勉強会 中編
今日、英検の二次試験がありました。
結果はボロボロだった・・・
そして、この文才の無さ・・・
日本語も英語も大っ嫌いだーーーーーーーー!!!!
そんな、精神崩壊状態で書いた小説がこれだよ↓
勉強部屋についた四人は、大きな円型のテーブルにそれぞれ向かい合わせるように座った。
高「それにしても、全くもって音がないな」
凛「外の音は完全に消し、常に快適な温度に設定されているこの部屋は集中力を引き上げてくれますわ」
ア「ここなら、何時間でも勉強できるね」
高「んじゃ、サクッと勉強を始めますか」
凛「高雅さんの勉強法、拝見させていただきますわ」
四人はそれぞれの教材を出し、自分なりの勉強を始め出した。
~30分後~
高「・・・・よし、一教科終わり」
高雅は教材をひとまとめにして自分の横に置き、別の教科の教材を取りだした。
その速さに龍子と凛は驚きを隠せなかった。
凛「っ!?、早いですわね。ちゃんと頭に入りましたの?」
高「まぁ、大体は入った」
龍「すごいね・・・高雅君・・・・・・私・・・まだ・・・全然・・・なのに・・」
高「個人差があるって」
凛「それでも、早すぎですわ。まだ、30分しか立っていませんわよ!!」
ちなみに、高雅がやった事は、教科書読んで基礎確認(5分)、基礎問題を解いてみる(7分)、応用を解く(18分)である。
さらに、普通の人にはやりきれない量をやってある。
高「気にするな。それより、俺に負ける理由が分かったのか?」
凛「うぐ・・・まだですけど・・・・・しかし!!、絶対見つけてみせますわ!!」
高「そのやる気を勉強の方に使えって」
ア「はははは。あっ、コウガ。ここ、教えて」
高「ん?、物理か。ここは―――」
かれこれ、お互いに教え合いながら、勉強は着実に進んでいった。
そして、既に二時間が経過しようとしたところ。
高「・・・・ん?、もう二時間も経ってるのか」
ふと時計を見ると、1時30分から3時30分と綺麗に二時間経っていた。
龍「あっ・・・ほんとだ・・・」
凛「ここら辺で休憩を挟みましょう」
ア「ふぅ~、疲れた~。もう、クタクタだよ~」
高「お前、何時間でも出来るって言ってなかったか?」
龍「でも・・・結構疲れたね・・・」
凛「集中力が上がった分、消費量も上がったと言う訳ですわ」
高「それってさ、普通の部屋でやるのと変わらないって事じゃねえか?」
凛「それは・・・」
意表を衝かれて、凛は俯いて考えだした。
高雅はため息混じりでその光景を見ていた。
?「そんなこと、ないわよ」
第三者の声が聞こえ、その方を見ると、いつの間にか部屋に入って来ていた凛の母親がいた。
母親はお盆にジュースと軽いお菓子も持ってきてくれていた。
凛「お母様。そのようなことは使用人に任せれば・・」
母「いいのよ。高雅さんと一度会って話がしたかったのよ」
高「俺に話し?」
高雅が首をかしげている内に、母親は高雅達にジュースを配っていた。
集中して喉が渇いている事に気付いてなかったか、高雅はジュースを一気に飲み干そうとした。
母「そう。実は、凛の婿になって欲しいっと思って」
高「ぶほっ!!??、げほっ、ごほっ・・・な・・何だって!?」
凛「お・・・お母様!!///」
龍「・・・///」
ア「ええええええええええええええ」
高雅は含んでいたジュースを思いっきり噴き出し、机がびしょびしょになった。
教材はお菓子を置くときに退けておいたので無事である。
その代わり、お菓子はびしょびしょになったが。
凛は立ち上がってまで、母に何かを訴えかけていた。
龍子はコップを持ったまま固まってしまい、アリアは純粋に驚いて叫んだ。
母「この子が異性に心を開くなんて珍しいからね。ぜひとも、お婿さんになってくれないかしら?」
凛「お母様!!。高雅さんは普通の人ですわよ!!。貴族でも何でもなければ、姫花家と合いません!!」
母「あら、あなたのお父さんも元は普通の人ですわよ」
凛「えっ!?、そ・・・それは本当ですの!?」
凛は初めて知ったのか、本気で驚いていた。
