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XXIX リベンジ

リベンジするためにルシファーを探す霞達。

「居ねぇなあ」

「どこいった?」

「まぁ、そのうち見つかるでしょ。てかさ、さっきの霙の顔すごかったよね」

「あれはたしかにすごかった」

__________

遡ること10分ほど前…

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「さて、行きますか」


と、ドアを開けた先には霙が立っていた。


「あ、終わった?って、えぇぇえ!?」


霙、あんぐり口を開けて固まっちゃった。


「おーい、霙さーん。生きてるー?」

「( ゜д゜)ハッ! ちょ、リーダー、動いて大丈夫なの!?」

「ん?平気平気。全部治った」

「そんなわけ…。なんで治ってるの!?」

「治ったもんは治ったんだからいいじゃん」

「そーゆー問題じゃないでしょ!!」

「あ、私達またルシファー探しに行ってくるから」

「探してくる」

「と、言うことで。また後でー」

「ちょちょ、待って待って。リーダーは休んでたほうがいいよ。私が行くからさ」

「じゃ、聞くけど霙が行って勝てるの?」

「それは…」

「まぁ、治ったんだから心配すんなって。また後でなー」


それ以上霙は何も言ってこなかった。

_____

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「この前ルシファーに会ったところってどこだったっけ」

「覚えてないな」

「だよなぁ。適当に駆けずり回ってたから場所なんて、」

「ただ、海は見えたな」

「はっ?森の中だったのに見えたのか?」

「あぁ。木の隙間から少し見えた。不思議な形の岩も見えたな」

「不思議な形の岩…?」

「あぁ。よくあるじゃないか。ハートの形とか。極端に言うならモアイ像だな」

「それって、これじゃね…?」


私達の横には不思議な形をした崖(?)というか岩があった。なんだか動物のように見えなくもない。


「これだな」

「私達、運いいな」

「そうだな」


森の中を探し回って数分後、


「こんなでっかいの今までよく見つかんなかったな」

「近くまで来ないと見えない魔法でもかかってるんじゃないか?」

「あのス◯ラのステ◯ャンみたいな?」

「?????何を言ってるんだ?」


嘘だろ…!?あのゲームは今年で10だぞ。某◯ンテンドーゲームくらい続いてんだぞ…?


「じゃあ、行くか」

「そうだな」

「ごめんくださーい。あなたを退治しに来ましたー」


キイィッ・・・


「これはこれは、あの時のあなた達ですか。どうぞ。お上がりください」

「お邪魔しまぁぁぁあすっ!!」


不意打ち仕掛けたけどどうだ…?


「困ったお客ですねー。大人しくしててくださいよ」

「外出ようよ。ここ、壊したくないでしょ」

「そもそもめんどくさいのでルシファー呼んできますね。外で待っていてください」


普段ならそんな言葉信じないが、今回は何故か確証があったので、大人しく待っていることにした。数分後、


「また貴様らか。ことごとく我の眠りを妨げおって」

「お前寝過ぎなんだよ。目を覚ましてやんよ!!」


軽く打ち込んでみたが、明らかに威力が上がっている。だが、普通に受け流されてしまう。


「ほう、良い攻撃だ。この短時間で何があったかは知らないが楽しめそうだ!!」


お互いのプライドを掛けた戦いが始まるのだった。


《八鏡 雨》:16歳。重複契約により、新たな能力を手にした。本人は気づいていない。【能力ランク:X】


※次話は11/15 24:00です

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