2話 レアな資格勉強をしている
私は現在レアな資格勉強をしております。
その資格名は『特定建築物維持管理権原者』というものです。衛生関係の資格ですね。
なお、この資格は現在の私の仕事とは何の関わりもありません。
では何故取ろうとしているの? と問われると、『○○(私)、お前勉強得意だろ? その資格、取ってくれ』と父から頼まれたからです。
ただしその資格を使う予定はない。完全に暇つぶしである。
ではその特定建築物維持管理権原者、通称ビル管ってどんなことを勉強するの? というのを語っていこうと思います。
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先ほど説明した通り、衛生関係の資格なので保健所とは切っても切り離せない資格となっております。
で、保健所というものは厚生労働省ともつながっているのでその辺もテキストに記載されておりました。
ではビル管ってどういう場面で必要になるの? と問われると、例えばその建築物が衛生関係法令の最低基準をきちんと満たしているか、というのを査定する役職になります。
この法令の規制対象となる建築物を『特定建築物』と言います。ビル管はそれを維持管理する権利を持った人って意味ですね。
例えば学校とか百貨店とか図書館とか……。対象となる建物は多岐に渡ります。
で、テキストにはそれが学校だった場合、延べ面積が○○以上だった場合~とか書かれているわけです。覚えなくては(戒め)。
ビル管はどういうことをするのかというと、空気環境(粉塵、一酸化炭素、二酸化炭素、湿度、ホルムアルデヒド量、病原体)を調整したりするわけです。
あと害虫駆除ですね。ネズミ捕りとか。
他にも、施設内にある水の管理をしたりします。
ざっくり分けると三種類あって、飲料水、雑用水、排水に分けられます。それらが基準値を満たしているかを見るわけですね。あとで単位と数値を覚えねば……。
そして、ビル管は特定建築物の届出とかをするわけです。
この資格を取得するルートはいくつか存在します。
大学の理系コースで取得するルート、実務経験ルートなど。お医者さんなどもこの資格を取れたりします。
というわけで建築物を維持するために貯水槽清掃とか害虫駆除とか、ダクト清掃とかしている人方の上に立つ人が持つ資格のお話でした。
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という訳で、レアな資格勉強をしているので執筆時間が削れているよーというお話でした。
この資格、所有者の高齢化が止まらないので持っている人は割と重宝されたりします。
話は以上になります。
ご清聴ありがとうございました。