母「そうよ。彼は大企業の娘だった私に必死に求婚を求めたのよ。最初は見向きもしてなかったけど、その熱意に次第に惹かれちゃったのよ」
ア「へ~。凄いね、リンちゃんのお父さんって」
凛「で・・・ですが、お婆様方が許すなど、私は思いませんわ」
母「そう、許さなかった。だから、彼に課題を与えたのよ。それが出来たら結婚を認めるって話になったの」
高「ほ~、課題ね~。一体、どんなのだ?」
母「単純、且つ無謀な課題よ」
龍「無謀?・・・」
母「あるプロジェクトの総責任者になって、成功させること」
高「そりゃ~、魂消た課題だな」
凛「そんなの、無理に決まってますわ!!」
母「でもね、彼はそれに乗ったのよ。そして、成功させた。だから、今のあなたがいるのよ」
そう言って凛の頭を撫で始めた。
凛は驚きの真実を聞かされて、少し放心状態になっていた。
ア「愛の力ってすごいね」
高「まさか、実在するなんてな」
リアクションが薄いが、高雅も内心かなり驚いていた。
凛「し・・・しかし、私は高雅さんの事など、何にも思っていませんわ!!」
高「じゃあ、ここに呼ぶなよ。俺は一人で勉強してえのに」
母「あらあら、素直じゃないね。昨日の夜、高雅さんが来るからって眠れなかったのでしょ?」
凛「っ!!??///・・・そ・・そんな訳ありませんわ!!///」
母「顔が真っ赤よ。ふふっ、可愛いわね」
凛「もう・・・お母様なんて大っ嫌いですわ!!」
凛は母親に怒りを覚え、部屋を出ていってしまった。
高雅達は唖然とその光景を見ていた。
ただ一人、凛を出ていかせた元凶は何も思ってないように笑っていた。
母「ふふふっ、あの子には刺激が強すぎたかしら?」
龍「・・・えっと・・・つまり・・・今の・・・から・・・すると・・・」
ア「リンちゃんはコウガの事が好きってことになるね」
高「はぁ!?、俺の事など、何にも思ってないって言ってたじゃねえか」
ア「あんな姿を見てまで、そんなことが言えるなんて、それ完全な病気だよ」
高「っだと!!、ゴラァ!!!」
高雅はドスの効いた声を上げながらアリアを睨みつけるが、アリアは怯みもしなかった。
1年経験を積んだ殺気だが、それはアリアも同じで、いつも近くに感じていたから慣れているのだ。
代わりに、龍子が震えていた。
母「それじゃ、勉強頑張ってね。後、いい青春を過ごす様に♪」
母親は結局、自分には何の罪もないかのように笑いながら部屋を出ていった。
高「勉強頑張れって、こんな状況で集中できねえよ」
龍「取りあえず・・・凛さんを・・・・」
ア「コウガが迎えに行ったら?」
高「あのな、こんな広い屋敷で人を探すなんて無謀すぎるだろ」
ア「大丈夫。今の高雅なら、殺気で探しきるでしょ?」
高「あー・・・まぁ、そうだな」
ア「それじゃ、探しに行ってらっしゃい」
高「へいへい、適当にぶらついて来る」
そう言って高雅も部屋を出ていった。
高「さ~て、どこにいるやら」
高雅は廊下を適当に歩き始めた。
ア「さて、私達は勉強しよっか」
龍「その前に・・・・机を・・・・拭かないと・・・」
ア「あっ・・・」
その後、使用人にタオルを持ってきてもらい、拭いてもらった。
所変わって、応接室。
蓮「へー、かりんちゃんって絵が上手なんだね」
香「そ・・・そうなの///」
蓮「僕もたまに描いたりするけど、下手なんだよぉ」
香「だ・・・・だったら、カリンが教えてあげるの///」
蓮「ほんと!?。だったら、ぜひお願いするよ」
そう言って蓮田は香凛の手を取って喜びの表情を見せた。
香「あ・・・///」
その行動は、香凛にとって自分の体温を上げることだった。
フ「何だか、熱いです」
レ「熱いな。では、我々は散歩でもしにいくか?」
香「えっ!?・・・」
フ「ナイスアイデアです。では、そこの使いも連れて散歩に行くです」
蓮「だったら、僕達も・・・」
ロ「マスターはそこで待っていてください。それと香凛嬢も待機されてください」
香「えっ・・・それって・・・」
フ「お前、中々いいこと言うです」
ロ「恐縮です。楽園の夢幻様」
レ(ログナ殿はこのままの方がいいのではないか?)
