芽生える恋!?
今回は短めです。
A「勝負だ!!、崎村!!」
騒がしい声で始まってしまい、申し訳ありません。
高雅は買い物へ出掛けているとAとあってしまい、現在に至る。
高「やだ。さっさと退け」
A「ここで退いたら男じゃねえ。それともなんか?。俺に負けるのが怖くて逃げているのか?」
高「じゃあ、そういう設定でいいから退け」
A「お前が良くても俺がよくねえ!!。こうなったら力づくでやってやらあ!!」
高「はぁ~、面倒くせえよ。俺はお前みたいに暇人じゃねんだよ」
あなたも十分暇人です。
A「知ったことがあるか!!。テメーから主人公の座を奪い取ってやる。行くぞ、タイト!!」
タ「拙者は主に従う。すまないが手合わせ願う」
タイトが契約の力を発動した。
すると、Aの恰好が侍姿になっていった。
手には1.8メートルぐらいの長い日本刀になったタイトを持っていた。
高「そうえば、契約の力は契約者が思った姿になるんだったな」
A「ほら、お前も発動しねえと二等分にしてやるぞ」
高「お前な、ここは道端だぞ。誰かに見られたらどう責任取るつもりだ?」
A「知らん!!」
高「お前・・・ったく、まいったな~」
周りを見てないAに呆れながら、高雅は困り果てていた。
A「覚悟ーーーーー!!」
Aが思いっきり突っ込んで来た。
しかし・・・
A「うおっ!?・・・〈ガンッ!!〉ぶ・・・」
着なれてない袴で生地を踏み、豪快にこけた。
さらに打ち所が悪く、そのまま気絶した。
高「・・・ダッサ」
ア「ほんと、ダサいね」
高「あれ、アリア。いたのか?」
ア「ずっとコウガの腕にいたよ!!。勝手に空気にして・・」
高「悪いな。さーて、買い物に行きますか」
A「逃がさーん!!」
Aが復活した。
高「お前、Dから早起きのスキルもらっただろ」
ア「それで、どうするの?」
高「・・・・仕方がないけど、やむを得ないからな」
高雅もアリアの契約の力を発動しようとした。
その時・・・
香「高君、みーっけなの!!」
高「姫花の妹!?。どうしてここに!?」
香「カリンはカリンなの。姫花の妹じゃないの」
香凛が高雅をポカポカ叩きながら注意する。
その姿を見たAの様子がおかしくなる。
A「・・・いい・・・」
高・香「ん?」
A「かわいいーーーーー!!」
高「はぁ!?」
Aが香凛に対してデレデレになっていた。
A「いい、めっちゃいい。その容姿、その身長、その胸。最高だーーー!!」
高「やばい、こいつロリコンだ・・・」
A「お譲ちゃん、こっちにおいで。アメあげるから」
Aの顔は『誘拐します』と言わんばかりの笑顔だった。
高「こいつ、最も最悪なロリコンだな」
香「いやなの。だって臭いの」
高「なんとストレートな」
Aはすぐに香水を取り出した。
A「〈プシュー〉さあ、これで臭くないよ。こっちにおいで」
高「おい、アメはどうした」
香「そんな安物の匂いじゃ嫌なの」
高「さすがお譲さまだな」
A「ええい、早く来い!!!」
高「ふっきれたな。この最低誘拐ロリ野郎」
Aは目的を変更し、日本刀を捨てて、香凛に襲い掛かる。
その顔は完全な犯罪の顔だった。
A「ぐへへへへ・・・ぐおっ!?・・・〈ガンッ!!〉ぶ・・・」
全くさっきと同じ要領である。
高「学習しねえ奴だな」
香「この人、バカなの」
すると、高雅はAが捨てた日本刀に近づいた。
高「なあ、何で黙ってたんだ?。こんなに悪いことばっかしてるのによ」
タ「いや、主が『現世では自分より年下の子に何かするのは悪いことじゃない』と教わったのだ」
高「・・・あの野郎・・・アリア」
ア「やっと活躍できる・・・」
アリアは契約の力を発動した。
そして、日本の犯罪になる事が全て乗った分厚い本を創造した。
そして、アリアはまたブレスレットに戻った。
ア「え!?。私、もうお終い!?」
アリアを無視して高雅はタイトの目の前に本を置く。
高「これが、日本の悪いことが全て乗った本だ。もし、あいつが悪いことを行った時は容赦なくぶった切れ」
タ「そうか。忝い」
高「漢字が多いけど、読めるのか?」
タ「心配無い。拙者は漢字を全て覚えいておる」
高「へー、漢検1級は取れそうだな」
タイトは人間の姿になり、契約の力を解除した。
そして礼をして、Aと本を担いだ。
タ「それでは、拙者はこれを読むことにする。ごめん」
そう言って、タイトは帰って行った。
すると、香凛が高雅の手を握った。
高「・・・何の真似だ?」
香「今からデートなの。エスコートよろしくなの」
だが、香凛の作戦も失敗に終わる。
ガ「見つけました、香凛様。勝手に抜け出してはいけません」
ガードマンが香凛を抱えた。
香「やだなの!!。今からデートなの!!」
ガ「今からお勉強の時間です。ですから帰ります」
香「嫌なの!!。離してなの。高ーーーーーくーーーーーん」
大げさな声で高雅を呼ぶが反応せず、黙って連れて行かれるのを見ていた。
高「・・・なんか疲れたな。買い物は明日にしよ」
高雅も家に帰った。
ア「私、出番が少なかった・・・」
☆オマケ☆
高「オマケと言っても単なる注意か。読者がロリコンか知らねえけど、絶対にあんなロリコンになるなよ。でないと、こうなるぞ」
タ「主よ、拙者を騙すとは・・・覚悟ができているのであろうか」
A「待て、話せば分かる。だから剣を納めtぎゃあああああああああああああ」
高「・・・まあ、小説はテープ人生だが、お前らの世界は警察行きだからな。ちゃんと自制を掛けるようにな。んじゃ、次回も読んでくれよな」