第0話「Bright Shining☀︎Light オープニング」
概要
音ゲー風の小説です。(参考:プ□セカのストーリー)名前はオリジナルです。
主要の登場人物
品川愛
羽田玖美
音羽柚月
世田谷莉衣
「アイドル」。それは私の憧れ。
皆を希望で照らす明るく輝く光。
けれど──
──上手く結果を残せずに引退したアイドル達も居る。
この物語はアイドルを目指す私達の物語。
そして────
またアイドルを目指す人達の物語でもある。
〜高一A組 教室にて〜
此処は渋谷川学園。シブヤにある私立の中高一貫校でかつ、共学校である。今日もこの学校は盛り上がっている。特に高一A組(IーA)は休み時間どころか、授業中ですらうるさい。まだ、高校に入学したての時はマシだったのだが、それから一ヶ月経った頃からうるさくなった。当然、教師達は手を焼いている。
「ふう…学校に着いた。リュック、直さないと。」
しかし、そんな中でも授業をしっかり聞いている生徒が居た。品川愛である。愛は成績は普通で運動もそこそこだが、意思が強く努力家だ。IーAの中でも貴重な常識人。夢はアイドルになる事。その為、アイドルになる為の本などを読んでいる。
「そう言えば今日って体育あった気がする。」
「アイドルになる為にも頑張らないと!」
そんなこんなで時間が経ち、チャイムが鳴った。
「皆さん。おはようございます。」
その後、ドアが開き、担任教師も来た。しかし、皆は全く座る気配を見せない。それを見た担任教師は「皆さん。後少しでHRが始まります。席に着いて下さい。」と注意した。
「ねえねえ!このアプリむっちゃ面白いよ!やる?」
「あのさ、何で加山先生(担任教師の名前で、本名は加山志染、読み方:かやましじみ)来たの?そして何で注意する必要があるの?何にも効果無いよ。」
「それ!加山って自分、カッコいいって思ってそうだよね!」
だが、皆は全くと言って良い程、聞く耳を持たない。それどころか、志染の愚痴を言い始めた。
「はぁ…また始まったよ…」
愛は呆れ返ったが、注意する気も起きなかった。それを見兼ねた志染は生徒達に大きな声で言った。
「座りなさい!何回も何回も言わせないで下さい!」
「はぁ…今日は此処までにしといてやるよ。」
「だね。これ以上言われても困るし。」
志染の言葉を聞いた生徒達はウザがりながらも席に戻って行った。
「はぁ…これ、毎日聞かないと駄目なのかな…」
愛は安心しながらもこのクダリをこれから毎日しないといけない事に呆れ返っていた。
「座りましたね?それじゃあ話を初めて行きますね。」
志染は座るのに時間が掛かった生徒達に呆れながら言った。だがやはり、生徒達は聞く耳を持たなかった。
「皆!静かにして!」
ある生徒が言った。その生徒は愛の友達である生徒だった。愛や志染はその生徒に感謝した。
「ありがとうございます。それでは話します──」
志染は最近のIーAの授業の態度、教師達への態度の事を話した。A組の生徒達は呆れそうだったが何とか持ち堪えた。志染の地獄のような話が終わると皆は解放されたかのようなテンションになった。
「よし!加山の話終わった!」
「だね。いやー加山先生の話長過ぎるし、明らかに意見を押し付けて来ているよね。」
「本当にね。それだから生徒に好まれないんだよ。」
「まあ、今はアイツも居ないし、体育館、行こ。」
高いテンションで志染が居なくなった事を喜ぶ生徒達。それを見た愛は「はぁ…またあの人達は…」と呆れていたし信じられなかった。
「まあ、取り敢えず、体育行こう。」
しかし、愛は気を取り戻し体育館に向かった。
〜一時間目 体育館にて〜
「さあ、やって行くぞ!」
体育館に行くといつもの体育教師がいる。この体育教師は志染より好まれている。何故なら自由な感じで明るいからだ。
「はい!!!」
この生徒達の挨拶も、もし教師が志染だったらこんなに元気に言わなかっただろう。そして特に怪我も無く、体育が終わった。
ー放課後 廊下にてー
「ふう…今日も散々だったな…先生には怒られたし。」
その日の放課後、愛は廊下で呟いていた。その日の時間割は一時間目が体育で、二時間目が理科、三時間目が社会、四時間目が数学、五時間目が国語、六時間目が英語だった。一時間目の体育は普通だったのだが、他の授業は明らかに高一が見せるような授業の態度では無かった。当然、この事は教師達に怒られた。
──ピロン
「ん?」
その時、愛のスマホの通知音が鳴った。
「何だろう?」そう思った愛はスマホを立ち上げた。
「これは私がいつも使っている『memorial Hopeful』の通知だ。新しいニュースかな?」
memorial Hopefulは愛がいつも使っているネットニュースアプリ。この世界(愛が居る世界)では最もメジャーなネットニュースアプリである。
「どんなニュースかな?気になるな。」
しかし、そこで愛が見たのは衝撃的な事だった。
「え?アイドルだった羽田玖美が引退?」
羽田玖美は超メジャーでは無いものの一部、熱狂的なファンが居るアイドル。愛も熱狂的とは言えないがかなりのファンだ。別に言葉遣いも悪くなかったどころか、寧ろ良かった。だからこそ愛は羽田玖美がアイドルを引退する事に疑問を持っていた。
「あの羽田玖美が引退って…?」
初めまして。小山シホです。今回初めて小説を書きました。書き方が下手ですが、暖かい目で見てくださると嬉しいです!そしてこれからも書いていきますので応援よろしくお願いします!
さて、まさかの自分の憧れであったアイドルが辞めてしまうとは愛も衝撃だったでしょうね!まあ、この展開は言うまでもなく某音ゲーの某アイドルユニットを元にしているのですが…ですが、これからの展開はドンドン違うものにしていきたいと思うのでどうか「これ、パクリじゃね?」とか「パクリ乙w」と思わないで貰えると嬉しいです!
それじゃあ皆さん、良き小説ライフを!