転生
クソ読みにくい
この小説ははフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
ある軍人がいた。
彼は大戦を生き延びるだけでなく、敵に恐怖を植え付けた。
だが脳卒中で死亡した。
私は心地よい風と、既視感のある振動、愛着のある音で目を覚ますと、そこは空だった。真下には大海原が広がっている。
体の感覚がおかしい。明らかに人間のそれではない。
「何が起こっている!私は空を飛んでいるのか⁉それよりこの体は、Ju-87Gじゃないか!」
体の動かし方は本能で分かったが、状況が全く理解できない。
どのくらい時間がたったのだろうか。いまだ状況がわからない。
それより体が重い、うまく飛べない。燃料はまだあるはず。
血眼になって陸地を探していると、遠くに海岸らしきものがあった。
「あぁ、やっと着陸できる」
安堵で声が漏れる。
海岸の奥に麦畑が広がっていた。
「多少起伏があるが、問題はないだろう」
私は早く休みたい欲に負け、強引に着陸してしまった。
着陸の瞬間、体に衝撃と痛みが走った。下部に地面の感触をを感じながら止まった。
視界が傾いている。
薄れゆく意識の中、損傷個所を確認する。
「プロペラと左主脚が折れている...爆弾がなくてよかっ、た」
私は意識を失った。
「これが本当に救世主なのか?」
誰の声だろうか?
「農夫によると、空から落ちてきたらしい、馬車を呼べ」
目を覚ますと周りに大勢の人間がいた。学者や、兵士のような者たち。
「君たちは誰だ?」
そう聞くと、一人の男が私に話しかけてきた。
「あなたが救世主ですか?」
正直よくわからなかった。
そんな単語を使うのはあの方ぐらいしかいない。
「救世主と言われたことはあるが、なぜそんなこと聞くんだ?」
男によると「人類が脅かされた時、異界の英雄が空から救世主が現れ救ってくれる」というふざけた予言があり、実際に魔王という脅威が現れ、私が空から物理的にやってきた。
(だから私が救世主と勘違いしたのか)
「悪いが何か誤解している「このようだが」際どうでもいいので我々を救ってください!最初は善戦していましたが、魔王軍が新兵器を投入してから戦局は一変、もう後がないんです!あなたは敵を討ってくれさえすればいいんです」
そんな問答をしていると突然
「魔王軍が、魔王軍が接近しています!」
双眼鏡をぶら下げた兵士が大慌てでやってきた。
遠くに複数の異形の兵と、5両の赤い旗の新兵器戦車がこちらに進軍していた。
私の故郷を蹂躙した国の旗ソ連国旗を掲げていた。
「魔王討伐の件だが、私にやらせてもらおう」
すぐさまエンジンをかけ離陸した。
久しぶりの感覚だった。
旋回し、敵の頭上で急降下した。
ジェリコのラッパ死のサイレンが鳴り響き、敵戦車に機首を向ける。
掃射開始
轟音と共に、37mmの塊が、放たれた。銃弾の雨が敵を襲う。かつて連合を苦しめた攻撃が、敵の装甲を貫き内部を破壊した。
敵は空に向け矢を放つが、私に当たることはなかった。
最後の敵を掃射する。おそらく敵は殲滅できただろう。
今度は落ち着いて、安全に着陸した。
「大丈夫ですか?」
男たちがこちらに走ってきた。
「問題はないが、さっさと次の戦場へ行こうじゃないか。魔王を倒すんだろう?」
何やら疑問がありそうだったが、何も言ってこなかった。
Ju 87Gは37mmFlak 18機関砲を2門搭載しているよ。




