表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
191/194

絆編 その13、増援

気付いたらもうすぐクリスマス・・・そして1週間すらできなくなってきている・・・


原因はもちろんバイトと課題、さらに追加で家族のPC独占が最近激しい・・・


この文章、皆が寝た後にコツコツと積み立てて作ったんだぁ。

だから、眠くて眠くてボロボロかもしれないですw


ここ1ヶ月、土日以外6時間以上寝てないなぁ・・・

場所が変わってアリア達の方。

ここでも、高雅が倒した敵達が復活していた。

レ「こいつら、見たことある顔ぶれだな」

マ「ごめんなさい。ここは消滅した者が辿り着く空間。つまり、消滅した敵達も復活するのよ」

エ「それはそれは・・・また厄介なことだ」

フ「でも、暇しなくて済みそうです」

突然の事に全く動じないレオ達。

寧ろ、やる気満々と言ったところだ。

ロ「エイっちがいたら、瞬殺だろうなぁ・・・」

サ「タイミング悪く跳んで行ったからのぉ。諦めるのじゃ」

シ「食べていいのぉ?」

多勢に囲まれているが、皆の様子はいつも通りである。

ル「さあお前ら、どうするのだ?」

レ「戦うしかないだろう。我はやるぞ」

エ「加勢するよ、レオ君」

サ「私もやるかのぉ」

シ「食べていいのぉ?」

レオとサミダレはそれぞれの天獣の姿で戦意を剥きだす。

エクスとシリアも戦う気を見せていた。

レ「敵の数は多い。気をつけるのだぞ、皆」

そう言ってレオが敵勢の中へ突っ込む。

レオに続いて皆も敵の中へと突っ込んだ。

それを見ていたアリアは心配そうにしていた。

マ「大丈夫よ」

ア「え・・・!?」

マ「彼らに任せても大丈夫よ」

ア「・・うん」

常に気を配らせているマリアがすぐにアリアの不安を解消させる。

マ「あなたは高雅の事を待っていたらいいのよ」

ル「確かに、今はあいつの方が心配だ」

ア「そう・・かな?」

マ「いくら高雅でも相手は莫大な力そのものだからね」

ル「確かに、今目の前にいる奴らよりもあいつの方が危険だからな」

マリアもルシフェルも目の前の敵勢には見向きもしなかった。

それよりも心配していたのは高雅の方だった。

マ「アリアちゃんは高雅の事を思ってて。そして、いざって時には傍にいてあげるのよ」

ア「あ・・・うん」

ル「時間的には結構経っているが、まだ大丈夫か?」

マ「そうね。いつ爆発してもおかしくないね。でも、何とか力を減らしたのかもしれないし」

ル「つまり、あいつにダメージを与えたってことか?」

マ「多分」

ル「・・・あいつはどんな奇跡を起こすのか・・・」

マ「無茶だけはしないで欲しいね」

ル「あいつは歯止めが効かないからな。それは分からないな」

ア「・・・・・・・・」

マ「心配なら見に行く?」

ア「え!?」

アリアの事を思ってマリアが気を利かせる。

アリアは俯いて考えだした。

そして決心した目付きで首を上げた。

ア「うん!!」

マ「そう・・・なら、記憶を回復させるね。本当は後で少しずつしたいけど、そうも言ってられないから」

ア「うん、分かった」

マ「じゃあ・・・」

マリアはログナと目を合わせ、手招きした。

ログナは意味も分からず誘われる。

ロ「なんですかいな?」

マ「アリアの記憶を回復させて」

ロ「ちょ!?、意識ある内にしたらショック受けるぞ!!」

マ「分かってる。けど、記憶があるとないとじゃ大きな違いだから」

ロ「ん~・・・アリアっちが耐えられるかどうかの問題なんだけどなぁ・・・」

ログナが頭を掻きながら迷っていた。

しかし、マリアが大丈夫と言おうとした瞬間、アリアが前に出た。

