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合宿編 その4、真の契約

この話にはグロテスクな表現が入っています。

しかも、しょぼくしようとしましたがやっぱグロイです。

しょぼいのは大丈夫と思っていた方は少し覚悟してお読みください。

高雅は空に映る陰に向かって飛んでいた。

その影は、ホテルを迷宮に化した元凶だ。

高「見つけたぜ、迷宮野郎」

ラ「失礼わね、野郎じゃなくて女よ」

高「知るか」

女「それよりさ、私の願いはいつ叶えてくれるのよ?」

ラ「そうね、そこにいる物を殺せばいいわよ」

女「本当でしょうね?」

ラ「ええ、本当よ」

高「何やり取りしてんだ?。行くぞ」

高雅は敵に向かって急接近した。

高「アリア、まずは地面に叩き落とすぞ」

ア「わかった」

ラ「こっちも迎え撃つわよ」

女「はいはい」

敵も高雅に向かって接近し始めた。

高「真っ向勝負か。おもしれえ」

女「あなたに恨みはないけど死んでもらうから」

高「けっ、勝手な人間は制裁しないとな」

高雅は拳を後ろに下げた。

高「おらっ!!」

距離が無くなった瞬間をねらって高雅は拳を前に出した。

しかし、敵は軽く避ける。

女「ふふふ、男ってたんじゅn「と見せかけて、キャッチ」きゃ!?」

高雅は瞬時に振り向き、敵の翼を捕えていた。

さっきの拳は囮だったという訳。

高「バーロー。俺は単純な人生を送ってねえよ」

すると、高雅は敵の翼を持ったまま、急降下しだした。

いや、正確にはアリアを翼から剣に変えていた。

高「くらえ!!」


ズバッ!!


高雅は敵の片翼を斬り落とした。

ラ「ぎゃあああああああああ」

ラビリンスは痛みに絶叫した。

女「ちょっと、落ちるじゃない!!」

高「そりゃ、ドンマイ」

高雅は敵の言葉を適当に促し、アリアを再び翼に変えて敵が落下していくところを見ていた。

敵は砂煙を上げ、地面に落下した。

高「片翼の部位破壊完了」

ア「気をつけて。まだ戦えるみたいよ」

高「まじかよ。まだクエストクリアじゃないのかよ」

ア「さっきから何言ってるの?」

高「mhp2G」

ア「何それ!?」

高「帰ったら教えてやるよ。それより、やっと動き出したぜ」

すると、落ちた跡から紅蓮の炎が燃え上がっていた。

高「あれは何だ?」

ア「わからない。一体何なの?」


ビュンッ!!


高「いっつ・・・」

突如、高雅に向かって紅蓮の矢が飛んで来た。

高雅は直撃を避けたが、腕をかすってしまった。

高「あっぶねー」

ア「大丈夫!?。血が出てるよ」

高「かすっただけだ。相手は弓使いのようだ。なら、接近戦に持ち込むぞ」

ア「わかった」

高雅は敵に向かって急降下した。


ビュンビュンビュン・・・


次々に矢が放たれていく。

しかし、高雅は華麗にかわしていく。

高「いやっほー」

ア「コウガには緊張感がないの?。矢が飛んできてるんだよ」

高「当たる気がしねーよ。大体、弓使いでもまだ見習い過ぎる」

ア「へ!?」

高「矢がぶれ過ぎだ。軽く10センチは外してる。こんな弓使いはヘッポコだ」

ア「よくわかるね」

高「見たらわかるもんだ。そろそろ剣になれ。着地と同時に斬る」

ア「うん、わかった」

高雅は矢をかわし続け、遂に炎の目の前に着地した。

炎の中には人影がある。

高「その炎ごと斬ってやる」

高雅は剣を構えた。

高「これで、終わりだ!!」


ヒュンッ!!


