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最悪の贈り物編 その6、染まりし悪

今回は本気でグロを書いたよ。

本気といっても、この程度の小説を書く作者だからあんまり大したことないかも。


一応、本文の途中で警告を出します。


無理になったら飛ばしてください。


何があったかは最後に軽く説明させてますから。

刀を持ったAと弓を持った蓮田がゴドに接近していた。

蓮田は弓を大きく振り上げ、ゴドに思いっきり振り下ろした。

A「ちょ!?、弓の使い方違うだろ!!」

Aはツッコミながらも蓮田の邪魔にならないように剣を振るう。

ゴ「貴様らでは私に触れることすら叶わん」

A「勝手に吠え面見せてろ」

蓮田による鈍器攻撃、Aによる斬撃。

しかし、ゴドは避ける意思など全く見受けられなかった。

防ごうともせずに、ただ目を閉じて嘲笑あざわらっているだけだ。

A「もらった!!」

完全に敵を捕え、避けることも防ぐこともできない。

蓮田とAの攻撃はそれぞれゴドの横腹をついた。

しかし、攻撃した感触が無く、すり抜けていたのだ。

A「何!?」

蓮「すり抜けちゃった!?」

ゴ「すり抜けてなどない。ちゃんと避けてやったさ。それと、攻撃もな」

蓮「へ・・うぐ!?」

突然、横腹を抑えて蹲りだす蓮田。

A「ちびすけ!?・・・あれ?」

それを見たAが駆け寄ろうとした瞬間、足がもたついて転んでしまう。

気付くとAの横腹にエグイ傷を負っていた。

ゴ「貴様らが私に与えようとした傷だ。しかと噛み締めろ」

A「ちっ、洒落た芸をしやがって。ムカつく奴だな」

ゴ「私は神と同じ位に存在する者。貴様らでは到底勝つことはできん」

A「構わねえ!!」

Aが連続で斬撃を繰り出す。

全てゴドの体を捕えていているが全てすり抜けているだけ。

そして、ゴドの斬った場所と同じ所にAの体が斬られていた。

ゴドは全然動いた様子は見られない。

ゴ「どうした?。敵を手早く倒すなら、心臓と頭を狙うのが普通のはずだ」

A「うるせえ!!」

ゴドの挑発的態度に怒りを見せ始めている。

次第に剣の腕が荒れ始め、Aの傷が少しばかり荒くなる。

そして、Aは力尽きて倒れてしまった。

ゴ「これが力の差だ。私に刃物を向けた事を後悔するがよい」

ゴドが中指を曲げて親指で支える。

いわゆる、デコピンの構えである。


ピシッ


A「いてっ・・?」

至って普通のデコピンの痛さ。

しかし、それは束の間の休息にすぎなかった。

A「え・・あぐ・・うああ・ああああああああ」

すると、Aの首が次第に後ろにまがってゆく。

Aが意図的にやっている訳でもない。

むしろ、Aは活性の力で首を止めようとしているのだ。

ゴ「無駄だ。首は取れるまで傾き続ける。苦しみながら死ぬのだな」

A「ち・・やめ・・・・あがあああああああああ」

Aの首が次第に限界を越し、皮膚が裂け始めていた。

蓮「や・・やめろーーー!!」

蓮田が痛みに耐えながらもAの加勢に行く。

相変わらず弓で殴ろうと間違った使い方をしているが。