ア「大丈夫。だからお願いします」

ロ「敬語とは・・・まいっか。んじゃあ、やるぞ」

ア「うん」

ロ「・・・ショックで狂うなよ」

アリアは目を閉じ、深呼吸する。

そしてログナはアリアの頭に手を乗せた。

準備が整った所で、ログナは記憶の再生を開始した。









一方、強者ばかりに囲まれたAは大きく息を吸い込んで叫んでいた。

A「全員、かかってこいやああああああああああああ」

威勢をはりながら吠え続けるA。

すると、その言葉が合図のように、敵が全員動き出した。

A「ホントにくんなあああああああああああああああ」

自分から言っておきながら、本当に来たことに驚いていた。

しかし、Aは引くことはなかった。

A「まあ、纏めて潰してやるぜ!!」

Aは刀に力を込め、360度に灼熱の活性を飛ばす。

その攻撃は半分が飛んで避け、半分はしゃがんで避けた。

そして、しゃがんで避けた全方位から一斉に攻撃を仕掛けた。

A「ちっ、よっと」

Aは舌打ちしながら高く跳び上がった。

舌打ちした理由は上に待ち構えている敵がいるが、跳ぶしかなかったからだ。

続けさまに上からの攻撃がやって来る。

A「ぬおおおおおおおお、辛すぎるううううううう」

一人に対して多数の攻撃。

それも、遠距離攻撃の為、全員遠慮がない。

それでも、Aは神速の速さで全攻撃を受け流す。

完全に打ち消したり、互いに攻撃を相殺させたりしていた。

セ「隙だらけですよ」

A「やべっ!?、うお!?」

セバスチャンが無数の攻撃を掻い潜りながら、Aの懐まで迫っていた。

完全に見えてなかったAは隙だらけでセバスチャンがもつ槍を突いた。

ギリギリで反応したAは完全に避けきれず、横腹を突かれてしまった。

A「つう・・・」

Aが痛みに浸ってる暇はなかった。

目の前にはアルテマの巨大な拳が迫っていた。

A「くっそがあ!!」

Aは怒りながらも片手でアルテマの拳を受け止めた。

まともに受けてもなお、Aは衝撃に対してダメージが無かった。

A「あれ、軽いな。こりゃ以外だな」

余裕を見せるA。

そして、そのままアルテマの拳を敵が密着している所へ流した。

そのお陰で、敵の4分の一が減った。

A「よっしゃああ」

セ「やりますね」

ウ「やるのぉ」

セバスチャンとウルザスはAの強さを見直す。

Aは次にアルテマに向かった。

A「鈍間のろま野郎、お前を先に潰す!!」

ア「キシャアアアアアアアアアアアアアアア」

アルテマもAの接近を見て殴りかかった。

A「うらあああああああああああああああああああ」

そして、Aも殴りかかった。

二人の拳が勢いよくぶつかり、辺りに衝撃を発生させた。

A「・・・・・・・・・・・・」

ア「・・・・・・・・・・・ガ」

結果はアルテマの負けだった。

アルテマは手から罅が伝い、最終的には全身に罅が入った。

ア「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

アルテマは苦しみに奇声を上げ、耐えられなくなった体はバラバラになった。

A「はっはっは、軽いぜ・・・ん?」

突然、周りが暗闇に包まれた。

そして、Aを囲むように様々な凶器が浮かび上がっていた。

デ「死ね」

ディバイトがそう言った途端に凶器がAに向けて放たれた。

A「うおおおおおおおおおお、あぶねえええええええええ」

さっきから叫んでばっかりだが、確実に動けていた。

しかし、Aはディバイトの夢幻に掛かっていることを知らない。

デ「愚かな小僧だ」

ディバイトが破壊の力を込め始めた。

普通に見れば空気と戦っているため、破壊を当てるのは簡単だ。

デ「さて、死ぬといい」

?「そうはさせないバーカ」

