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合宿編 その1、フラグ!?

ア「明日から合宿だね」

高「ああ、楽しみだな」

ア「あら、人間嫌いのコウガが合宿を楽しみなんて不思議なことを言うのね」

高「学校の考えに興味はない。あるのは未開の地に行くというワクワク感だけだ」

ア「あははは・・・コウガって子供っぽいところがあるのね」

高「うるせー!!」

えー、唐突な始まり方ですいません。

前に学校が壊されてしまい、今は修復中。高雅が天国から帰って来たその後に、明日から合宿という連絡を受けた。学校側は長期休暇にするより合宿先で勉強を進めるつもりらしい。

高「長い期間、家を留守にするから完全閉鎖しとくか」

すると、高雅はリモコンのような物を取り出した。

高「ポチッとな」


ガシャンガシャンガシャン・・・


窓全てにシャッターが下りた。

高「これでよしっと。明日に備えてもう寝るか」

ア「・・・すごいガードね」

高「そりゃ、大金の通帳があるからな。こんぐらいは当たり前だ」

高雅は星や月の光が入らない闇の部屋で眠った。




次の日

高雅達はバスに乗り、合宿先に向かっていた。

高「~♪」

高雅はウォー○マンで音楽を聴きながら外の景色を楽しんでいた。

ア「コウガ、あれはやり過ぎだったんじゃない?」

高「いいんだよ。人間にはあれくらいやっとかないとダメだ」



時が戻って出発前。

高雅は適当に人気のない前の席に座っていたが、突然ある生徒が話しかけて来た。

生徒A「崎村高雅ー!!。俺は貴様と仲良くなりたいぞー!!」

高「話しかけるな。耳が腐る」

B「いいからいいから、仲良くやって行こうぜ。と言うことで、隣いいな?」

生徒Bが隣に座ろうとした、その瞬間・・・


ボゴッ!!


B「はう!?・・・」

腹にストレートパンチ炸裂。生徒Bはうずくまった。

高「近寄るな、汚らわしい」

A「うおー!!、購買部の同志、生徒Bよ。大丈夫か?」

高「名前無いんだ。かわいそうだな」

C「まだまだ、俺様がいるぜー!!」

生徒Cが高雅に飛びかかって来た。


ドガッバギッグシャ!!


A「うおー!!、購買部の同志、生徒Cよ。大丈夫か?」

返事がない。ただの屍のようだ。

C「待て!!、勝手に殺すな!!」

D「次は俺だ!!。俺の渇きを癒せえええええええ!!!」

今度は生徒Dが来た。


ドゴッ!!


D「ぶべ!?・・・」

生徒Dは顔面を蹴られて、後ろの席にぶっ飛ばされた。

A「うおー!!、購買部の同志、生徒Dよ。大丈b「いい加減にどっか行けーー!!」ぎゃああああ」

高雅はそこに転がっていた人間達を思いっきり後ろの席にぶっ飛ばした。

A・B・C・D「俺達、扱いヒドス」

ちなみに、杉野がその光景を見ていた。その感想は・・・

杉「この狭いバスの中でどうやったらあんな動きができるのかな?」

そこは、想像でお願いします。



んで、現在。

高「ふぁ~、寝ようかな。まだ、1時間は掛かるそうだし」

高雅は景色に飽きてきたのか眠ろうとしたその時・・・

杉「あの・・・崎村君・・・」

高「俺は寝る。話しかけるな」

杉「で・・・でも、もうお昼だよ」

高「それで何だよ?」

杉「これ・・・崎村君の分だよ・・・」

杉野は弁当を高雅に渡そうとした。

気付けば皆は配布された弁当を食べている。

高「わざわざどうも。そこに置いて、さっさと座れ」

杉「う・・・うん。それじゃ・・・」


ガタッ!!


杉「きゃあ!?」

杉野は突然の揺れでバランスを崩した。


ガシッ!!


杉「え・・・」

高雅がバランスを崩した杉野を支えていた。

高「俺の弁当をダメにする気か、てめー」

杉「あ・・・ごめんね・・・」

A「ヒューヒュー、これはフラグが立っt〈ザクッ!!〉・・・」

生徒Aの頭には爪楊枝つまようじが刺さっていた。

B「おい、しっかりしろ生徒A!!。死ぬな!!」

高「ほんと、騒がしい奴らだな。テメーら全員、もういっぺん三途の川を見せてやる」

A・B・C・D「ひえええええええ」

高雅は後ろの席にいる生徒4人を懲らしめ始めた。

杉「・・・言えなかったなぁ・・・お礼」

杉野はそう呟き、席に着いた。



数時間後、高雅達は無事に(ある4人以外)合宿場所のホテルに着いた。

近くには山と海もある少し田舎染みた場所にポツンと建っている。

先「皆ー、ちゃんといるー?」

女子A「崎村君がいませーん」

先「あの子は、本当にどうしたものやら」

高雅は既に、生徒の集まる場所から姿を消していた。


その高雅はと言うと・・・

高「潮風サイコー」

海を堪能していた。

ア「ふふふ、さっきのコウガは可愛かったな~」

高「はぁ!?、いつ俺が可愛いところを見せたんだ?」

ア「ほら、杉野ちゃんを助けたところ。あれは完全なツンデレキャラだったよ」

高「何言ってんだ?。あの時は弁当のため、仕方なく杉野を助けたじゃないか」

ア「じゃあ、どうして弁当だけを取らなかったの?それが目的なら杉野ちゃんはほっといたらいいじゃない」

高「ふざけんな!!。俺はそんな最低な人間なんかじゃない!!」

ア「やっぱり、高雅は優しいね」

高「う・・・うるせー!!」

ア「あっ、デレた。ふふふ」

高「ったく。とりあえず、ぶらぶら散歩するか」

高雅は風が教えてくれる道をただ歩き回った。



戻って杉野達は・・・

先「これから、自由行動とします。皆、山と海には近づいては行けません」

A「どうしてですか?」

先「最近、不可思議なことが起きてるみたいなの。だから、このホテルから外に出てはいけません。いいですね?」

全「は~い」

皆はそれぞれ散らばって行った。

杉「崎村君、どこにいるのだろう?・・・ちょっとさがしてみよう」

杉野は高雅を探すと同時にホテル内を探検し始めた。



標高1000メートルの所に髪の色が赤い人・・・ではないが人らしき者がいた。

?「ふふふふふふ、あの子達から契約者でも選ぶかしら」

その者はホテルに向かって急降下し始めた。




さあ、謎の天使or悪魔が登場し、これから一体何が起きるのでしょう。

高「そんなこと、読者が知るわけねーだろ」

それもそうですね。あははは・・・

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