ゴ「私は子供だからと言って罪を軽くするほど甘くはない。貴様も同じ刑で死ね」

ゴドはAにやったのと同じように指を構える。

蓮田は無我夢中で突っ込んでいる為、何も意識してない。

蓮「わああああああああああ・・・うっ!?」

ゴ「?」

不自然に蓮田が倒れてしまった。

ゴ「先程の傷・・・いや・・・どうやら、本題が現れたようだな」

ゴドは新たな殺気にすぐに理解し、嘲笑っていた。

高「誰が本題だ、誰が?」

真打登場の瞬間である。

高雅は倒れかけた蓮田を抱えながら睨みつけていた。

実は、蓮田を気絶させたのも高雅自身である。

シ「ほらぁ、しっかりぃ、お兄ちゃんのお友達さぁん」

A「タオル一枚の幼女が支えてる!?。何と言う至福の時!!」

シリアはAの首を片手で元に戻していた。

ゴ「今さら何のようだ?。まさか、友達を助けに来たか?」

高「気に食わねえが、そのまさかだ。そちらさんの低脳の事情に巻き込む訳にはいかないからな」

ゴ「低脳?。私達は完璧な策略を立てておる」

高「ほー、関係の無い奴らを殺そうとして・・・・腐ってやがるんだよ!!!」

高雅の殺気が急激に跳ねあがった。

シ「ふわぁ、中々凄ぉい」

A「あ・・あれで中々?」

Aはかなりビビッているが、シリアはニコニコしていた。

高雅はセイクリッドの力を込め、殴りに掛かった。

ゴ「ふ・・・無駄なこと」

Aと同じように全く動こうとしない。

高雅はそれでも構わず思いっきり殴るかと思いきや、寸止めで攻撃を止めた。

高「俺がそんなくだらないお遊びに付き合うと思ったか?」

ゴ「何!?」

ゴドが初めて焦りを見せた。

高「シリア、あれを貸せ」

シ「はぁい」

シリアはそこら辺の木の枝でAの首を支え、高雅に駆け寄って槍を渡した。

ちなみに、木の枝はシリアの活性の力が宿って折れはしない。

A「ちょ!?、何その活性!?。強過ぎだろ!?」

Aがそんな事を言うも、高雅は全くの無視である。

高雅は槍をゴドに刺そうとする。

すると、今まで動こうとしなかったゴドが血相を変えて避けた。

高「ほらほら、どうしたどうした?」

高雅が連続で突きを繰り出す。

それを必死で避けるゴドの姿にAはハテナマークを浮かべていた。

A「何で!?。ただの槍だよな!?」

シ「ん~、違うよぉ」

A「はい?」

シ「あのねぇ、あのお偉いさんはねぇ、夢幻と変換を使ってたのぉ」

A「はぁ?」

シ「自分が傷ついた所を相手に変換して本物は夢幻を使って逃げてたのぉ」

A「それで?」

シ「あの槍はぁ、力を吸収しちゃうのぉ。だからぁ、刺さっちゃったらすぐに息絶えるのぉ」

A「マジすか!?」

シ「マジだよぉ」

シリアのおっとりとした説明にリアクションを隠せないAだった。

高「そう言う事だ、見習い手品師さん」

ゴ「ふん、私が一つしか能がないと思えるか?」

高「思わないからさっさと死ね!!」

高雅の鋭い一撃を避けたゴドは後ろに大きく飛躍して距離を取った。

高雅はすぐに接近して距離を縮めるも、ゴドはさらにさらにと後ろへ逃げ続けた。

ゴ(この程度だろう・・・)