デ「何!?」

ディバイトは聞いたことのない声に反応し、振り返る。

その瞬間、0距離バズーカによってディバイトの首が吹き飛んだ。

A「だあああああああ、あり?」

急に凶器が消え、拍子抜けするA。

そして、肩に手を置かれて振り返ると、そこにはキリカの姿があった。

Aが夢幻に嵌っている内に、キリカが大半の敵を倒し、気付けばウルザスとセバスチャンしかいなかった。

A「そっか!!。消えたのは別に敵だけじゃなかったな」

キ「つべこべ言わずに戦えバーカ」

A「おっしゃぁ。仲間がいれば千人抜きも軽いぜ!!」

キ「いいから、あなたはそっちを相手してバーカ」

A「おk。ツンデレさんよ」

キ「・・・調子に乗るなバーカ」

A「お?、敵が増えたっぽい」

折角仲間になったと言うのに、キリカはAの余計なひと言で敵に回った。

すると、その隙にセバスチャンとウルザスが接近してそれぞれの攻撃をくり出す。

Aとキリカはそれぞれの攻撃を無難に受け止めた。

キ「今だけ許してやるバーカ」

A「お互い、目の前の敵でも倒しますか」

セ「くっくっく、はたして私を倒せますか?」

ウ「セイクリッドが相手とは、面白そうじゃのぉ」

お互い睨み合い、弾いて距離をとった。

そして、セバスチャンとA、ウルザスとキリカが戦いだした。








Aに投げられた高雅は綺麗に着地し、目の前には力の具現体の姿があった。

高「遠くに来たなぁ。まあ、異空間だから距離感覚微妙だけど」

力「・・・・・・・・・・」

高「・・・・やる気満々だな。さっきより妙に怖い殺気を感じる」

力「・・・ッ!!」

力の具現体は突然現れた黒い剣と白い剣を掴んだ。

それを見た高雅は溜息を零す。

高「やっぱり、アリアの力だな。最終的にはそう来るよなぁ」

?「しかし、油断しない方がいい」

高「最初から油断してないっての。てか、お前もいたんだな。ここに」

そう言って、高雅が振り返った先にはナノトムが立っていた。

高「で、お前は何しに来たんだ?」

ナ「心外だな。せっかく協力しに来てやったのにさ」

高「あっそ」

力「・・・ッ!!」

力の具現体が長々と待つ訳もなく、高雅とナノトムに向かって突進して来た。

高雅とナノトムは軽く避け、力の具現体が二人の間を抜けていった。

しかし、高雅が何もしない訳でなくすぐに後ろを追い掛けた。

力の具現体は振り返り、すぐに高雅に向かって接近した。

そして、高雅に斬撃をくり出すが、高雅は一瞬で後ろに回り込んだ。

高「のろいんだよ!!」

甘い攻撃によって隙を生み出した背中に肘打ちをかまして吹き飛ばす。

もちろん、吹き飛ばした先にはナノトムが待ち構えていた。

ナ「はぁ!!」

ナノトムは手のひらで力の具現体の腹に衝撃を送る。

くの字が真逆になり、力の具現体は空中で静止した。

そこに高雅が横からやって来て、手を組んで頭を叩き落とした。

ナ「やはり相当強いな、ルシフェルの力は」

高「そりゃどうも。けど、まだ伸びてないぞ」

そう言って、高雅は倒れている力の具現体に指を差す。

ナ「分かってる。これからが本番だ」

高「時間が無いんだ。まきで頼むぜ」

高雅とナノトムは後ろへと軽く跳ぶ。

そして、起き上がる力の具現体の姿を見て構え出す。

ナ「これをやる」

高「お?」

ナノトムが渡したのはマリアの力で作った双剣だった。

高雅は双剣を掴み、軽く振るう。

高「まあまあだな」

ナ「それじゃ、始めるか」

双剣の使い具合を軽く確かめてから高雅は力の具現体を睨む。

そして、力の具現体が動き出したと同時に二人も動き出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