高雅は人影を炎ごと斬ったが人を斬る感触がなかった。

高「何!?。どこに行きやがった!?」

高雅はあたりを探したがどこにも見当たらなかった。

高「まさか、危険を感じて逃げたか?。情けねーなー」

高雅は警戒を解いたその瞬間・・・

女「ひぎゃあああああああああ」

高・ア「!?」

突如聞こえた悲痛の叫び。

それはさっきの敵のものだ。

高「くそ、声が聞こえただけで場所が分からねえ」

ア「でも、今の声からして近くにいるはずよ」

高雅は再び探し始めた。しかし、どうしても見つからない。

高「・・・まさか、消えてたりするのか」

ア「え!?」

高「よく考えろ。こんなに探して見つからないなら消えている可能性はあるだろ」

ア「確かにそうだけど・・・」

女「やめてえええええええええ。お願い!!、願いなんてもういいから・・・い・・いやあああああああああああああああああああああああああ」

ただ単に不気味な叫び声だけが聞こえていた。

高「一体何なんだよ!?」

ラ「ただの契約よ」

高・ア「!?」

さっきまで姿を現さなかった敵が出てきた。

契約者の女子は顔を両手で隠して、ラビリンスは人間の姿だ。

高「契約?。紐を繋ぐことであんな悲鳴を上げるわけないだろ」

ラ「そんな契約ではないわ。まことの契約よ」

高・ア「真の契約!?」

高「・・・って、お前も知らねえのかよ」

ラ「あらあら、ラギュラバルともあろう方が知らないなんてね」

ア「うるさい!うるさい!!うるさい!!!」

高「それはお前みたいなキャラが言う言葉じゃない。んで、ラギュラバルって何?」

ア「人間で言う上の名前よ。それより、真の契約って何か教えてよ」

ラ「簡単よ。ある条件を満たした契約よ。それによって莫大な力を得られるわけ。条件はそれぞれ違うけれどね」

高「で、お前の条件は何だったんだ?。そこにいる女子は顔を隠しているが何か関係あるのか?」

女「っ!!、いや!!。来ないで見ないで近寄らないで!!」

女子はあくまで両手を離さない。

ラ「いい加減に手を離したらどう?。それじゃ、私を扱えないわよ」

女「うるさい!!。私はこんなの望んでないわよ!!」

ラ「嬢ちゃんの望みなんて知らないわよ。でも、もう充分だったわ」

ラビリンスは女子の手を取った。

ラ「最後に見せてあげなさい。あなたの顔を」

女「やめて、離して!!いやああああああ」

ラビリンスは女子の手を顔から除けた。その光景は・・・


両目が無くなっていた。


高「うわ、グロ・・・」

ア「ひどすぎる・・・」

ラ「仕方ないわよ。私の真の契約は両目を私に捧げる。美味しく頂いたわ、嬢ちゃんの目は」

そう言いながら、ラビリンスは口を手で拭いた。

高「どうやら、こいつは相当腐っているようだな」

ア「許さない。嫌がっても無理やり危険な契約を交わすなんて」

ラ「あなた達にもう負けはしないわ。それに、もう嬢ちゃんは要らないわ」


シュンッ!!


ラビリンスは女子の首を手で斬った。

飛んだ首は血を撒き散らしながら地面に落ちる。

ラ「もう、用はないものなんていつまであっても邪魔なだけよ」

ラビリンスの行動に高雅とアリアは激怒した。

高「てめー、命をもてあそびやがって!!。絶対ぶっ殺す!!」

ア「私も久しぶりに怒ったわ!!」

ラ「いいわ、第2回戦と行こうかしら。真の契約の力をとくとご覧になるといいわ」

高「へっ、契約者が死んでも、なお契約の力かよ」

ア「そんなツッコミはいいから、行くわよ」


高雅VSラビリンス、続く

この話で無理だった人はもう読まないことをお勧めします。

今まで読んでくださってありがとうございます。


大丈夫という方はこれからも楽しんでいってください。

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