話してる間ぼけ~っと館を見ていた。


「おい、行くぞ?」


ゴバックさんに言われて正気に戻った俺達は、門からさらに中に向かい歩き100m程の並木道を抜けると4階建て(一部5階建て)の領主館があった・・・

領主館の中央の入り口には、俺達を待ってるらしき使用人さんが居て・・・俺達を確認すると館の中に先導してくれた。


ホールを抜け・・・(天井が高いな・・・)階段を上り・・・(前にも言ってたけど・・・何か偉そうな人の絵が沢山飾ってあるな・・・)4階まで階段を上った後、廊下を抜けて・・・(お!ガラスの花瓶か?こっちにもあるんだ!始めて見たぞ!!)扉を開けて別の階段を上り・・・着いた場所は、領主の私室らしい・・・(5階が私室って・・・見晴らしは良いかな?)


付いてきた使用人さんがドアをノックしてから俺達を通す・・・

(ん?普通応接室とかで待たされて、領主が来るのがパターンじゃないの?)


「あ!」・・・ドアが開いた瞬間ゴバックさんに飛びかかったというか・・・抱きついてきてるのは・・・領主だ!


「や、やめろ!何度言えば良いんだ?俺は男に抱きつかれて喜ぶヤツじゃないって!!」


珍しく動揺したゴバックさんを見たぞ・・・俺は自分に被害が及ばないように領主の死角に逃げようとしたら使用人さんがそこにいた・・・

(まさか・・・領主の死角をカバーしてる?)


俺がそんな疑問を瞬間的に思うと・・・次に中からダリルさんが現れて・・・


「又ですかサピオ様・・・まあ、他の方はどうぞ中に・・・」


そう言って扉を大きく開けてくれたので、とりあえず領主と戯れてるゴバックさんを全員で無視して部屋にあったソファーに腰をかけた・・・すかさずメイドさんがお茶を運んできてくれた。


素知らぬ顔でお茶を飲んで待っていると、やっと落ち着いた領主様のご登場だ!


疲れ切ったようなゴバックさんが俺達の方に座ると、対面に領主とダリルさんが腰を下ろし・・・即座にメイドさんが持ってきたお茶を一目見た後、おもむろに話し始めた。


「まずは無事到着『良く来てくれたね~』・・・サピオ様・・・」


「ごめんごめん・・・待ちきれなくてね~」


「ふう・・・まずは無事の到着なによりです。とりあえず店舗予定地には明日案内予定ですし、本日はゆっくり旅の疲れを癒して頂くように酒宴や食事の席なども予定には入れておりませんので・・・ところで宿泊用のお部屋なのですが・・・」


「あぁ~俺達は町の宿に泊まるから気にする『え~ウチに泊まるんじゃないの?』・・・気にするな」

「ちなみにコレは他の宿泊施設を見学する目的も入ってるから・・・変更する気はないぞ・・・」


ゴバックさんの話を最後まで聞いて、領主はガックリとうなだれてブツブツ文句を言い出し・・・ダリルさんは仕方がないとばかりに、肩をすくめ文句を言ってる領主に何か耳元でささやいてる。


「まあいいや!・・・今日は天気も良いし、ウチの新しい設備を見せてあげるね!こっちこっち・・・」


何をささやいたのだろう?領主が復活して・・・何だかよく判らないけど、屋上?って言うのか・・・庭のようになってる屋敷の上に案内してるぞ・・・


5階と4階屋上の庭園?を繋ぐ窓を大きく開け、俺達を呼ぶ領主・・・後ろの方に見えるのは池?・・・領主に導かれるまま屋上に設けられた庭の池に水を供給してる部分に近づきよく見ると・・・どうやら水中ポンプで下から水をくみ上げ、銀色の水受け部分で外に出した水を受け・・・屋上の池に供給されてあふれ出す水を下に流してるようだ・・・

(銀色の水受けは銀か?魚を飼ってるのは・・・毒殺防止用?)


「いや~アレン君のおかげでメイドさんとか、水汲みがだいぶ楽になったって大評判だよ!」


「いや・・・それは、そこにいるケントが発明したケント式推進装置が無ければ産まれてませんよ」


「おおぉ!そう言えばケント君も来てくれたんだね~君の発明も凄いよね~」


「あ、ありがとうございます・・・御領主様」


思わずケントを生け贄にしてしまったが・・・領主に褒められたケントは気が付いていないようだ・・・


「んじゃあ、挨拶も終わったし・・・宿に戻って休むとするか・・・」


「えぇ~もう帰っちゃうの?もう少し遊んでいきなよ!」


「あのな~領主様、俺達は遊びに来たんじゃないんだ!春になったら狩猟団の方だって忙しくなるんだし・・・仕事を終わらせて村に帰らないとまずいんだよ!」


「あ~うん、それはそうなんだけど・・・」


「とりあえず明日は何時ぐらいに店舗の予定地を見に行くんだ?こっちだって準備があるからな~時間は決めてくれると助かる」


「では・・・朝の9時ぐらいでどうでしょう?多少ゆっくり出来るしどうせこの町の中なんですから・・・あまり早くても意味がないですからね~」


「おう!朝の9時な!んじゃあ・・・戻るぞ!!」


「明日はちょっと用事があるから無理だけど・・・場所が決まった頃には顔を出せると思うから・・・またね~」


ゴバックさんが正論で押し切って領主への挨拶は何とか無事に終わった・・・明日は店舗予定地を見に行くが、何カ所有るんだ?一応条件は事前に伝えてあるんだが・・・


なかなかストックできるほど話が書けません><


頑張ってるんですが・・・

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