フィーラは意地悪く微笑み、レオをログナを急かす様に出ていった。
残されたのは、蓮田と香凛の二人だけである。
蓮「どうして、僕らは留守番だろうね?」
香「わ・・・分からない・・・なの・・・///」
蓮「そっか」
香凛は完全に理解はしていたが、それを口に出すのはとてつもなく恥ずかしかった。
香(うう・・・胸が痛いの・・・心臓が破裂しそうなの・・・///)
香凛は苦しそうに胸を抑えるせいか、蓮田が心配そうに見つめていた。
蓮「大丈夫、かりんちゃん?。どこか痛いの?」
香「そ・・そんなこと・・・ないの・・・///」
蓮「かりんちゃんって、顔を見て話してくれないね。どうして?」
香「そ・・・それは・・・」
あなたの顔が眩し過ぎて見ることが出来ないの。
んな、言葉が言える訳なかった。
母「こんにちは~。あら、香凛、来ていたの」
タイミング良く、母親が入って来た。
さっきと同様に、お盆にジュースを乗せてやって来ていた。
香「お・・・お母様~///」
香凛は救いの手である母親に泣きながら抱きついて来た。
一瞬、お盆を落としそうになったが、何とか受け止める事が出来た。
母「あらあら、どうしたの?」
香「分からないの。・・・ほんとに分からないの。ただ・・・胸が苦しいの」
母「ふ~ん」
母親は香凛の頭を撫でながら蓮田の方を見た。
目があった瞬間、蓮田は頭を下げて無言の挨拶をした。
母親はにっこりと笑いながら会釈した。
母(こっちが、香凛の思い人のようね)
蓮「あの~、かりんちゃんは大丈夫ですか?。何だか、苦しそうな顔をしていました」
母「大丈夫よ。この子にとって、あなたはちょっと刺激が強過ぎるみたい」
蓮「?」
蓮田は首を傾げ、理解が出来ていなかった。
母親は目線を合わせるように屈み、香凛の耳元で呟いた。
母(香凛、自分の思いをちゃんと伝えなさい)
香(そ・・・それは・・・恐いの)
母(大丈夫よ。誰だって告白は恐いものよ。勇気を出して、ね?)
香(うう・・・分かった・・の・・)
香凛は意を決して、蓮田と向き合うように立った。
母親はお盆をテーブルに置くと、部屋から出ていった。
香「あ・・・あの!!」
蓮「ん、どうしたの?」
香「その・・・か・・・・カリンは・・・」
もう喉元まで来ている。
あとは口から出すだけだ。
香凛は一度深呼吸をして、大きく息を吸い込んで・・・
香「カリンは蓮田君が大好きなの!!。だから、カリンの恋人になって欲しいの!!///」
叫びながら告白した。
半ばやけくそだったが、自分の気持ちは伝えることが出来た。
後は答えを待つのみだ。
蓮田は目を丸くして驚いていたが、すぐに暗い顔になって・・・
蓮「・・・・・・ごめん」
残酷な答えを返した。