ゴドはある程度距離を取リ終え、両手に白い光を収束し始めた。

ペガサスに当てた虚無の光である。

それも、全身全霊全力全開の力を溜めていた。

高「ほぉ、莫大な力を吸収させてパンクさせる気か」

ゴ「中々の洞察力だ。だが、分かったとて、どうすることもできん」

ゴドは白い光を高雅に向けて放った。

余程の力が入っているのか、光は巨大で避けようにも避けることはできない。

シ「お兄ちゃん、半分は私が食べるよ」

シリアが高雅の隣に現れ、すぐさま作戦を伝える。

高雅は何も返事を返さずに槍を光に突き刺した。

黒い電撃が辺りを破壊し、シリアは綿飴わたあめの様に千切っては食べ、千切っては食べていた。

本当に甘いのか、シリアの表情はとても満足げに食べていた。

高「ふっ、良く噛んでから飲み込めよ」

シ「はぁい♪。あむ・・・もぐもぐ・・・」

見てて微笑ましかったのか、高雅はつい、口に出してしまった。

光は二つの暴食によって呆気なく消えてしまった。

しかし、槍は吸いきれずに粉々に砕け散ってしまった。

シ「ごちそうさまでしたぁ♪」

ゴドは平然と立っている二人を見て、驚きを隠せなかった。

それが恐怖と変わり、次第に体が震え、動けなくなっていた。

ゴ「ば・・バカな。私の虚無を食い尽しただと!?」

高「テメー、セイクリッドではかなりのお偉いさんだよな?。だったら、今すぐにバカな作戦を止めさせろ」

ゴ「ふん、あくの命令になどに従うものか」

高「誰が悪だ!!。お前らの行動の方がよっぽど悪だ!!」

ゴ「貴様、どうやら自覚してないようだから教えてやるが、お前のセイクリッドはほぼ消えている」

高「何!?」

ゴ「貴様はあの少女と共にいる事で内なるルシフェルの力が増幅しておる。いずれ悪に染まり、この世を破滅させる」

高「そんなんだったら、俺を殺しに来いよ!!。これ以上関係の無い奴らを巻き込むな!!」

ゴ「一番楽な手を使って何が悪い?」

高「ッ!!、この野郎!!」

高雅の怒りは完全に頂点に達した。

高雅はルシフェルの力を込め、ゴドの顔面を思いっきり殴った。

先程の虚無でゴドは力尽き、何もできないのだ。

高「覚悟しろ!!。死にたいぐらい恐怖に染め上げてやる!!」

シ「お手伝いしまぁす」




この先、グロ注意。

でも、萌えもあったりして・・・?

無理になったら、一番下まで飛ばしてください。





高雅はゴドの腕を掴むと力いっぱい引き千切った。

さらに、ゴドが叫ぼうとした口に蹴りを入れ、何本もの歯を折る。

シリアは死なないようにゴドの生命力をかなり活性させていた。

さらに、片方の目を指で貫き、中をほじくり回した。

シ「よいしょっとぉ」

高雅が上半身を攻撃している間にシリアは足をもぎ取っていた。

もぎ取った腕や脚はもちろん、シリアの胃袋に収められている。

高「苦しいか?。そりゃ、苦しいだろうな。痛みの麻痺なんてさせないしな!!」

高雅は次に腹に手を刺し、内臓を潰し始めた。

胃、食道、肝臓、胆のう、すい臓、小腸、大腸と次々潰してゆく。

それでも死なないゴドは意識すら消すことも許されず、ただただ痛みを味わうだけだった。

A「おい!!、やり過ぎだ!!。いい加減に止めとけって!!」

見かねたAが高雅を止めに掛かった。

しかし、目の前にシリアが立ち塞ぎ、自分の身を包むタオルを掴んで紅潮した顔でいった。

シ「あたしぃ、お兄ちゃんの邪魔しなかったらぁ・・・好きなことさせてあげるぅ///」

A「・・・・・・・・ゴバァッ!?」

Aは吐血して瞬時の貧血で倒れた。

シ「ちょろいちょろぉい♪」

Aの邪魔を阻止したシリアは再び拷問の再開をした。

しかし、既にゴドの体はどこも傷付ける場所など残っていなかった。

それでも、ゴドの意識はしっかりとあり、高雅の目を見ていた。

高「死にたいか?。そろそろ俺も飽きてきたんだ。死なせてやるよ」

シ「ワクワクぅ」

高「・・・食わせんぞ」

シ「ガァン・・・・」

期待の目で見ていたシリアを一気にどん底に突き落とした。

高雅はルシフェルの力を最大に発揮し、そのプレッシャーで体丸ごと潰そうとした。

シリアは普通に立っていられ、Aはシリアの活性で潰れなくしてある。

ゴドの体が徐々に平たくなり、そして・・・


グジャァ!!


ただの肉片と化した。

高「あー、スッキリした」

シ「食べたかったぁ・・・」

高「はいはい、いい加減にそのカニバリズムを止めろ。普通の物を食え」

シ「じゃぁ、人間?」

高「お前の普通は人間かよ・・・」

改めて、高雅はシリアの食の違いに呆れ果てた。

シ「それじゃ、もう帰ろう?。血、いっぱい浴びちゃったからぁ、早く洗いたぁい」

高「じゃあ、繋げてくれ。後、Aと蓮田とログナを皆のもとに送ってくれ」

シ「はぁい。えっと・・・ここかなぁ?」

シリアはA達の足下に空間を開き、どこかへ送っていった。

その後、自分達の変える場所へと空間を繋げ、高雅達は消えて行った。








★オマケ★


飛ばした人用の説明。

ロ「あ・・ありのまま起こった事を話すぜ。突然、コウガっちが現れたかと思うと変な少女と一緒で敵を残酷に殺したんだ。俺っちは余りの事に震えて声すら出せなかった。何を言っているのか俺っちも分からねえが、あれは(略)」

以上です。

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